リトアニアへの旅の追憶

劇場公開日:

リトアニアへの旅の追憶

解説

映画作家、詩人、映画批評家などの顔を持ち、実験的映画の数々で知られる米インディペンデント映画界のジョナス・メカス監督が、ナチスに追われてアメリカに亡命した後、27年ぶりとなった故郷リトアニア再訪が実現するまでとなる1950~72年の間に撮影したドキュメンタリーフィルム。渡米してまだ言葉も分からない数年間の間に16mmカメラで撮られたフィルム群のほか、71年にリトアニアを訪れ母親や兄弟、友人たちと再会した様子、またメカス監督が一時収容されていた強制収容所のあったエストニアのエルンストホルンへ訪問した際の様子などが収められている。日本では1996年に35mmブローアップ版で劇場初公開。2014年12月リバイバル。

1972年製作/87分/アメリカ
原題または英題:Reminiscences of a Journey to Lithuania
配給:ダゲレオ出版
劇場公開日:2014年12月13日

その他の公開日:1996年8月30日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

4.0柔らかい画面。

2024年8月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

やっと字幕付きで観られた! 多幸感のある、陽だまりのような柔らかな映像、イメージの断片を繋げたような、唐突で切れ切れの編集、底なしのユーモア、これぞTheメカス節。 私は凄く好きでした♡ 日本語字幕なしで良いなら、メカスの作品はYouTubeで観られます。

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胃袋

3.0ちょっと過大評価されすぎな気が…

2022年12月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

勝手にレストア版かと思って行ったら、字幕のインポーズまで元のまんまだった。 内容的には、たっぷりとした郷愁感や、全体的に漂う故郷を追われた男の孤独感、こういった情感が自然とフィルムに定着していて、確かに時を超えて、未だに不朽の名作なのかもしれない。 しかし、やや過大評価されすぎな気もする。 やはり、観てるコチラが日本に生まれ育って、ナチスの迫害の現実感や、その残虐性の歴史、そして難民としての悲哀も、欧米人と比較すると、あまりにも現実離れしたイメージとして、受け止めている所為もあるかとは思うが… あと、やっぱりヴィトゲンシュタインの自宅は、もっと隅々まで見たかったな。

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osmt

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