私の20世紀
劇場公開日:2019年3月30日
解説
「心と体と」で2017年ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したハンガリーの鬼才イルディコー・エニェディ監督が1989年に手がけ、カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞した長編デビュー作。激動の20世紀の幕開けを背景に、生き別れた双子の数奇な運命を美しいモノクロ映像で描く。1880年、エジソンが発明した電球のお披露目に世界が沸き立つ中、ハンガリー・ブダペストに双子の姉妹が誕生する。リリ、ドーラと名付けられた双子は、孤児となり幼くして生き別れてしまう。1900年の大みそか、気弱な革命家となったリリと華麗な詐欺師となったドーラは、偶然にもオリエント急行に乗り合わせる。ブダペストで降りた双子は謎の男Zと出会うが、Zは双子を同一人物と思い込んで2人に恋をしてしまう。「鏡」「ノスタルジア」のオレーグ・ヤンコフスキーが謎の男Z、ポーランド出身の女優ドロタ・セグダが主人公の双子とその母の3役を演じる。日本では90年に劇場公開。19年3月、4Kレストア版でリバイバル上映。
1989年製作/102分/R15+/ハンガリー・西ドイツ合作
原題または英題:Az en XX. szazadom
配給:サンリス
劇場公開日:2019年3月30日
その他の公開日:1990年1月20日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- イルディコー・エニェディ
- 脚本
- イルディコー・エニェディ
- 製作
- ノルベルト・フリオドラオデル
- 撮影
- ティボォール・マテ
- 美術
- ゾルタン・ラバス
- 編集
- マリア・リゴ
- 音楽
- ラースロー・ビドツキー