ホワイトウイザード
劇場公開日:1990年4月7日
解説
ラップランドの壮大な大自然を舞台に描いた冒険ファンタジー。製作はヨーン・M・ヤコブセン、監督・脚本は本作がデビューとなるニルス・ゴープ、撮影はエルリング・トゥルマン・アネルセン、音楽はニルス・アスラク・ヴァルケアパー、マリウス・ミュトル、キェティレ・ビェアケストランが担当。出演はミッケル・ゴープ、スヴェイン・スカッフェンブルイほか。
1987年製作/ノルウェー
原題または英題:Pathfinder
配給:コムストック
劇場公開日:1990年4月7日
ストーリー
今から一千年前。ラツプランド地方。狩を終え、家に戻ろうとしたアイゲン(ミッケル・ゴープ)は、チュード族に惨殺された両親と妹の姿を目にする。ラップ人の集落に逃げた彼は、人々にチュード族と戦うことを説くが、彼らはみな別の集落に逃げ、アイゲンだけが残される。その夜、彼のもとにラップ族の長老ラステ(ニルス・ウトシ)が現れ、彼に励ましの言葉を残して去る。翌朝、逃げ出した筈の集落の三人が、戻ってきて、アイゲンと共にチュード族と戦うが、三人は斬られてしまう。そこへラステが現れるがすぐにもチュード族に捕らえられる。彼の命と引き換えに、アイゲンはチュード族にラップ人の集落への案内を引き受けるが、チュードの一人はアイゲンの目を盗んでラステを刺し殺す。そうとは知らないアイゲンは、約束通り山向こうの集落へと向かう。途中、断崖でアイゲンは、チュード族を転落に誘い、一気に壊滅させる。そして、彼は部族の首領の地位を得るのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ニルス・ガウプ
- 脚本
- ニルス・ガウプ
- 製作
- ヨーン・M・ヤコブセン
- 撮影
- エルリング・トゥルマン・アネルセン
- 美術
- Harald Egede Nissen
- 音楽
- ニルス=アスラク・バルケアパー
- 編集
- ニルス・ペー・アンデルセン
- 字幕
- 川上純一
受賞歴
第60回 アカデミー賞(1988年)
ノミネート
外国語映画賞 |
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