フラッシュダンスのレビュー・感想・評価
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若いうちに見ときな
映画としては主人公の恋人の存在をどう感じるかで評価がかなり変わると思いますが、主人公が教会にて「人生を悔いなく目いっぱい生きたいのに、不可能に思えるのです」と懺悔します。もうこのセリフがこの映画の全てです。
夢はあるが挑戦することをためらう主人公。彼女の周りには夢を実現した人、夢に挑戦し挫折した人。夢へ向かって歩みだした人。とうの昔に夢を諦めた人がいます。そんな人々の姿を見て、話を聞き、ようやくはじめの一歩を踏み出す映画です。その挑戦の結果などどうでもいいのです。
人生の後悔なんて数えだしたら残りの人生使い切る勢いなので、そういうこと考えないことにした自分のような人間からすれば、挑戦をしている人はそれだけで尊敬の対象なのです。
主人公の友達はアイススケートに挑戦しています。友達の父親はそんな娘をよく思っていませんが、娘が大会で滑る姿を見た後、娘にかけた言葉がいいんです。すっごくシンプルで何の捻りもありませんが、これでいいんです。
小説「ライ麦畑でつかまえて」って10代のうちに読めってよく言いますよね?
私は10代のうちに読まかったのでもう読まないことにしています。
この映画も似たようなもんです。10代と言わないまでも若いうちに取り敢えず見とけって映画です。
私は今さら見て後悔しています。また後悔が増えたので星は控えめに付けます。
名曲がダンスに花を添える!
恐らく20年以上ぶりに鑑賞しました!いや~~~、懐かしかった!
この映画ってストーリーは単純明快なんですよね。ダンサーを夢見る少女とその上司の恋愛もの。夢に臆病な少女と大人な上司の行ったり来たりな展開が続き、最後に上司が後押ししオーディションで夢をかなえる!はい、ほぼこれだけで説明可能なんです。しかも割と上司との関係性があり得ないくらいとんとん拍子に進んむ急接近で強引設定なんですよ。
というように、ストーリーだけだと正直そこまで面白いものでもないのですが、この映画の見どころはやはりダンスと音楽の融合でしょう!ラストシーンのダンスは伝説と言っていいほどの名シーンですが、それ以外でも映画の中では何回もダンスと音楽で楽しませてくれます。完璧なスタイルのダンサーが見事なダンスを魅せてくれるのは最高です!1980年代のダンスですから多少古いのかもしれませんが、今でも十分楽しめるダンスは素晴らしいです!
そして、なんといっても主演のアレックスを演じるジェニファー・ビールスの美しさでしょう!細身な体ですが筋肉質で力強い動き、大人びた性格の中で時折見せる幼さを見事演じています。ちなみに、現在50歳後半になった彼女ですが、その美しさとスタイルが健在なので驚きです。
What a Feeling‼️
雰囲気を楽しむ映画
なんじゃ、こりゃ⁉︎
it's.a.showtime!!
サントラ好き、映画内容は...
サントラに惹かれた。映画は当時から気に入ってたわけじゃないし、今回観てもそれは変わらなかった。でも、映画より先に音楽に興味を持った記念すべき作品として、もう一度観ておこうと思った。
年は少しズレるけど「サタデー・ナイト・フィーバー」や「トップガン」「フットルース」等々やたら歌モノ音楽を多用する映画が多かった頃で、ミュージカルが進化したような新しいジャンルとなり、バンド・ミュージシャンを売り出す意味でも価値があった。今もこうした「映画+ミュージシャン」同時に売り込める作品は進化を続けているはず。今回、数々の曲を聴きながらそんなことを考えてました。
この映画の見所は、ダブルワークして夢を叶えようとするひたむきな若者かと思いますが、バツイチ社長との恋愛があったりして一生懸命な部分が伝わりにくい。相手は同年代の若者に設定した方が私は感動した。何も社長じゃなくてもいいのに...コック役の方が引き込まれました。
サントラにハマッても映画内容はつまらなかった。溶接はいいが、もう一方の仕事がね。友達踊ってる最中に引きずり出すなんて・・仕方ないじゃん、理解してあげなきゃ! クビになったらどうすんのよ...食べてけないし皆が叶えられることじゃない。踊らなくても大丈夫になるまで応援すればいいのになぁ。
社長が絡む点からも芸能人にいそうな話で、夢というより現実的な内容だと思ってしまった。
溶接工
ギャップ?
夢に向かって
プロのダンサーを目指す
19歳の女の子が
昼は、製鉄所で溶接工として働き
夜は、ナイトクラブのダンサー
ダンスへの情熱は、誰にも負けない
そんなヒロイン
アレックスを演じるのは
ジェニファー・ビールス
そのダンスシーンは
エネルギッシュで感動を呼びましたね。
最終オーディションのシーンも
素晴らしかったけれど
ダンスは吹き替えだったとか?
共演
シンシア・ローズの
ダンスの素晴らしさは
「スティン・アライブ」
「ダーティー・ダンシング」で証明済。
映画は、世界的に大ヒット
劇場では、何度も観ました。
レビューしていなかった事と
主題歌
「Flashdance」
(What a Feeling)を歌われた
Irene Caraさんの訃報を知り
追悼させて頂きます。
洋楽好きな私は
「フェーム」で
そのパワフルな歌声に感動したものです。
その後、「フラッシュ・ダンス」で
オスカーに輝きましたね。
63歳の若さで旅立たれ悲しいです。
どうぞ、安らかにお眠りください。
ダンスショー、トンネルの中、スケートなど逆光(それ近い)シーンがエ...
ラストダンスシーンに涙
リマスター版であることを考えても高評価
今年111本目(合計385本目/今月(2022年4月度)21本目)。
今回、4Kリマスター版ということで放映されて見に行ったのですが、最低限4Kに対応しましたという感じ以外、特に目新しい部分は存在せず。確か3月だったか「フォレストガンプ 一期一会」もそうだった(こっちも4Kリマスター版扱いの新規放映)のですが、こちらよりもさらに「4Kリマスターの意味ってあるの?」というような状況です。
実はアマゾンプライムなどでは1900円(私はお体が不自由な方になるので、1000円ですが…)ではなく300円くらいでレンタルできる状態で、その意味であれこれ書くと、映画館以外にも関係してくるので(映画館ではなく、VODで気軽に見たいという方にとっても、ネタバレになりうる)、ストーリーについては他の方のものを参考にしてください。
個人的には4Kリマスターで、1000円や1200円(いわゆるレディース割やシニア割等)でも、よほど映画館が好き、映画館の大きなスクリーンで観たいという方でなければ、VODですませてもいいんじゃないか…と思います(特に入場者特典もありませんでした。パンフなどの販売もなし)。
ただ、この映画自体は「元の封切り」のとき(1983年)は日本中でものすごく人気があったようで(実家情報)、なぜかしら最近4Kリマスター放映が増えて新規作品が少ないなか(そういう事情があるので、梅田ブルクでは新作がなくなり、ヴァイオレット~を1週間放映するとかという珍妙なスケジュールになってる)、そういう「過去の名作の再提供」という意味はあったのではないか…と思います。
字幕などに関しても、基本的に4Kリマスター版であることから、元にないセリフを勝手に足したり引いたりもできないし、1983年と今とでは人権感覚なども違うところ、2021~22年の今日でも、特に不愉快にさせるような字幕・セリフはありませでした。もっとも、上述通り、「正規の1900円出してまで見に行くか?」という論点はありますが…。
ただ、それを言い始めると「4Kリマスター復刻版」の類は全部減点しなきゃいけないので(最低限のフィルムの修正はできても、あることないこと勝手に足したりできない)、そこは減点対象からははずしていますし、映画「そのもの」としても大きな傷はないと思うので満点にしています。
日本でもこのころ(1980年ごろ)からできたダンスブームを大きく拡大させたとされる本作品も内容も納得です。短い映画ですし(100分ほど)、さくっと観るにはお勧めかなという印象です。
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