ムーンリットナイト

劇場公開日:

解説

自分がエイズ感染者であることを知ったジャーナリストが愛の力でエイズに打ち勝ってゆくまでを描くラブ・ストーリー。製作はフルヴィオ・ルチザーノとタラク・ベン・アマール、「流されて2」のリナ・ウェルトミューラーが自らの原案を基に監督・脚本、撮影はカルロ・タファーニ、音楽はグレコ・ダンジオとアヴィヨン・トラヴェルが担当。出演はルトガー・ハウアー、ナスターシャ・キンスキーほか。

1989年製作/イタリア・フランス合作
原題:On A Moonlit Night In una notte di chiaro di luna
配給:バンダイ
劇場公開日:1991年1月25日

ストーリー

自らエイズ感染者だと偽って差別意識を調査している新聞記者ジョン・ノット(ルトガー・ハウアー)はベニスに立ち寄った際古い友人ザクに偶然出会った。感染者だと打ち明ける彼の口から、かつて月の美しい夜に一度だけ関係を持ったことのあるザクの恋人マーシャがエイズで死んだことを知る。不安に駆られたジョンは検査を受けた結果、自らが本物の感染者であることを知る。彼にはパリに残した恋人ジョエル(ナスターシャ・キンスキー)と子供がいたが、幸いに彼らはまだ感染していなかった。ジョンは黙ってジョエルのもとから立ち去り、ニューヨークに向かい、病院から盗んだ感染者リストに入っていた大企業の経営者コルバー夫人(フェイ・ダナウェイ)に接近し、エイズ撲滅事業のために手を組まないかと持ちかける。4年後、事業の成功者になったジョンは一人で子供を育てているジョエルにザクが言い寄ろうとしているのを知りベニスに飛ぶが、再会に驚くジョエルに対し彼は来るな、と叫ぶ。そしてジョンの秘密を知ったジョエルはショックを受けるが、はるばるニューヨークまで訪ねて行き、コルバー夫人にジョンと会わせて欲しいとたのむ。事情を理解したコルバー夫人は黙って身をひき、ジョエルをビルの中にある隠れ家に案内した。ジョンははじめ会うことを拒んだが、二人は再会し、共に生きてゆこうと誓うのだった。

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