ローラ殺人事件

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

「或る殺人」「黄金の腕」などのオットー・プレミンジャー監督が1944年に手がけた初監督作で、美女惨殺事件の意外な顛末を描いた名作ミステリー。コピーライターとして活躍する美女ローラ・ハントが、自宅で何者かに顔面を撃たれ殺害された。捜査に乗り出した刑事マクファーソンは、ローラの才能を見いだした有名エッセイストのライデッカーや、ローラの婚約者カーペンターら関係者への聞き込みを通し、彼女の交友関係や人物像について把握していくが、やがて思わぬ真実にたどり着く。「哀愁の湖」のジーン・ティアニーがローラを演じ、「我等の生涯の最良の年」のダナ・アンドリュース、「肉の蝋人形」のビンセント・プライスが共演。1945年・第17回アカデミー賞で撮影賞(白黒)を受賞した。

1944年製作/88分/アメリカ
原題または英題:Laura
劇場公開日:1947年7月8日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

3.5女性が主体性に目覚める(そして飼育系キモおぢから離れる)という話と...

2023年12月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

女性が主体性に目覚める(そして飼育系キモおぢから離れる)という話と思ったが、一般にはファム・ファタール物とされているのか。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ouosou

5.0ローラが死んだ週末を俺は決して忘れまい‼️

2023年10月25日
スマートフォンから投稿

泣ける

興奮

幸せ

この作品は40年代ハリウッドで全盛を極めたフィルムノワールの最高傑作の一本です‼️自宅で散弾銃で顔を撃たれた女性の死体が発見される。女性の名はローラ。捜査が進むが、実は殺された女性はローラではなかった。一体誰が殺され、誰が殺したのか⁉️回想形式を巧みに取り入れた物語展開が実にうまく、唇からタバコをぶらぶらさせたダナ・アンドリュース演じるタフな刑事が、殺されたローラの事件を捜査するうちに、彼女の面影に魅了されてしまう‼️フラッシュバックで映るうっとりした表情の美しさで魅力爆発のジーン・ティアニーのローラ‼️尊大な老紳士に扮するクリフトン・ウェッブも印象深い‼️そして耳にこびりついて離れないテーマ曲「ローラ」‼️ローラが実は生きていたという中盤のショッキングな展開から、強烈なクライマックスまで、オットー・プレミンジャー監督がデビュー作とは思えない素晴らしい演出で、フィルムノワールの歴史を切り開いてくれた大好きな映画です‼️

コメントする (0件)
共感した! 1件)
活動写真愛好家

5.0予定調和のような 美しい世界

2019年1月26日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
jarinkochie

4.5ハードボイルド

2011年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

面白かったです。思いがけず気に入って何度も観てしまいました。
1944年の公開、フィルム・ノアールの名作です。

ローラに魅入られ翻弄される上流階級の容疑者達、刑事さえも亡き彼女の影に惹かれていきます。
型通りと思ってたら思いがけない展開、見応えありました。

ジーン・ティアニー演じるローラがとにかく美しいです。主無き部屋には肖像画の白く美しい顔が浮かび、全編彼女の存在感に満ちています。
ダナ・アンドリュース演じる刑事は、まさにハードボイルドスタイル。照れ臭いくらいですが、これがかっこいい。

モノクロならではの美しさや表現も堪能しました。黒々した影が振り返る、ゾクッとしました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
グッドラック