フラッシュダンスのレビュー・感想・評価
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若いうちに見ときな
映画としては主人公の恋人の存在をどう感じるかで評価がかなり変わると思いますが、主人公が教会にて「人生を悔いなく目いっぱい生きたいのに、不可能に思えるのです」と懺悔します。もうこのセリフがこの映画の全てです。 夢はあるが挑戦することをためらう主人公。彼女の周りには夢を実現した人、夢に挑戦し挫折した人。夢へ向かって歩みだした人。とうの昔に夢を諦めた人がいます。そんな人々の姿を見て、話を聞き、ようやくはじめの一歩を踏み出す映画です。その挑戦の結果などどうでもいいのです。 人生の後悔なんて数えだしたら残りの人生使い切る勢いなので、そういうこと考えないことにした自分のような人間からすれば、挑戦をしている人はそれだけで尊敬の対象なのです。 主人公の友達はアイススケートに挑戦しています。友達の父親はそんな娘をよく思っていませんが、娘が大会で滑る姿を見た後、娘にかけた言葉がいいんです。すっごくシンプルで何の捻りもありませんが、これでいいんです。 小説「ライ麦畑でつかまえて」って10代のうちに読めってよく言いますよね? 私は10代のうちに読まかったのでもう読まないことにしています。 この映画も似たようなもんです。10代と言わないまでも若いうちに取り敢えず見とけって映画です。 私は今さら見て後悔しています。また後悔が増えたので星は控えめに付けます。
人生を輝かせるステップ
あまりにも有名なアイリーン・キャラの『Flashdance…What a Feeling』に乗せて描かれるサクセスストーリー。
昼は溶接工、夜はナイトクラブのダンサーとして働くアレックスは、バレエ団に所属してプロのダンサーとして生きる夢を持っている。
が、あと一歩のところで怖気づいて行動を起こすことが出来ない。
同じく溶接工として働くニックは、ある夜にダンサーとして輝く彼女の姿に惹かれる。
やがて二人は恋人同士になるが、夢の途中にいるアレックスは些細なことで情緒不安定になり、二人の間には溝が出来てしまう。
ドラマとしてはそこまで深みがあるわけではないが、とにかく選曲とダンスシーンのセンスの高さに魅了される作品だ。
追いかける夢が大きければ大きいほど、そこにたどり着くまでの道のりは辛く苦しい。
そしてほとんどの人がその夢を掴むことが出来ない。
プロのアイススケーターを目指すジェニーも、コックの仕事をしながらコメディアンを目指すリッチーも、夢半ばで挫折を味わってしまう。
そして中には命を落としてしまう者も。
それでも夢を本気で叶えたいと思ったら行動を起こすしかない。
そしてどんなに苦しくても、それがいつかは糧になるのだと信じられる前向きさがなければ夢は決して叶えられない。
さらに本当に大切なのは夢を叶えた後にどのように生きるかなのだ。
大きな夢を目指す人間にとってはエールとなる作品だったと思う。
そして夢の途中にいる者たちの乾いた姿を生々しく描いた作品でもあり、かなり泥臭い印象も受ける。
夢を叶えるためには実力が必要ではあるが、それ以上に自分はすごいと信じられる自己肯定感が必要なのだと重った。
クライマックスのアレックスのダンスの躍動感は素晴らしい。
あれほど踊れるのに何故自分に自信が持てないのか。
あどけない印象を残しながらも、意外と積極的で色気たっぷりのジェニファー・ビールスの姿に魅了される作品でもあった。
名曲がダンスに花を添える!
恐らく20年以上ぶりに鑑賞しました!いや~~~、懐かしかった! この映画ってストーリーは単純明快なんですよね。ダンサーを夢見る少女とその上司の恋愛もの。夢に臆病な少女と大人な上司の行ったり来たりな展開が続き、最後に上司が後押ししオーディションで夢をかなえる!はい、ほぼこれだけで説明可能なんです。しかも割と上司との関係性があり得ないくらいとんとん拍子に進んむ急接近で強引設定なんですよ。 というように、ストーリーだけだと正直そこまで面白いものでもないのですが、この映画の見どころはやはりダンスと音楽の融合でしょう!ラストシーンのダンスは伝説と言っていいほどの名シーンですが、それ以外でも映画の中では何回もダンスと音楽で楽しませてくれます。完璧なスタイルのダンサーが見事なダンスを魅せてくれるのは最高です!1980年代のダンスですから多少古いのかもしれませんが、今でも十分楽しめるダンスは素晴らしいです! そして、なんといっても主演のアレックスを演じるジェニファー・ビールスの美しさでしょう!細身な体ですが筋肉質で力強い動き、大人びた性格の中で時折見せる幼さを見事演じています。ちなみに、現在50歳後半になった彼女ですが、その美しさとスタイルが健在なので驚きです。
夢は諦めちゃダメだ。まぁ、映画と現実は違うけど・・・
3~4回目の鑑賞
初めて見たのは高校生の頃か?
主人公は鉄工所で働きながら、夜はバーでダンサーとして舞台に立っている18歳の少女アレックス
将来はプロのダンサーになることを夢見ている
受験手続きのためダンサー養成所を訪ねるが、他の志願者は皆ダンスやバレエの教育を受けていて、自己流でしか学んだこと無いアレックスは自信をなくし、一旦は諦める・・・・
という物語
アイススケート選手を目指すジェニー、コメディアン希望のリッチーという友人たちも自身の夢を追いかける姿や、アレックスと工場の社長との恋愛が同時進行で進んでいく
夢に向かいつつも挫折を味わう友人たち、アレックスも一度はダンサーの夢を諦めるが、再び情熱を取り戻しオーディションへ参加することを決意する
夢破れた友達がストリッパーになっちゃったり、チョットかわいそうなんだけど・・・
オーディションで一度失敗しやり直しを申し出るシーンはちょと不自然じゃ無いかな?
ドラマとしては良いけど認めてもらえないでしょ、現実では。
夢に向かって努力した主人公が成功を収める話は悪くないが
公開から30年以上たっていて、アイデアの古さも感じる
当時は主題歌も含めてかなり話題になった事を思い出した
What a Feeling‼️
夜はナイトクラブで踊り、いつかプロのダンサーになるのが夢の、ピッツバーグの溶接工ジェニファー・ビールスの典型的サクセス・ストーリー‼️工場のイケメン社長との恋、友人達との青春、悪者の策謀といったエピソードと、音楽とダンスがちりばめられた作品でホントに上手く出来てる‼️ヒロインの抜群の容姿と肢体の躍動感、アイリーン・キャラが歌う素敵なテーマソング「WHAT A FEELING」がすべてをノックアウト‼️倉庫を改造したヒロインの住処もイカしてたし、80年代のサントラブームもこの作品から始まったんじゃないでしょうか⁉️
雰囲気を楽しむ映画
ストーリーはよくある展開で、 主人公の魅力と、ダンス、当時のファッションや風景、建物や乗り物を楽しむ映画だと思います。 そして、主人公のミリタリージャケット姿の可愛さがすごい‼︎ ダンス自体、女優さんが踊っているわけではないのでそこは残念ですが、その残念な点を通り越して、あの振り付けと音楽でのダンスは圧巻で感動します。
なんじゃ、こりゃ⁉︎
有名だけどまともに観た事無かったので、いまさら鑑賞。 とにかく主人公18歳(違う?)でお相手いくつなの?35歳は越えて見えるけど。 そればっかり気になる。 アメリカでは普通なのか? 知らんけど。 まぁ音楽とダンス満載の躍動感溢れた映画で細かい事は求めちゃいけないんだろうけど、 お堅そうなバレエ団のオーディションで、ありのままの自分をさらけだして自由に踊る様は爽快ではあったけど、 まさかあれで合格したの? だとしても、カタルシスを感じるまでには主人公に共感が持てないし、 自分の殻を破ってオーディションを受けた事に対する祝福だったとしても、 なんじゃ、こりゃ⁉︎ としか思わんラストでしたわ。 すみません。
it's.a.showtime!!
19歳の女性、アレックスがプロのダンサーになることを夢見て理想と現実のギャップの違いに戸惑いを感じながら、成長していくストーリーでした。 周りのダンサーを目指す女性と違って バレエの経験が無い自分に不安を持ちながら オーディションを受ける姿は、才能が開花する前の段階に見えました。 80年代の音楽、レコードの曲が流れるなか アレックスの若さそのもの、未知なる夢に チャレンジする青春な作品でした。
サントラ好き、映画内容は...
サントラに惹かれた。映画は当時から気に入ってたわけじゃないし、今回観てもそれは変わらなかった。でも、映画より先に音楽に興味を持った記念すべき作品として、もう一度観ておこうと思った。 年は少しズレるけど「サタデー・ナイト・フィーバー」や「トップガン」「フットルース」等々やたら歌モノ音楽を多用する映画が多かった頃で、ミュージカルが進化したような新しいジャンルとなり、バンド・ミュージシャンを売り出す意味でも価値があった。今もこうした「映画+ミュージシャン」同時に売り込める作品は進化を続けているはず。今回、数々の曲を聴きながらそんなことを考えてました。 この映画の見所は、ダブルワークして夢を叶えようとするひたむきな若者かと思いますが、バツイチ社長との恋愛があったりして一生懸命な部分が伝わりにくい。相手は同年代の若者に設定した方が私は感動した。何も社長じゃなくてもいいのに...コック役の方が引き込まれました。 サントラにハマッても映画内容はつまらなかった。溶接はいいが、もう一方の仕事がね。友達踊ってる最中に引きずり出すなんて・・仕方ないじゃん、理解してあげなきゃ! クビになったらどうすんのよ...食べてけないし皆が叶えられることじゃない。踊らなくても大丈夫になるまで応援すればいいのになぁ。 社長が絡む点からも芸能人にいそうな話で、夢というより現実的な内容だと思ってしまった。
溶接工
ブルーワーカーと女性の組み合わせだとか、非住宅を住宅として使うだとか奇怪な設定はトレンディドラマとして輸入されていたように思う。新しい女性像の模索の過程か、しかし、男の前でいきなりブラ外すわ、極端な自立心で交通事故を巻き起こしかねないなど行動異常も見られる。一番よくわからないのは恋愛感情自体で、男の描き方がペラペラで何故発芽したのかが解せない。ダンス自体に打ち込むプロセスが希薄で、ラストに向かって盛り上がれない。とりあえず結果はオーライにして、最後は男に抱きついた絵を見せれば女の幸せ一丁上がりか?今見るには厳しくならざるを得ないところ。 それでもwhat a feelingは名曲である。
ギャップ?
久しぶりに観たら、けっこう軽い内容だったことにビックリ。当時すごい流行ったのは、なんでなんだ。ジェニファー・ビールスがかわいいから? ダンスがかっこいいから? ヒロインが溶接工ってのが新しかったから? 確かに、分厚いマスクを取ったら、童顔の女の子が出てくるのは、新鮮だった。 ツッコミどころは多々あるが、80年代が真空パックになっていると思えば、それなりに価値があるかも。レオタードがほんとハイレグだった。 BSプレミアムの放送にて。
夢に向かって
プロのダンサーを目指す 19歳の女の子が 昼は、製鉄所で溶接工として働き 夜は、ナイトクラブのダンサー ダンスへの情熱は、誰にも負けない そんなヒロイン アレックスを演じるのは ジェニファー・ビールス そのダンスシーンは エネルギッシュで感動を呼びましたね。 最終オーディションのシーンも 素晴らしかったけれど ダンスは吹き替えだったとか? 共演 シンシア・ローズの ダンスの素晴らしさは 「スティン・アライブ」 「ダーティー・ダンシング」で証明済。 映画は、世界的に大ヒット 劇場では、何度も観ました。 レビューしていなかった事と 主題歌 「Flashdance」 (What a Feeling)を歌われた Irene Caraさんの訃報を知り 追悼させて頂きます。 洋楽好きな私は 「フェーム」で そのパワフルな歌声に感動したものです。 その後、「フラッシュ・ダンス」で オスカーに輝きましたね。 63歳の若さで旅立たれ悲しいです。 どうぞ、安らかにお眠りください。
なんで見ていなかったのか? 僕はジェニファー・ビールスの混血美が分...
なんで見ていなかったのか? 僕はジェニファー・ビールスの混血美が分からなかったんだと思う。 基本のしっかりしたダンサーだと思う。ジーニーのスケートもプロだと思う。 少し矛盾点はあるが、例えば、(脱がないストリップは流行らない)でも、良いですよ。全く良いですよ。
4Kリマスター初鑑賞!
自分が生まれていないときに公開された作品ですが、
4Kリマスター上映でみることができました!
オープニング『What a Feeling』の爽やかな雰囲気からスタートするのが映画らしくて好きです。
ダンスのオーディションシーンは、アレックスの夢を追う努力と音楽の歌詞があっているので感動しますね😭
アレックスはニック社長のおかげで、最終的にハッピーエンドを迎えて夢を実現できるのがシンプルで良かったです!✨
Narrow PORSCHEの登場シーンが多いので、個人的に好きな作品です!
(死ぬまでに空冷エンジン911に乗りたいです😂)
全編に溢れるダンスと音楽が素晴らしいだけでなく、ダンスを通じて真っ...
全編に溢れるダンスと音楽が素晴らしいだけでなく、ダンスを通じて真っ直ぐに生きようとするアレックス(ジェニファー・ビールズ)の姿が、胸に痛い。 「青春映画の金字塔」に、正に値する一本。
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