僕のビアンカ

劇場公開日:

解説

周囲の環境に馴染めない潔癖症の男の破滅をアイロニカルに描くコメディ。製作はアキーレ・マンゾッティ、監督・脚本・主演は「ジュリオの当惑」のナンニ・モレッティ、共同脚本はサンドロ・ペトラリア、撮影はルチアーノ・トヴォリ、音楽はフランコ・バッティアートが担当。出演はほかにラウラ・モランテなど。

1984年製作/イタリア
原題:Bianca
配給:ゼアリズ=新日本映画社
劇場公開日:1990年1月25日

ストーリー

極度の潔癖症であるミケーレ(ナンニ・モレッティ)にとって、新任教師として赴任したマリリン・モンロー学院の自由奔放でハチャメチャな校風はどうしても馴染めないでいた。また新居のアパートのベランダから覗ける向いの部屋のカップルであるアウローラ(エリンカ・マリア・モドゥーニョ)が、純情そうでいながら他の男と抱きあったりしているのが気になって仕方がなかった。そんなミケーレにとって、マリリン・モンロー学院の仏語教師である恋人のビアンカ(ラウラ・モランテ)と一緒にいる時が一番心が安まったが、一晩ベットを共にした後も何故かミケーレは有頂天にはなれなかった。そんなさ中、アウローラが何者かによって殺される事件が起き、ミケーレは執念深い刑事にまとわりつかれる。ビアンカはミケーレの部屋に泊まったことを公表してその夜の彼のアリバイを証明するが、結局ミケーレは犯人として逮捕されてしまう。それは幸福に生きることを願った男が挫折し、転落して行った姿であった。

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