炎の大捜査線2
劇場公開日:1997年7月26日
解説
監獄“火焼島”を舞台に繰り広げられる男たちのドラマ。ジャッキー・チェン、レスリー・チャン、アンディ・ラウ、サモ・ハン・キンポーがそろい踏みした前作「炎の大捜査線」(91)とはストーリー上のつながりはない。監督はチュー・イェンピンが続投し、同監督の「危険な天使たち」でコンビを組んだ金城武とニッキー・ウーの若手が主演。製作・製作総指揮はロウ・タァオホイ。脚本はフー・リー。撮影はチェン・ジョンシュ。音楽はリッキー・ホー。美術は張季平。編集は陳博文。武術指導はリン・マンション。共演は「エボラ・シンドローム 悪夢の殺人ウィルス」のアンソニー・ウォン、「食神」のン・マンタほか。
1997年製作/100分/香港・台湾合作
原題または英題:Jail in the Burning Island
配給:レイジング・サンダー配給(タキコーポレーション提供)
劇場公開日:1997年7月26日
ストーリー
凶悪犯が収容される悪名高き監獄“火焼島”。麻薬特捜刑事のヤン(金城武)は、麻薬組織の罠にはまり、キックボクサーのリン(ニッキー・ウー)は、興行を仕切るオールド・イェン(チェン・ソンヨン)と仲違いし、ここへ来る羽目になった。刑務所長のクゥ(アンソニー・ウォン)は、汚職まみれの腹黒い陰険な男。二人は同じ房に入れられて間もなく、眼鏡のアル中男リャンと三人で懲罰房入りしたのをきっかけに仲間になった。組織を刑務所の中から動かすボス、パオ(ロウ・シャオソン)に、彼と敵対するオールド・イェンが入所するなり襲いかかるが、ヤンはそれを制止。これでパオと近づきになった3人は、気のいい親父のダー(ン・マンタ)をまじえて、刑務所では具合のいい立場に。だが、リャンは出所してすぐに、社会に適応できず、自殺した。ダーも所長にだまされ、射殺された。懲罰房に入れられたヤンも頭の様子がおかしい。オールド・イェンは所長と結託し、パオの組織を狙っていた。パオはキック・ボクシングの試合で決着をつけようと提案。懲罰房から出てきたリンと、イェンの手下との試合がはじまった。リンが相手を倒し、その騒ぎのすきに気の触れたふりをしていたヤンが看守を急襲。