夜明けのスローボート

劇場公開日:

解説

1949年のニューヨーク、チャイナタウンを舞台に、そこに生きる中国人家族の夢と希望を描くヒューマン・ドラマ。製作はトム・スタンバーグ、監督は「スラムダンス」のウェイン・ワン、脚本はルイス・チューの原作を基にジュディス・ラスコー、撮影はアミール・モクリ、音楽はマーク・アドラーが担当。出演はコラ・ミャオ、ラッセル・ウォンほか。

1989年製作/アメリカ
原題または英題:Eat a Bowl of Tea
配給:CFD
劇場公開日:1990年10月13日

ストーリー

移民法が廃止され、中国系移民でもアメリカで家庭を持てるようになった1949年ニューヨークのチャイナタウン。ワー・ゲイ(ヴィクター・ウォン)は息子で元軍人のベン・ロイ(ラッセル・ウォン)を、自分の友人のリー・ゴン(ラウ・シウ・ミン)の娘メイ・オイ(コラ・ミャオ)と結婚させるべく中国に迎えに行かせる。アメリカに戻った新婚カップルは中国人ファミリーに歓迎され、ベンはレストランの経営をまかされるが、思うようにいかず、また早く子供を作れという周りの重圧に耐えかねて不能に陥ってしまう。夫の気持を疑うようになってメイ・オイはプレイボーイのアー・ソン(エリック・サン・チー・ワイ)と浮気を重ねるようになるが、それがいつか噂の種となる。ベンは妻と別居し、こりずにメイ・オイに言い寄るアー・ソンの耳を怒り狂って切り取ったワー・ゲイはハバナヘ逃亡してしまう。リー・ゴンもシカゴヘ移住、一族は離ればなれになってしまうが、いつしか時も過ぎ和解してサンフランシスコで新しい生活を始め、子供をもうけたベンとメイ・オイの2人のもとを訪ねるワー・ゲイとリー・ゴンの姿があった。

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