マイドク いかにしてマイケルはドクター・ハウエルと改造人間軍団に頭蓋骨病院で戦いを挑んだか
劇場公開日:1986年2月15日
解説
マッド・サイエンティストに操られて両親を惨殺したマイケル青年が、復讐をとげるというホラー映画。略題「マイドク」。ニュージーランド・フィルム・コミッションが製作に協力。製作はマレー・ニューイ、監督はこれが二作目に当るデイヴィッド・ブライス。脚本はブライスとマイケル・ヒースが執筆。撮影はジェームズ・バートル、音楽はマーク・ニコラスが担当。出演はマイケル・ハースト、ゲイリー・デイなど。第14回パリ・ファンタスティーク&SF映画祭でグランプリを受賞している。
1984年製作/79分/R15+/ニュージーランド
原題または英題:Death Warmed Up
配給:大映
劇場公開日:1986年2月15日
ストーリー
病院へ駆け込んで来たマイケル少年(マイケル・ハースト)は、父親のレイモンド・タッカー教授(デイヴィッド・ウィセリー)がアーチャー・ハウエル(ゲイリー・デイ)とつかみ合いの喧嘩をしているのを目撃。父はハウエルの研究を行きすぎだと批難し、ハウエルは俺の邪魔をさせぬという。シャワーを浴びているマイケルにハウエルが注射をし、無意識状態の彼を縛りつけ、ある種の実験をほどこす。その後マイケルは家へもどり、父と母のネティ(ティナ・グレンヴィル)を散弾銃で射殺。彼は精神病院に監禁されてしまった。7年後、ハウエルはとある島に大きな病院を築いて、生体実験を続けていた。病院を退院したマイケルは女友達のサンディ(マーガレット・アンバース)、ルーカス(ウィリアム・アップジョン)とその女友達ジニー(ノレル・スコット)とフェリーで島へ向かう。フェリーでは奇妙な容貌の男が突如、頭をおさえ口から泡を出した。甲板にとまっていた病院の車に乗っていたスパイダー(デイヴィッド・レッチ)とジャニングス(ジョフ・スネル)は、マイケルたちと喧嘩する。島に上陸したマイケルは、スパイダーとカー・チェイスを展開した。道路で憎いハウエルを見かけた。入ってはいけないと注意された洞穴に入り込んだマイケルたちは、バイクに乗ったスパイダーとジャニングスに追いかけまわされ、ジニーが傷つく。ルーカスは怒ってジャニングスを串刺しに。スパイダーはジャニングスの死体を病院へ持っていくが、ハウエルは相手にせず、逆に彼をとじこめようとした。スパイダーは逆襲し、ハウエルによって作られた改造人間たちを解放する。一方、マイケルは酒場に車を走らせて、そこから病院に電話する。間もなくスパイダーに率いられた改造人間たちが襲いかかってきた。救急車が来て、みんなは病院へ。そこで、改造人間が暴れ出し看護婦たちを惨殺。ジニー、ルーカスが殺され、マイケルはハウエルを倒し両親の復讐をとげた。酒場にもどったマイケルはスパイダーと対面。「つかまえてやるぞ」と叫ぶスパイダー。電柱が倒れ、高圧電流に接触したマイケルは死亡。呆然とした表情を見せるサンディ。
スタッフ・キャスト
- 監督
- デビッド・ブライス
- 脚本
- デビッド・ブライス
- マイケル・ヒース
- 製作
- マレー・ニューイ
- 撮影
- ジェームズ・バートル
- 美術
- Michael Glock
- 音楽
- マーク・ニコラス
- 編集
- David Hugget
- 字幕
- 岡枝慎二
-
Michael Tuckerマイケル・ハースト
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Sandyマーガレット・アンバース
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Lucasウィリアム・アップジョン
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Jeannieノレル・スコット
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Spiderデビッド・レッチ
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Dr. Howellゲイリー・デイ