シュワルツェネッガー ラスト・アクション・ヒーロー

劇場公開日:

解説

映画好きな少年が、スクリーンの中のアクション・ヒーローと共に大冒険を繰り広げるファンタジー・アクション。監督・製作は「ザ・スタンド」のジョン・マクティアナン、共同製作は「ファイティング・キッズ」のスティーヴ・ロス、エクゼクティブ・プロデューサーは本作の主演でもある「キンダガートン・コップ」のアーノルド・シュワルツェネッガー。ザック・ペンとアダム・レフの原案をもとに、「ラスト・ボーイスカウト」のシェーン・ブラックと、デイヴィッド・アーノットが共同で脚本を執筆。撮影は「パワー・オブ・ワン」のディーン・セムラー、音楽は「リーサル・ウェポン3」のマイケル・ケイメンが担当。他の出演は、「バーチャル・ウォーズ」のオースティン・オブライエン、「エイリアン3」のチャールズ・ダンス、「ローデッド・ウェポン1」のF・マーリー・エイブラハム、「モブスターズ 青春の群像」のアンソニー・クイン、「フィッシャー・キング」のマーセデス・ルール、「炎の少女チャーリー」のアート・カーニーなど。他にティナ・ターナー、ロバート・パトリック、シャロン・ストーン、ハマー、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、チェヴィ・チェイス他がカメオ出演している。

1993年製作/アメリカ
原題または英題:Last Action Hero
配給:コロンビア映画
劇場公開日:1993年8月21日

ストーリー

ニューヨークのタイムズ・スクエアにある映画館パンドラ。そのうらぶれた二番館に入りびたっているアクション映画ファンの少年ダニー(オースティン・オブライエン)は、今日もロサンゼルス市警のスーパー・コップ、ジャック・スレイター(アーノルド・シュワルツェネッガー)が活躍するシリーズもの「ジャック・スレイター」に夢中。ウェイトレスの母アイリーン(マーセデス・ルール)と2人暮しの孤独な少年が信じられるのは、映画の中の夢の世界だけだった。ある日ダニーは、映写技師のニック(ロバート・プロスキー)の手伝いで、次回上映作「ジャック・スレイター」のフィルム・チェックに立ち会えることになった。ニックは、ダニーに一枚の光り輝くチケットを与えた。それは別世界へのパスポートだという。ひとり映画館の座席に身を沈めたダニーの前で映画は始まった。南カリフォルニアのギャングの大ボス、ヴィヴァルディの邸宅。そこでジャック・スレイターの又従弟フランク(アート・カーニー)が痛めつけられている。彼の前に組織の殺し屋ベネディクト(チャールズ・ダンス)が不気味な姿を現した。スレイターが現れた時、フランクは虫の息の下から組織の動きを伝えてこと切れた。怒りのスレイターは逃げる殺し屋たちを追撃する。その時、ダニーの魔法のチケットが輝き、ダニーはスクリーンの中の世界に呑みこまれた。突然現れた見知らぬ少年に目を丸くするスレイター。ダニーは凄場面の連続に大喜びする。前後の展開をよく知っているダニーを不思議がるスレイターと上司のデッカー警部補(フランク・マクレー)。デッカーはスレイターに、ダニーと一日パートナーを組むよう命じた。ダニーはスレイターをヴィヴァルディの屋敷へ案内した。出てきたベネディクトと火花を散らす。ヴィヴァルディはベネディクトにスレイターの抹殺を命じた。その頃スレイターはダニーを連れて別れた妻の家へ。そこへ、ベネディクトたちが侵入してきた。ダニーはチケットが入った財布をベネティクトに巻き上げられ、相変わらず大暴れしてしまったスレイターはデッカーに警察バッジを取り上げられてしまう。しかし、ダニーからヴィヴァルディ一味の大虐殺計画の予兆を伝えられたスレイターは超人的な活躍で粉砕。ベネディクトは、ヴィヴァルディを射殺すると、魔法のチケットの力で現実の世界へ逃げこんでしまう。ダニーとスレイターもそれを追うが、ベネティクトは映画の世界から、スレイターの子供を殺したザ・リッパー(トミー・ヌーナン)を連れ出し、スレイターを演じる現実のスター、シュワルツェネッガーを殺してしまおうと、スレイター・シリーズ最新作のブレミア会場へと向かった。ダニーとスレイターも駆けつけ、2人を倒すが、スレイターはベネディクトに撃たれ重傷を負う。ダニーはパンドラの受付に残っていた魔法のチケットの半券を使い、スレイターを映画の世界の中に戻した。そしてスクリーンの中では、スーパー・コップ、ジャック・スレイターの物語は続いていくのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0シュワちゃんにピッタリ

2023年2月24日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

興奮

大昔に映画館で鑑賞。
シュワちゃん好きなのでウキウキと観に行きました。思ったより面白くて、題名の通り、アクション満載でコメディ?パロディ?盛りで楽しめました。
ハードロック系の音楽もノリノリです。HR好きな人は是非!

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共感した! 2件)
ホビット

3.0映画の当たり前と現実とのギャップが面白い

2024年10月13日
PCから投稿

楽しい

 映画の当たり前と現実とのギャップが面白かった。派手なアクション、ピンチは運良く乗り切る、無傷で死なない、最後に正義が勝つ。映画内では最強のシュワちゃんが、現実世界では弱くなっちゃう。少しのアクションで肩脱臼したり、撃たれて血を出して瀕死になったり人間らしくなる。そう考えるとアクション映画のヒーローって無敵すぎるよね笑
 子供のダニー(オースティン・オブライエン)が「現実ではこんな事ありえないよ」ってちょくちょく言うんだけど、そのダニーが割と強くて大活躍で笑った。「お前のその動きもありえねぇよ!笑」って何度突っ込んだことか。

 殺し屋ベネディクト役のチャールズ・ダンスが色気があってカッコ良かった。ああいう真摯なイケオジの悪役好きだなぁ。白スーツと拳銃めっちゃ似合ってた。
 ベネディクトが現実世界で銃ぶっ放しても周りの人が無関心。このシーンは現実世界の冷たさを痛感した。現実世界なんて他人に興味ない人間がほとんどだもんね。悪役よりも他人に無関心な人間の方が悪人なのかもしれない。

 悪役の気持ちになったら現実世界で反乱起こしたい気持ち分かるなー。毎回ヒーローに負けて良い気分なんかしないはず。悪役に感情移入できる映画は少ないから新鮮だ。
 「現実では悪が勝つ」ベネディクトがそう言ったように、もし映画の悪役たちが現実世界に現れたら、ご都合主義が無効化されてワンチャン天下取れそう。みんなは悪役呼べるとしたら誰を召喚したい?

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かちかち映画速報

4.0意外とイイ!

2024年1月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ダビ

4.0見た

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

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