ファニー・レディ
劇場公開日:1975年8月16日
解説
1968年作品「ファニー・ガール」続編で、愛する夫ニックと別れて再びショーの世界に戻ったファニーの愛と舞台に生きる姿を描く。製作はレイ・スターク、監督・ミュージカル・ナンバー監督は「ローラ号の謎」のハーバート・ロス、脚本はジェイ・プレッソン・アレンとアーノルド・シュルマン、ストーリーはアーノルド・シュルマン、撮影はジェームズ・ウォン・ホウ、オリジナル作詞・作曲はジョン・カンダーとフレッド・エッブ、編集はマリオン・ロスマンが各々担当。出演は バーブラ・ストライサンド、ジェームズ・カーン、オマー・シャリフ、ロディ・マクドウォール、べン・ベリーン、キャロル・ウェルズ、ラリー・ゲイツなど。
1975年製作/アメリカ
原題または英題:Funny Lady
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1975年8月16日
ストーリー
1930年代のアメリカは不況のどん底であえいでいた。ファニー・プライス(バーブラ・ストライサンド)も不況の波にあらわれ、ニック・アーンスティン(オマー・シャリフ)と離婚してからも彼のことが忘れられなかった。そんなとき、ビリー・ローズ(ジェームズ・カーン)という青年が彼女の前に現れた。礼儀をわきまえない男だったが、ショー・ビジネスに対する野心に燃えていた。二人は、ファニーの財政顧問をしているバーナード・バルック(ラリー・ゲイツ)の事務所で彼女の親友兼秘書でもあるボビー(ロディ・マクドウォール)と共に会い、ショーの打ち合わせをした。金持ちのガールフレンド、ノーマ(キャロル・ウェルズ)も女優として参加してくれることになった。だが、その新しいショー“クレイジー・キルト”は大失敗に終わり、一同は地方巡業に出てからブロードウェイを目ざすことになった。その巡業も次第にヒットし、ブロードウェイに立つことが出来た。初日の夜、ニックが楽屋を訪ねてきて、黄色いバラを形どったブローチを贈った。それはかつてニックが彼女に贈り続けた愛の象徴だった。やがてファニーとビリーは結婚した。ビリーは壮大な水中レビューを企画していた。そのレビューのヒロインはエレノア・ホルムだった。ファニーはハリウッドの仕事を終え、ビリーの待っているクリーブランドへ帰った。だが、ビリーの部屋にとび込んだ彼女が目にしたのは、エレノアとベッドを共にしているビリーの姿だった。二人はほどなく離婚した。何年か経って、ビリーは自分のショーに出てくれるよう、ファニーに申し込んできた。だがファニーはもはや生きるためにニックもビリーも必要としていなかった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ハーバート・ロス
- 脚本
- ジェイ・プレッソン・アレン
- アーノルド・シュルマン
- 原作
- アーノルド・シュルマン
- 製作
- レイ・スターク
- 撮影
- ジェームズ・ウォン・ホウ
- 音楽監督
- ハーバート・ロス
- 音楽
- ジョン・カンダー
- フレッド・エッブ
受賞歴
第48回 アカデミー賞(1976年)
ノミネート
撮影賞 | ジェームズ・ウォン・ホウ |
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歌曲・編曲賞 | ピーター・マッツ |
衣装デザイン賞 | ボブ・マッキー |
音響賞 | |
主題歌賞 |
第33回 ゴールデングローブ賞(1976年)
ノミネート
最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル) | |
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最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) | ジェームズ・カーン |
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) | バーブラ・ストライサンド |
最優秀作曲賞 | フレッド・エッブ |
最優秀主題歌賞 |
第32回 ゴールデングローブ賞(1975年)
受賞
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) | ラクエル・ウェルチ |
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