ライアー

劇場公開日:

解説

殺人事件の容疑者とふたりの捜査官の駆け引きを凝った構成で描いた異色のサスペンス。監督・脚本は双子の兄弟のジョナス・ペイトとジョシュ・ペイトで、『共犯者』(ビデオのみ)に続く彼らの監督第2作にあたる。製作のピーター・グラッツァー、美術のジョン・D・クレッチマーは『共犯者』に続く参加。製作総指揮は「ザ・ウィナー」のマーク・デイモン(出演も)。撮影は「ジョーズ」「アナコンダ」の名手ビル・バトラー。音楽は「草の上の月」のハリー・グレグッソン=ウィリアムス。出演は「グリッドロック」のティム・ロス、「フューネラル」のクリス・ペン、「ヘンリー」のマイケル・ルーカー、「ザ・エージェント」「草の上の月」のレネー・ゼルウィガー、「クラッシュ」のロザンナ・アークェット、「この森で、天使はバスを降りた」のエレン・バースティンほか。

1997年製作/102分/アメリカ
原題:Liar
配給:アスミック

ストーリー

富豪の子息ウェイランド(ティム・ロス)は、ブラクストン(クリス・ペン)とケネソウ(マイケル・ルーカー)のふたりの捜査官に、エリザベス・ロフタス(レネー・ゼルウィガー)という娼婦が胴体を切断されるという惨殺死体で発見された事件の容疑者として尋問を受ける。ポリグラフ=嘘発見器を使い、尋問を続ける捜査官ふたりだが、名門大学の心理学科を首席で卒業した切れ者のウェイランドはなかなか口を割らず、逆に捜査官ふたりの秘密を暴き立てて翻弄する。ブラクストンは街の裏社会の女ボス、ムック(エレン・バースティン)に多額の借金を負い、ケネソウは浮気な美人妻(ロザンナ・アークェット)への嫉妬に狂っていた。しまいにウェイランドは持病のTLT=側頭葉てんかんの発作を起こしてケネソウを殴り倒した。その2日後、尋問に再び現れたウェイランドは真実を語ると言って、1本のビデオテープを見せる。それにはケネソウがエリザベスに暴力を働く場面が映っていた。ウェイランドはケネソウをポリグラフにかけて追い詰めるが、ケネソウは逆襲。ウェイランドはついに、なじみだったエリザベスの死体を発見して、自分が犯人にされるのを恐れるあまり、彼女の死体を切断して捨てるという偽装工作に出たのだと告白した。その直後、ウェイランドは発作で倒れて病院へ運ばれた。救急隊員のひとりは、ウェイランドがムックのところで昏睡状態に陥る危険があるという怪しげな薬を手に入れた時、同席していた黒人男だった。同じくムックの手下である葬儀屋は彼の父親(マーク・デイモン)に死を告げる。だが、その1年後、ウェイランドは夜の街角で女に声をかけていた……。

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スタッフ・キャスト

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オソレゾーン

映画レビュー

3.015年前の感想

2022年4月18日
PCから投稿

心理戦のサスペンスは好きなんですけど、これは難しかった。
結局あの女を殺したのは誰?って感じで
オチがわからないまま映画が終わってしまった。
自分の理解力の無さを思いしらされた作品だった。
機会があればもう一度見たい。

警官は嘘発見器を使いたくさんの事件を解決し、
かたや容疑者はIQ値数が高く、心理学専攻していた。
どちらが正しいのか、どちらが本当のことを言っているのか、
グイグイ引き付けられる流れになっているところがいい。

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to

2.0IQ152の犯人??

2021年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

4.5漠然と,フッとパッケージを見て、何気無く観たが…

2020年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

難しい

全く何も知らずに,主旨&キャスティングに惹かれて鑑賞して観たら…
コレまた面白いじゃんかよぉ〜   あまり主演作品は詳しくは知らんが,何を隠そうにも今や色々と調べられる様になっちゃってる中、やるじゃん❗️ティム・ロス。おっと,ショーン・ペンの弟さんらしいねぇ〜クリス・ペンって&芸能一家のようだねぇ…
更にレニー・ゼルウィガーは,ジュディ・ガーランドを演じてる,チョー格好えぇ人じゃんか
い❗️ 凄〜いキャスティングだったんダァ❗️は,置いといて、 主旨は非常に分かりやすいが,其れを如何にして演じてる処に,映画館で演っている時、あれば必ず駆け付けるだろう‼️作品だった事は、声を大にして伝えたい感じ…((((;゚Д゚)))))))

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サクちゃん

3.0正解がわからない

2014年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

なんと言うか、見事に嘘をつかれたのか、どこにどう驚いていいのかイマイチよくわからなかった。
ネタバレを見ても、マイナー?な分レビューは少なく、納得できるものも無かった。

『海上のピアニスト』の方だったのですね〜無言の演技が上手い!

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チヌテ
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