ロッキー・ホラー・ショー
劇場公開日 1976年8月7日
解説
リチャード・オブライエン作の大ヒット舞台劇を映画化し、カルトムービーとして根強い人気を集めるホラーミュージカル。マッドサイエンティストの屋敷に迷い込んだ男女の運命を、往年のSF怪奇映画へのオマージュやロック音楽を散りばめながら描く。恩師に婚約を報告するため車を走らせる若いカップルのブラッドとジャネットは、嵐の中で道に迷ってしまう。謎の古城にたどり着いた2人は、電話を借りようと城内へ足を踏み入れるが、そこは人造人間の実験を行うフランクン・フルター博士の屋敷だった。2人は、奇妙な人々が繰り広げる狂乱の宴に巻き込まれていく。舞台版でフルター博士を演じたティム・カリーをはじめ、リチャード・オブライエン、パトリシア・クインら舞台版のキャストを多数起用。ジャネット役を務めたスーザン・サランドンの出世作となった。
1975年製作/99分/イギリス
原題:The Rocky Horror Picture Show
配給:20世紀フォックス映画
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2022年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
ミュージカルなので、話もわりと分かりやすく、コメディみを足して演出されているが、何せ出演者がほとんどずっと下着姿なので、視覚面での刺激が大変強く、目がチカチカした。なのに、終いにはなんとなく慣れてしまいw、エンディングで全員がガーターベルトつけているのを見て、丸くおさまったような気がしてしまった。
アクは相当強いけれども、独特な世界観が一興ありかな。舞台原作とのことだが、舞台の方が面白そう。
2020年12月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
クイーンのデビューアルバムは1973年リリース
本作の公開は1975年8月
クイーンの4枚目のアルバム「オペラ座の夜」は同年11月リリース
明らかにこだましあっている
フランクン・フルターのキャラは、一目でフレディだと分かる
だからクイーンファンならマストだろう
絶対に観るべきものだ
コルセットとガーターベルトでの下着姿のインパクトは、米国の女性ロックバンドのランナウエィズがそのそのまま継承した
最初のアルバムの発売は1976年1月だ
同じような出で立ちの女性ロッカーはもう一人いる
もちろんマドンナだ
最初のアルバムは1983年リリース
有名の「ライク・ア・ヴァージン」は1984年
コルセットこそが本作の核心だと思う
100年前、ココ・シャネルはコルセットから女性を解放したのだ
すべての抑圧からの解放
それが本作のテーマなのだと思う
だからそこ主人公はLGBTであり、ノーマルな権威をすべて破壊しようとするのだ
最後のヒッピー精神映画だったのも知れない
だからこそ長くカルト映画として君臨し続けたのだと思う
だが21世紀の若者にとって本作が、どのような価値を持ちえるのか?
歴史的な意義を一般教養として確かめる
それだけしかないのかもしれない
2020年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
75年の公開から未だにアンコール上映され続けている怪作。
今でいう応援上映や絶叫上映のはしりではないのでしょうか?
物語は正直あって無い様な、ノリで突っ走る作品。ただその勢いがものすごい。
ロックとホラーとホモセクシャルとSF、とにかくぶっ飛んでます。
一度見たら絶対に忘れることができないビジュアルのキャラクター達。
圧倒される派手な音楽と踊り。
色々と本当にすごいです。
また音楽は楽曲がどれも素晴らしく、サントラもお勧めですよ。
そしてエンドロールに訪れるあの寂しさ。
大きな祭りが終わった後の様な、なんとも言えない気持ちになるんですね。
何度でも観たくなる魅力がいっぱい詰まった作品です。
実に愛らしいカルトムービーですよ。
2019年10月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
混ぜちゃダメなものが若干混ざってる気もしますが…
深く考えず、ノリと勢いを楽しむ映画だと思います。
すべての映画レビューを見る(全17件)