ローマの休日のレビュー・感想・評価
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責任の自覚と自立
何度観ても楽しめるし、自分の人生経験によって、この映画の見方が変わるところが面白い。
今回は、これは一人の少女が自立した大人になる話なのだと思った。
一日の出奔の末、大使館に戻ったアン王女は「自分の立場や責任を知っているからこそ、いまここに戻ってきたのだ。」ということを世話係や大使たちに述べる。
これは、王女の自らが大人になったという宣言である。
例え市井の人々であっても、「人生はままならないもの。」であることを、新聞記者との邂逅で知る王女は、自らの生きるべき道を見つける。
それは、周囲のお膳立てに嫌気がさして、不平不満を抱え込んでいたときの彼女ではもはやない。自分の運命を受け入れて、その人生をいかに自分らしく生き抜くかという覚悟を決めた姿である。
翻って、図らずも王女に恋をしてしまった新聞記者は、この叶わぬ恋への未練を引き摺る。彼にできることは、恋慕の情を、終生変わらぬ友情へと変えて、王女の気高さに応えることだけなのだ。
この二人の心情の距離と、それを繋ぐ友情の固さを感じたとき、ラストの記者会見のシークエンスは涙なくしては観ることができない。
オードリー・ヘップバーンが妖精のように可憐であることだけが、この映画の価値ではない。少女が大人の女性になることを真摯に描こうとするシナリオと、それを端的なショットで伝える映像もまた素晴らしい。ヘップバーンに見惚れてばかりいてはもったいない。
意外とコメディ映画でびっくり!
10数年ぶりに再鑑賞。もっとラブストーリーなイメージだったけど、あれ、意外にもコメディ要素が強くて笑えます!オードリーヘップバーンがむっちゃ可愛いです!デートのシーンが大好き。幾つになっても楽しめる映画ですね♪
こんな映画だったとは!
タイトルやスペイン階段、真実の口などがこちらの映画で有名になった?のは知っていましたが、初めてちゃんと見てきゅんと、なってしまった映画です。
俳優さんとオードリーヘプバーンさんが画になりすぎ、とっても素敵でした!
これがローマの休日か!
名シーンと言われるところはテレビで見て知っていたので、それが全て出てきて感動しました。
そして、オードリー・ヘプバーンが美人すぎて本当に驚きました(笑)
最後、周りに分からないように確かめ合うシーンが素敵ですね。あの写真を支えに王女はのちの日々を過ごしたのでしょうね…
ロマンチックな映画だ。
やはり多くの人に見られる理由がある映画だなと思いました。
すごく世界観というのを大事にしているなぁと思ったし、その世界観に最初から最後まで引き込まれて観ることができました。
映像が白黒なので、本当にロマンチックな夢の中を映像化したものを見ているような感覚になりました。
まず王女との1日だけの切ない恋というその設定からしてなんとも言えないくらい夢があるなと思いながら観ていました。
あとオードリー・ヘップバーン確かにきれいでした。
8年ぶりに再鑑賞、より面白さを感じた
(2023/7/28)
数年ぶりに観る。
一度観た映画をもう一度見るよりも、新しい映画を見ることを求める時期を経て、
同じ映画を何回も見返す、ということの良さにも気づく時期がある。
最近は、そっちの方が、いろいろと受け取るものが多いように思う。
あと、人間の記憶力ってほんと曖昧なんだとその都度思わされる。
初見かのような感じ方をすることが多いから。
ローマの街並み
ローマを訪れる前と後では、また感じ方も全然違って
楽しかった
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(2015/11/5)
ラストの終わり方が何とも腹八分目!
このあと2人のストーリーがまだ展開していくと思ってたのに、記者会見で挨拶して終わりだなんて!
まあ、それが、美しいのかな!?全部見せないのが美しいのかな!?まだ欲しい!ってなるのかな!
オードリー・ヘップバーンは綺麗だね〜〜
ほんと華奢で可愛らしい。
アパートに着いて眠りながら階段で手を引いてもらうシーンは笑った。
ちょいちょいそーゆーコメディー要素があって面白かった。
何度観ても褪せることなかに胸がときめく最高にファンタスティックでロ...
何度観ても褪せることなかに胸がときめく最高にファンタスティックでロマンチックな映画。
ローマにもオードリーにも魅了されます。
もちろんグレゴリーも素敵です!
ヘップバーンキレイすぎ
良かった!俺ももしローマ行ったらスペイン広場でジェラート食べたい。真実の口もやりたい!
そして何と言ってもオードリーヘップバーンがキレイ!ファッションもめっちゃかわいいし完璧やな。
字幕で観たけどところどころ字幕出ないのが気になりました。
Step Outは、次の飛躍の基盤となる
「MOVIXさいたま」では、「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」という名で、
昔の洋画を1000円で、週替わりで年50本を再上映しています。
本日は、1953年制作オードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペッグの
「ローマの休日」を観てきました。
(なんと老若男女で満員御礼でした)
1953年米国アカデミーでは、
オードリー・ヘップバーンは最優秀主演女優賞を受賞しています。
(無名の新人は、一躍有名となりました)
日本での公開は、翌1954年です。
私は、1957年生まれですから、中学生の時に、母親と一緒に観たのは、
再上映だったんです。。。
有名な「真実の口」のシーンは、グレゴリー・ペッグのアドリブでしたので、
あの驚きは、ヘップバーンの素だったのです。
大学4年の初めに、「主席卒業」がほぼ確実と判明した時、
母親がお祝いにと"Vespa"を買ってくれました。よく乗り回したものでした。
何回も何回も観れば観るほど、多くの場面で涙がこぼれてしまいます。。。
素晴らしい映画です。。。
最後に記者達に挨拶するアン女王は、「おとな」に成長していました。
たった一日でも、多くの事を学び、そして苦しんだから。。。
「人間は、時にstep outしてしまいますが、それは次の飛躍の基礎となる」
こんな事を、今日観に来た若い人達に感じてもらいたいと思いました。
河合
[PS]私の中でのベスト3は、
1. Mary Poppins (1964)
2. The Sound of Music (1965)
3. Roman Holiday (1953)
です。
ラブロマンスの本瑞
アミュー厚木で6/21に見ました。大スクリーンで見ることができて、改めて本当に素晴らしい作品であることを実感しました。オードリー・ヘップバーンは綺麗だし、グレゴリー・ペックもかっこ良かったです。色褪せない良い映画でした。
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