ローマの休日のレビュー・感想・評価
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心の綺麗な人の綺麗な姿は本物だ‼️❓
キュートなオードリー
「ローマの休日」4Kレストア版
2023年 劇場公開を記念して再編集投稿
スクリーンで観られるのは嬉しいですね。
DVD、TV Versionと何度か鑑賞済
以下は、初レビュー投稿時のものです。
ウィリアム・ワイラー製作・監督
オードリー・ヘプバーン
グレゴリー・ペックが共演した
永遠のラブロマンス
『ローマの休日』の
オリジナル新・吹替版が
【金曜ロードショー】で放送されました。
映画は1954年公開なので
モノクロです。
表敬訪問中のアン王女(オードリー)が、
分刻みのハードスケジュールに
うんざりして、お城を抜け出し
偶然、出会った
新聞記者のジョー(グレゴリー)と
市内を散策。
美容院で髪を短くカットした
シーンもキュートです。
特に、スペイン広場で
ジェラートを食べるシーンは
ジェラートブームを呼び
誰もが真似をしたという(^^)
Vespaに二人乗りのワンシーンや
Bocca della Verità
真実の口のシーンも
イタリアの観光地として
人気になりましたね。
とにかく
正体を隠し(隠しきれてない)
ジョーと一緒に、多くの初めての事を
経験するアン王女。
(オードリー)の生き生きした
ピュアな笑顔がステキなのです。
ジョーは、途中まで
アン王女のスクープを書く為でしたが
無邪気な王女に恋心が芽ばえ
記事を諦めるところが良いですね。
ラストの記者会見場面では
王女としての責務を果たす
覚悟の表情とセリフが
印象的でした。
何度見ても素晴らしい名作です。
白黒なのにこんなに面白く感じるのは初めてです。
まさかのTV地上波での鑑賞。 新吹き替え版での放送とのことで、今回...
まさかのTV地上波での鑑賞。
新吹き替え版での放送とのことで、今回が完全初見のため、個人的にはさほど不自然感もなく観れた。
ストーリーは一国の王女が来訪の過密スケジュールから逃げ出した先で、新聞記者の男性と出逢い一日だけの恋に落ちるというディズニーのようなストーリー。
とにかく主演のオードリー・ヘップバーンの可愛らしさが際立つ。特にロングヘアをバッサリカットし、ショートカットになった場面はめちゃくちゃに可愛いかった。
また男性側は完全なる打算だったものが徐々に彼女に惹かれ、車の中で別れるシーンは台詞の素敵さも相まってオシャレなお別れだった。
最後も、執務が嫌で逃げ出した少女はもうどこにも無く、王女としての覚悟を決めた彼女と、新聞記者である男性が本当の正体を晒して対面するシーンは切なくもあり、とても良いENDだった。
オードリーにつきる!
「オードリーヘプバーンといえば。」
オードリー・ヘプバーンの永遠の名作
ヘップバーンの愛らしさは勿論だが、グレゴリー・ペックの名演技が光る
忘れられない一日
何度見ても好きな映画
世界が、好奇心で満ち溢れていたあの頃。
初めての〇〇がいっぱい。
初めての冒険、
初めてのボッチ…初めての”(いたずら)仲間”。
初めての、淡い、恋?憧れ?
でも、その裏で陰謀うごめき…。
そして、心地いい、切ない終わり方。
切なさが、想いを宝石にして、”信頼”という布で磨かれて包み込まれる。永遠に、大切に…。
そんな物語が、
品のある立ち振る舞い、きれいな言葉によるやり取り、清潔感あふれる豪華すぎないファッション。
当時は最新だったのかな?バイクと言い、車と言い、カメラと言い、今ではアンティークな物。インテリア・エクステリア。
そして憧れの観光地・ローマで繰り広げられる。
鑑賞する度に、はまるポイントが変わる。
ただひたすらに、王女による小さな冒険に胸ときめかせた子ども時代。
あんな恋に憧れて、旅に出ては似たようなシチュエーションを期待した若かったころ。
いろいろな経験を積んで、心に残った「人生、ままならないものだ」という言葉。王女の変わっていく顔つき。ジョーの切ない、でも清々しい表情。児童文学の名著カニグズバーグ氏作『クローディアの秘密』にも似た感銘。
そして今、何度目かの鑑賞では第三の人:アーヴィングにやられた。持つべきものは、ウィット・ウェットのわかる友達…。温かいものが広がっていく…。
Wikiによると、最初は、キャプラ監督で、エリザベス・テイラーさんとケリー・グラント氏で制作される予定だったという。
キャプラ監督。この映画の原型ともいわれる『或る夜の出来事(1934年)』の監督。家出したお嬢様と、それをスクープしようとした新聞記者の話。一難去ってまた一難。二人の心模様の変化、すれ違いが面白かった。もし、こちらの映画もキャプラ監督が撮っていたとしたら、どうなったのだろう。
DVD特典によると、あえて、カラーじゃなく、白黒で撮ったそうな。
その意図は忘れたけれど、白黒画面によってその品格が際立ち、”夢物語”であることを印象づけてくれる。(妙に生々しくない)
役者もすごい。
オードリーさんのすばらしさは、誰もが異存のないところ。
グレゴリー氏もすばらしい。コメディタッチでも下品にならない格好良さ。プラス、懐の深さ。オードリーさんをエスコートしているような立ち位置に徹しつつ、そこに彼がいないと絵にならない。そして、全くの無名の女優オードリーさんの魅力が最大限に表現できるように、演技・演出を監督と工夫するだけでなく、その実力を認めて、自分と同じようにクレジットされるように取り計らう懐の深さ。
この二人にエディ氏。この方の善人ぶりが、二人をさらに輝かせる。
監督もすごい。
完璧主義者と聞く。スペイン広場の時計映像に残るように、各シーン、取り直しの鬼なのに、全編を通して、”やらせ”のような舞台じみた個所はないどころか、一発撮りしたかのようなオードリーさんのフレッシュな魅力にあふれている。そんな演出に応える役者やスタッフもすごいのだけれど。
そして、脚本。
籠の中から飛び出して、真の心の自由を手に入れる物語。しかも洒脱なやりとり・展開にあふれている。
幾重にも鑑賞できる不朽の名作。
年月を経ても色あせない古典だけが持つ味わい。
こんな素敵な映画を作ってくれて、保存してくれて、修復してくれて、ありがとう。
大人も子どもも心が躍るおとぎ話。
永遠の名作です。
娘に推薦した映画
1953年の作品なんだねえ。何度か見ているけど、いつも感動するところは同じ。それに、シンプルな自然で綺麗なシーンが多くて、映画をゆっくりしみじみと鑑賞できる。スピードも
速くなく、ましてや、汚い言葉を使っていないから言語の響きがよく安心して観られる。それに、面白おかしく何度みても気持ちよく笑える映画。こんな映画、好きだなあ。
この映画でグレゴリーペックの名前が最初に紹介され、次はオードリーヘップバーンで、この映画は全てがイタリアで撮影されたと最初にでる。この映画は私にとってジョー ブラッドリー(グレコリーペック)が主役で、彼の心に中が、欲から善に変わっていくところが好きで、そのなかで、彼女を好きになって、自分について真実を言いたくなり、金銭をもうける機会はどうでもよくなっていくところがいい。
この映画でジョーの心の動きを追うのが好き。最初はアニャのことを信じてなかったから、二度もポケットの中の自分のお金を確かめている。その後、アニャ(アン王妃)とジョーの間には、お互い好きになる前に、すでに信頼関係が成り立っていたと思う。「真実の口」で手を失うと言う真似をした(嘘)ジョーにアニャはいたわりの言葉をかけている。その後、ジョーが何を祈ったのか聞いた時『チャンスはちょっとしかない』とアニャは答えたが、二人は近づいていることがわかる。それに、アニャが一言『completely unselfish 』とボートの上でダンスをしながら言う。ジョー、米国の新聞記者(Ammerican News Service)は目を伏せる。これをネタに大儲けを企んでいるというやましいことをしているからアナの顔を直接見られず、バーの方へ行こうとはぐらかしたようだ。でも、ジョーの顔つきが一瞬止まったことを私は見逃さなかった。それでも、彼は目的を果たすために、散髪屋の名前をメモに書き込んでいる。
その後、金儲けにアニャを利用しようとしている行為が徐々に愛に変わっていく。
ジョーはこれをスクープにすることに、躊躇感を抱きはじめていて、アニャを好きになっていくことに戸惑いを覚えていくのが伺える。ボートの上でダンンスを終え、警察の目を逃れ川に飛び込み、岸まで泳ぎ、二人がキスをするシーンがあるが、そこで、ジョーは自分の行為にうかつだったというように『I......』。。I guess,,,アービンの車のところに、。。と言って、自分がアニャを好きになってしまって困ったような言い方をしている。最高のシーンだ。
最後のプレスが集まって、アン王妃にインタビューをするシーンがある。カメラマン、アービンがアン王女の写真をライターで撮る時、アンが気づく。でもジョーブラドリーは微笑む。アンがプレスと個人個人に会いたいという時アービンはローマで撮った写真を渡す。
ここで、三人の信頼が保障される。思い出の写真を抱えていくアン王妃、ジョーの気持ちをそっとしてあげて立ち去るカメラマンアービン。もう一度、アンに会えるかもしれないと振り返るジョーブラッドリー。
1953 年の映画だからね? なにか『二人が結ばれたらいいなあ』と、自分で勝手に想像するする。
蛇足:私は以前この映画を娘に見るように勧めたらしい。先日娘がそういった。『ママは細かいところまでみているねえ』と。
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