夕陽のガンマンのレビュー・感想・評価
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きっかけはモリコーネ、持続はイーストウッド❣️
男のドラマだなぁと思った。
女性3人しか出て来ない。
なんでも弾丸で解決する。
りんごの🍎実を落としたり、電線を切ったり、
帽子を撃って?????対決?
弾の使いまくりもったいないと思わないのか。
人の命を軽く考えていた時代。
すぐに殺す。
善悪よりも射撃の腕で生死が決まった時代。
賞金稼ぎという仕事、
現代ならどういう位置づけか⁉️
リー•バン•グリーフ、本作では
イーストウッドと手を組んで
妹思いの兄の復讐劇。
お揃いの懐中時計に忍ばせる美人妹の写真。
敵役もなかなか賢くて一筋縄ではいかない。
騙し騙されての
出来過ぎの展開もあったが、
モリコーネの音楽を堪能して
哀愁漂う作品に酔いしれた。
口笛吹いている人、唇痺れないかな、
と心配するが。
西部劇というと木造っぽい建物もあったが、
白壁の四角い家もありメキシコに近いからか。
町から町の間砂漠ばかり
歩いてだと命の危険を感じる。
あれで方角とかよくわかるものだ。
いかつい髭面のオッさんばかりの中で
最後まで観られたのは、
クリントイーストウッドのイケメンさの
おかげか。
あんなにカッコいいとは知らなかった。
西部劇というだけで敬遠して来たが、
『モリコーネ』で本作のことを知り、
あの音楽を全編聴きたくなった。
ストーリーも良くて、
以前ザ•シネマで何回も放送されていた時に
観ておけば良かったと思う。
割り込みオルゴール
凶悪なインディオを討つ為に二人の賞金稼ぎが
手を汲む。ジャン・マリア・ヴァロンケは又悪役。顔付きもギラギラ感も半端ない。
クリント・イーストウッド、リーヴァンクリーフ
は格好いい。
キメ絵画像は本当に綺麗。
青い空をバックに対決シーン。夜の帽子煽り討ち。割り込みオルゴール。ガンベルトを丸ごと渡す男前なシーン。
ガンマン仁義があるんだね。
所々のセリフも痺れる。
笑いのシーンは誇張し過ぎて少し怖かった。
モリコーネの音楽は最高。映画館で感じたい音。
一作目より工夫されていたが、前作より少し
劣る感じがした。そう思うと黒澤明監督の用心棒が素晴らしく緻密に作成されているのを改めて感じる。
続夕陽のガンマン 地獄の決斗も観てみたい。
ドンパチして悪者退治して終わりと思ったらイロイロあって早打ち対決もあって面白かった。2Kなのがかえって良かったと思う。
エルパソ銀行で待ち伏せしてドンパチして終わりかと思ったら、悪者エル・インディオ(ジャン・マリア・ボロンテ)の方が1枚も2枚も上手。
ホントはこの時点で一旦勝負はついてて、その後モンコとモーティマー大佐がインディオに捕まった時点で勝負有り。悪者インディオの完勝なのだが、そこは目をつむって2人は殺されずに話は進む。
モンコ(イーストウッド)とモーティマー大佐(リー・ヴァン・クリーフ)がカッコよくて強いのは当たり前だとして、物語が倍増して面白くなったのは、賢さで2人の上を行く悪役インディオのおかげだ。
知恵比べでも腕比べでも正義が上で悪者が下、正義が悪者をやっつけてハイお仕舞いでは当たり前すぎる。
まあ、それでもけっこう面白くてスカッとするけれど、今回は知恵比べでは悪者の勝ちである。でも結局は悪者のインディオが、最後の腕比べでやられちゃうんだけどね。
それと西部劇に欠かせないのが早打ち対決。こと早打ちに関しては悪者も正々堂々としてる。悪者なんだから、さっさと後ろからでも闇討ちでもいいから撃っちゃえよ、卑怯もへったくれもないだろうと思う。だけど特に相手が凄腕のようだと察すると、どっちが早いか正々堂々と勝負して白黒つけなきゃ気が済まないらしい。取り巻く悪者も加勢せずに黙って見つめてる。たまにホントに卑怯な悪者もいるが、そういうヤカラは必ずやられるからザマーミロである。
今回も何個か早打ち対決があって面白かった。
今回4K版が出てるが、見た劇場が2K版だったので古い映画っぽさがあって、かえって良かったと思った。
亡父が好きな映画。母が良く言っていた。『また同じ映画見ている』って...
亡父が好きな映画。母が良く言っていた。『また同じ映画見ている』って呆れていた。多分、この映画と『ダーティー・ハリー』の事だと思う。
何回も見ていると記憶していたが、僕自身、この映画は今回が二回目かもしれない。
以外とあっさりした内容で、『荒野の用心棒』よりも脚本の質は落ちる。
ひょっとすると、レオーネ?って思ってしまいそう。だって、前作は世界の黒澤監督へのリスペクトの度を超えているわけだからね。さて。
コルブッチ見てみますか。
因みにイタリア製の西部劇って『荒野の用心棒』が最初じゃないってご存知?
マカロニウエスタンは格好良さ追求
言わずと知れたマカロニ・ウエスタン。イーストウッド中心かと思いきや、賞金稼ぎの相棒の大佐にリー・バン・クリーフ。イーストウッドが、ポンチョ姿、茶色のハットで崩れた感じならば、大佐はダンディーで黒のスーツに黒のハット。好対照。二人の格好良さを追求した映画。目にもとまらぬ早打ちで、結構練習しないとあんな風に撃てないかも。
。イーストウッドがインディオ一味の仲間になって、裏切ってという用心棒と同じような作り。裏切りばれて何で殺さないのって思うのはお約束。一味同士が分け前多くするために殺し合って、少なくなっとところを二人がやっつけるって、ちょっと都合がよいストーリー。
お互いが譲らず、帽子を撃ちあうシーン。あんなことできたらと思いつつ、穴開いていないよねって。
最後、大佐は実はインディオに殺された妹の敵討ちのために、賞金稼ぎに身をやつしていたことがわかり、金は要らないって去っていく。大佐の方が格好よかったかな。
口笛の音楽が、耳について離れない。マカロニ・ウエスタンのカッコよさが詰まっている。
ようやく巡り合えた
若きクリント・イーストウッドとリー・バン・クリーフ。セルジオ・レオーーネ、エンニオ・モリコーネ。マカロニ・ウェスタンの名作にようやく。
ストーリは練られていて、リー・ヴァン・クリーフの渋い役どころが良いね。義理と名誉を守ったラストの笑みが良い。敵を果たすのが目的で、賞金稼ぎは隠れ蓑という設定がストーリを引き締めている。
よかった
BSで録画していたののを見ようとしたらひどいブロックノイズでDVDレンタルで見た。
リー・バン・クリーフの薄情そうな顔が怖い。敵より悪者に見える。むしろ敵のメキシコ人は人が良さそうで正直者に見えた。イーストウッドの役名が「マンコ」に聞こえた。
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