メランコリー・ベビー
劇場公開日:1989年12月9日
解説
満たされない結婚生活から目覚めて、新しい人生へと旅立つ女性を描いた人間ドラマ。製作はミシェル・ディミトリー、監督・脚本は本作が長編デビューのクラリス・ガブス、脚色はダニエル・ジョワニソンとアンドルゥ・プイグ、撮影はシャルリー・ヴァン・ダム、音楽はセルジュ・ゲンズブールが担当。出演はジェーン・バーキン、ジャン・ルイ・トランティニャンほか。
1979年製作/フランス・ベルギー合作
原題または英題:Melancoly Baby Melancolie baby
配給:PCJ
劇場公開日:1989年12月9日
ストーリー
独身時代は翻訳家として働いていたオルガ(ジェーン・バーキン)は夫ローラン(フランソワ・ブークラー)と、スイス・ルガノ湖畔の大邸宅に暮らしていた。ある日、夫が開いたパーティに、彼の仕事仲間のピエール(ジャン・ルイ・トランティニャン)か招待客としてやって来た。ピエールに魅かれたオルガは、数日後、彼の家を訪れる。そこで彼の友人、クロード(ジャン・リュック・ビドー)と出会う。失業中の身である彼とオルガは湖畔のレストランで食事をし、ダンスを踊る。奔放に振る舞うオルガは、レストランの若いウェイターをデートに誘ったり、ピエールにも愛を告げるが、優しくかわされる。人生に希望を失っているクロードの言葉を聞くうちに、彼女は今の自分が本当の自分でないことに気づいていく。オルガは、自分を理解してくれない夫と家庭を後にして、初めて自分で車のハンドルを握り、全く新しい世界へと旅立っていくのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- クラリス・ガブス
- 脚本
- クラリス・ガブス
- 脚色
- ダニエル・ジョワニソン
- アンドルゥ・プイグ
- 製作
- ミシェル・ディミトリー
- 撮影
- シャルリー・バン・ダム
- 美術
- Denis Martin Sisteron
- 音楽
- セルジュ・ゲンズブール
- 編集
- Luciano Berini
- Genevieve Letellier
- 字幕
- 石木まゆみ