ボルケーノ

劇場公開日:

解説

突如ロサンゼルスを見舞った火山活動による災害の恐怖とそれに立ち向かう人々の勇気を描いたパニック・スペクタクル大作。CGIとミニチュアで作られた災害描写が圧倒的な迫力。監督は「ボディガード」のミック・ジャクソン。脚本はこれが初の劇場用映画となるジェローム・アームストロングの原案を、彼とビリー・レイが脚色。製作は「ジュース」のニール・H・モリッツと「めぐり逢い」(94)のアンドリュー・Z・デイヴィス、製作総指揮は「フリー・ウィリー」シリーズのローレン・シュラー・ドナー。撮影は「ウェインズ・ワールド」のテオ・ヴァン・デ・サンド、音楽は「イレイザー」のアラン・シルヴェストリ、美術は「ダイ・ハード1、2」「スピード」のジャクソン・デゴヴィア、編集は「暴走特急」「イレイザー」のマイケル・トロニックとドン・ブロシュ、衣裳は「ザ・クロウ」のカーステン・エヴァーバーグ。特殊視覚効果監修は「ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合」のマット・ベック、特殊メカニカル効果コーディネーターは「エスケープ・フロム・L.A.」のマーティ・ブレシンほかが担当。主演は「タイ・カップ」のトミー・リー・ジョーンズ。共演は「陪審員」のアン・ヘッチ、「めぐり逢えたら」のギャビー・ホフマン、「青いドレスの女」のドン・チードル、「クイック&デッド」のキース・デイヴィッド、「ジェネレーションズ/STAR TREK」のジャクリーン・キム、「トゥームストーン」のジョン・コルベット、「ファーゴ」のジョン・キャロル・リンチほか。

1997年製作/106分/アメリカ
原題または英題:Volcano
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1997年10月18日

ストーリー

地下工事が進むLAの街。珍しく中規模の地震が起きた朝、マッカーサー公園近くのマンホールの下から作業員が火傷を負って這いだしてきた。工事責任者は蒸気による事故だと報告するが、回収された7体の遺体のブーツが熱で溶けているのを見たロサンゼルス郡危機管理局(EOC)の局長ローク(トミー・リー・ジョーンズ)は、ただならぬものを感じる。近くを走る地下鉄の運行を休止するよう要請するが、地下鉄事務局は3万人の足を乱すわけにはいかないと、聞き入れようとしない。管理局の部下エミット(ドン・チードル)と無線交信しながら、耐熱服を着て地下道に潜ったロークは送信機が溶けだすほどの異常な高熱に、地質学資の応援を求め、カリフォルニア地質学研究所のエミー・バーンズ博士(アン・ヘッチ)がやって来る。すでに異変に気づいていた彼女はロークの制止も聞かず、同僚のレイチェルと共に調査に出掛ける。しかし、ちょうどその時、再び大地震が起こり、ロス全域が停電。地下で硫黄のような物質を採取していたレイチェルは広がった割れ目に落ち、噴き上がった蒸気に飲み込まれてしまう。その頃、ロークは13歳の娘ケリー(ギャビー・ホフマン)を連れて管理局に向かっていた。車がラ・ブレアのタール池近くに差しかかった時、突然、マンホールの蓋が空中に舞い上がり、タール池から火山弾が飛び出し、地面に落下したそれは溶岩となって街を炎に包んだ。信じられないことに、LAの地下で火山活動が発生したのだ。車から降りたロークは、応急手当てに当たっていた女医ジェイ(ジャクリーン・キム)に火傷を負ったケリーを頼むと、救助活動に向かう。ウィルシャー通りを流れ始めた溶岩流を、ロークはとっさにコンクリート・ブロックで道をせき止め、ビルの谷間にダムを作ることを思いつく。いつもは反目している黒人青年と白人警官もこの時ばかりは力を合わせる。エミーの助言で、流れ込んだ溶岩に大量の水が放水され、溶岩流は止まった。周囲から歓声が上がるが、これだけで終わるわけがないと言ったエイミーの予感が的中。溶岩流は地下鉄のトンネルを猛烈な勢いで流れ、それが何かにせき止められた時に大噴火を起こす。そして、トンネルの終着点は巨大ショッピング・モールのビバリー・センターの真下で、ケリーたちのいる病院も近くだった。時間はあと30分しかない。ロークは爆薬で溝を掘って溶岩流の流れを変え、太平洋に流れ込ませる一か八かの賭けに出る。作戦は成功し、被害は未然に防がれた。

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映画レビュー

2.0この父娘が、んー、

2024年11月1日
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鑑賞方法:VOD

まあ、溶岩を食い止めるとかの奮闘、パニック、混乱はわかる。
みんなの団結、協力も見入って見られた。
ま、「んなアホな」とも思うけど、それにしても、そんな展開やストーリー以前に、主役の父娘のワガママさが(笑)どーも気になってしまい。

あまり書くとネタバレにもなるから自重するけど、個人的には終始「なんだかなあ」ってかんじではあった。

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けい

0.5恐ろしくイライラする作品

2024年10月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

肯定的に捉えられるところがほとんどない。作り手の浅すぎる考証に開いた口が塞がらない。評価できるのは「エンタメ作品だからいいだろ?」という開き直りくらい。知的で聡明な人物は一人もおらず、唯一状況の説明役たる学者は地質学者(…)。とにかく登場人物の行動や対応、全てにイライラしっぱなし。

これを肯定的に見られた方はよほど心が広いのでしょう。

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どん

4.0マックス、食え!

2024年10月11日
スマートフォンから投稿

興奮

中々の迫力、いやかなりの迫力があった。迫り来る溶岩から逃げ惑う人々、被災者を懸命に救おうとする医師達、それぞれの持ち場でそれぞれのベストを尽くそうする緊急災害チーム、そして意外だった地下鉄での人命救助、お約束の家族愛、2時間にも満たない上映時間で見事に完結している脚本、全てが見応えあって最後までハラハラドキドキ出来た。もっと評価されて良い映画だねコレ。災害が発生した時、人種やカラーは関係ない、助けたいという思いが大切なんだ!という当たり前だけど当たり前じゃない簡単な事を映画化した内容でした。「皆んながママ、皆んな同じ顔してる!」

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DJ XYZ

3.0決して他人事ではない恐怖‼️

2024年9月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

単純

興奮

火山が噴火する映画はたくさんありますが、今作が恐ろしいのはロサンゼルスの大都会を舞台としてる事‼️それに尽きます‼️地下のマグマ活動が活発になり、街の大通りを溶岩が流れたり、ビルが大火災を起こしたり、地下鉄にマグマが流れ込んだり、巨大なショッピングモールが大爆発したりと、ミニチュアとCGを駆使した迫力の映像は今観てもスゴい‼️トミー・リー・ジョーンズやアン・ヘッシュの活躍は定石通りで面白くもなんともないんですけど・・・‼️ただ地震大国である日本に住んでる我々としては、観ていて不安になるジャンルですね‼️

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活動写真愛好家