マイアミ・ブルース

劇場公開日:

解説

マイアミを舞台に、刑務所帰りの若い男の悪事とささやかな愛の生き様を描く犯罪アクション。エグゼクティヴ・プロデューサーはエドワード・サクソンと出演も兼ねるフレッド・ウォード、製作はジョナサン・デミィとゲイリー・ゴーツマン、監督・脚本は“Hot Road”のジョージ・アーミテージ、原作はチャールズ・ウィルフォード、撮影はタク・フジモト、音楽はゲーリー・チャンが担当。出演はほかに、アレック・ボールドウィンほか。

1990年製作/アメリカ
原題または英題:Miami Blues
配給:オライオン映画=ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1990年7月21日

ストーリー

刑務所を出獄したフレデリック・J・フレンジャー(アレック・ボールドウィン)通称“ジュニア”はマイアミの空港に降り立つと、近寄って来たクリシュナ教徒の指の骨を折り、ショック死させてしまう。ジュニアはホテルの部屋で娼婦スージー(ジェニファー・ジェーソン・リー)を買うが、2人は瞬く間に恋に落ちる。一方、空港での殺人事件を追うホーク・モーズリー警部(フレッド・ウォード)はジュニアを訪ねるが、翌日、ジュニアから逆に家を襲われ、警察バッヂを盗られた上に重傷を負う。盗んだバッヂを使って、泥棒から金を巻き上げて生活の糧を得るジュニアはスージーと郊外に新居を借りる。悪事をやめるとスージーに約束をするジュニアだったが、コイン商の強盗殺害を働いてしまう。居合わせた復讐心に燃えるモーズリーは、彼を追い詰め射殺するのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0最高のダメ男映画

2011年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

どうにかマシになりたい、しかし欲望に負け安易な道を選んでしまう、そんな男の悲しさによりそうように描いた作品。締まらないクライマックスの銃撃戦も素晴らしい。

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吉泉知彦