マグノリアの花たち
劇場公開日:1990年4月20日
解説
ルイジアナ州の小さな町の6人の女性たちの心の交流と友情を描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはヴィクトリア・ホワイト、製作はレイ・スターク、監督は「ダンサー」のハーバート・ロス、脚本・原作戯曲はロバート・ハーリング、撮影はジョン・A・アロンソ、音楽はジョルジュ・ドルリューが担当。出演はサリー・フィールド、ドリー・パートンほか。
1989年製作/アメリカ
原題または英題:Steel Magunolias
配給:コロムビア/トライスター映画
劇場公開日:1990年4月20日
ストーリー
アメリカ、ルイジアナ州の小さな町。イーテントン家の人々は、長女シェルビー(ジュリア・ロバーツ)の結婚式の準備で大わらわだった。シェルビーと母のマリン(サリー・フィールド)は、式の身づくろいのために、偏屈者の未亡人ウィザー(シャーリー・マクレーン)や、町長の未亡人クレリー(オリンピア・デュカキス)など町の女たちの社交場、陽気な女主人トルービィ(ドリー・パートン)の経営する美容室にやってきた。ところがその時、シェルビーが発作に襲われた。実は彼女は結婚しても子供を産んではならない体だった。それでもシェルビーは弁護士のジャクソン(ディラン・マクダーモット)と結婚した。やがてクリスマス。トルービィ美容室の美容師アネル(ダリル・ハンナ)はサミー(ケヴィン・J・オコナー)と恋をしていた。妊娠が分かったシェルビーは、命を賭けても子供を産もうと決心する。そして男子を出産して1年後、内臓の機能が低下したシェルビーのために、マリンは片方の腎臓を提供することになり、手術は無事成功した。ハロウィンの頃、アネルとサミーが結婚したが、その直後シェルビーが倒れた。そして昏睡状態の中で、彼女は帰らぬ人となった。シェルビーの葬式の日、失意のマリンを励ます女たちの絆はさらに深く結ばれた。イースターの頃、今度はアネルが妊娠していた。ウィザーも昔の恋人と愛を再燃させている。こうして時は、生と死を乗り越え、町を流れてゆくのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ハーバート・ロス
- 脚本
- ロバート・ハーリング
- 原作戯曲
- ロバート・ハーリング
- 製作総指揮
- ビクトリア・ホワイト
- 製作
- レイ・スターク
- 撮影
- ジョン・A・アロンゾ
- 音楽
- ジョルジュ・ドルリュー
- 編集
- ポール・ハーシュ
- 衣装デザイン
- ジュリー・ワイス
- 字幕
- 戸田奈津子
受賞歴
第62回 アカデミー賞(1990年)
ノミネート
助演女優賞 | ジュリア・ロバーツ |
---|