がんばれ!がんばれ!ベンジー

劇場公開日:

解説

犬のベンジーの活躍を描く“ベンジー”シリーズ4作目。製作はベン・ヴォーン、監督・脚本はジョー・キャンプ、撮影はドン・レディ、音楽はユーエル・ボックスが担当。出演は犬のベンジー、レッド・スティーガルほか。

1987年製作/アメリカ
原題または英題:Benji the Hunted
配給:ワーナー映画
劇場公開日:1988年3月12日

ストーリー

ベンジーは、育ての親フランク・イン(本人)に連れられて釣りに出たが、嵐で舟が転覆。やっと岸にたどりついたものの、フランクの姿はどこにもない。森の中でたったひとりになってしまったベンジーは、やがて、クーガーの赤ちゃんたちを見つける。そのクーガーの赤ちゃんたちも、無謀なハンターのせいで親を失ってしまったのだ。まだ小さくて何もわからないクーガーの赤ちゃんたちの面倒をみてあげようと、ベンジーは、彼らの親がわりになった。まず、ベンジーは彼らの住み家を見つけてあげようと森のあちこちを探した。森の中にはウサギやフクロウ、カエルなど、やさしい動物たちがいっぱいいるが、恐ろしいクマやオオカミなどの天敵もいる。ベンジーの前にコザックグマが宙を飛び、すぐそばにいたオオカミの傍に着地。からくも逃げだすべンジー。さらにピューマなども現われる。クーガーたちを守ったベンジーは、やがて主人のフランクの呼び声を耳にするのだった。

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映画レビュー

4.0生態ピラミッド

2022年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 全体的にほとんど人間の台詞はないのに、ベンジーが何を守り、何と闘っているのかが子供にでもよくわかるように作られた作品。ピューマの遺された赤ちゃんたちには危険がいっぱい。一匹は父親(逆かも)であろうと思われるピューマにひょこひょこついていくが、他の4匹はベンジーが守り、父親の元に届けようとする。  オオカミ、クマ、タカなどの天敵も登場するものの、この捕食の上下関係もわかりやすく表現してある。頂点にいるのはヒトなんだろうけど、なかなか面白い。ただし、オオカミvsピューマはどちらが強いのか曖昧になっていた。詳しくはナショナル・ジオグラフィックを見るしかないのかも・・・  途中、漁師が連絡したのだろうか主人のフランクがヘリで捜索にやってくるのだが、ベンジーはそのまま帰らない。この子たちを何とか守らなければという心の葛藤があったのだろう。呼びかけを無視しちゃうのだ。このワンポイントが上手い脚本だ。  大人目線で見ると、どうしてこんな映像が撮れたのだろうかと不思議に思うばかり。撮影の巧さ、モンタージュなどの編集の妙、訓練の賜などなど、作った人に敬意を表したいばかりだ。コメンタリーが一切無いので、映画館では多分親子連ればかりだろうし、子どもたちに説明しまくってるような様子を想像すると、絶対に行きたくないところですわ。

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kossy

5.0いい映画

2017年3月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

知的

言葉なくても色んなことが伝わる

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犬バカちゃん

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