101匹わんちゃん大行進

劇場公開日:

解説

ウォルト・ディズニーが「眠れる森の美女」につづいて完成した長篇漫画映画。ドディ・スミスの同名小説を原作にビル・ピートが脚色、ウォルフガング・ライザーマン、ハミルトン・S・ラスク、クライド・ジェロニミの3人が監督した。音楽は作曲がジョージ・ブランス、編曲がイブリン・ケネテケィ。現行邦題「101匹わんちゃん」。

1961年製作/79分/アメリカ
原題または英題:One Hundred and One Dalmatians
配給:日本RKO
劇場公開日:1962年7月21日

ストーリー

ポンゴはダルメシアンという犬の雄。ロンドンのアパートに住む作曲家ロジャーの飼犬だ。主人にも自分にもお嫁さんを見つけなければと思っている。窓から外を眺めるポンゴは素敵なダルメシアンの雌犬が美しい女の人と公園へ行くのを見つけ、主人をせきたて後をつける。ふとした失敗でその女アニタとロジャーは池に落ち、これが縁で2人は結婚、ポンゴは素敵な雌犬パーディタをお嫁さんに迎える。間もなくパーディタは15匹の子を産む。ところがアニタの友だちのクルエラは毛皮きちがい。子犬を全部売ってくれという。ロジャーは断る。怒ったクルエラは2人の犬さらいを雇って15匹の子犬を盗ませる。ポンゴとパーディタは町中の犬に子犬の捜索を頼む。事件は遠く田舎まで伝えられた。知らせを聞いた老犬の大佐と猫のチッブス軍曹は近くの怪しい屋敷を調べる。それはクルエラの別荘で、15匹のほかに84匹も別のダルメシアン犬が監禁され、クルエラのオーバーの材料になろうとしていた。大佐の知らせでポンゴとパーディタが駆けつけた。2人の犬さらいの目をかすめ99匹の子犬は脱出した。自動車で追いかけてくるクルエラと犬さらい。物置にあった煤でみんなは変装。うまく逃げることができた。101匹の犬はロジャーとアニタの家に無事着いた。自分の作った歌が大ヒットしてお金が入ったロジャーは101匹の犬を連れ田舎で暮らすことになった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

総監督
監督
ウォルフガング・ライザーマン
ハミルトン・S・ラスケ
クライド・ジェロニミ
脚本
ビル・ピート
原作
ドディ・スミス
製作
ウォルト・ディズニー
ロイ・O・ディズニー
レイアウトチェック
Don Griffith
コラン・キャンベル
アーニー・ノードリ
レイアウト
バジル・デビドビッチ
ジョー・ヘイル
ディック・アング
McLaren Stewart
デイル・バーンハート
ホーマー・ジョナス
バンス・ゲリー
レイ・アラゴン
アル・ジンネン
サミー・ラナム
ビクター・ハボウシュ
キャラクターデザイン
ビル・ピート
トム・オレブ
作画監督
ミルト・カール
フランク・トーマス
オリー・ジョンストン
ジョン・ラウンズベリー
エリック・ラーソン
マーク・デイビス
撮影
ボブ・ブロートン
美術監督
ケン・アンダーソン
背景
アル・デンプスター
Ralph Hulett
アンソニー・リッツォ
Bill Layne
音楽
ジョージ・ブランス
オーケストラ指揮
フランクリン・マークス
製作担当
ハリー・タイトル
録音
ロバート・O・クック
ミキサー
イブリン・ケネディ
音響監修
C・O・スライフィールド
編集
ドナルド・ホーリデイ
ロイ・M・ブリューワー・Jr.
作詞・作曲
Mel Levin
特殊効果
アブ・アイワークス
ユースタス・ライセット
エフェクト原画
Jack Boyd
Dan MacManus
エド・パークス
ジャック・バックリィ
ドース・A・ランファー
原画
レス・クラーク
ハル・キング
クリフ・ノードバーグ
ブレイン・ギブソン
エリック・クレウォース
John Sibley
アート・スティーブンス
ジュリアス・スペンセン
ハル・アンブロ
テッド・バーマン
Bill Keil
ドン・ラスク
ディック・ルーカス
アンビー・ペイリウォーダ
色彩設計
ウォルト・ペレゴイ
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映画レビュー

4.0古くからの名作

2024年11月7日
PCから投稿

泣ける

笑える

楽しい

作曲家ロジャーの愛犬ポンゴは、アニタとその愛犬パディータを引き合わせ、15匹の仔犬をもうける。しかし、アニタの知り合いで毛皮を好むクルエラに仔犬たちが誘拐される。ポンゴとパディータは、他の84匹の仔犬と共に捕らわれた子どもたちを見つけ出し、101匹で雪原を逃げ回るファミリー・アニメ。 ポンゴとパディータは他の動物たちや協力者の助けを得ながら仔犬たちを救出する場面がありますが、これは、部門間の協力や外部のパートナーシップがビジネスの成功に大切であることを示しています。社内外のリソースを結集し、共通の目標を達成する姿勢が学べると思いました。 101匹わんちゃんは、家族愛と仲間の絆が生み出す勇気とチームワークの物語。おすすめの一作品です。

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中野祐治

5.01962年ということに驚き

2023年10月1日
スマートフォンから投稿

笑える

萌える

ネタバレ! クリックして本文を読む
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ぽん

4.0わんちゃん可愛すぎるし、最後なぜかほろっとした

2022年3月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

イラストの感じがオシャレで見てて飽きない! 吹き替えもとてもよかった! 人間2人のキャラクター、ポンゴとロジャータのキャラクターとても好き! 子犬にも個性があるのが楽しい。私は食いしん坊のローリーが好き! 殺されて毛皮を剥がれるという危機が間近に迫っててかなりハラハラさせられるし、雪の中を子犬たちが凍えながら歩いている描写には一緒に心がつらくなった😭 親子愛を感じたし、幸せすぎるけがれなきハッピーエンドに、なぜか涙が出そうになった😭 実写のクルエラを先に観ていたので、「くるえーらべびーる♪」の曲がこのときに作られた曲だったんだということを知ってちょっと驚いた!曲もよかったなぁ〜

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とも

3.0出会いのきっかけはなんでも良い

2021年6月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

幸せ

久々にディズニーアニメのレビュー8作品目 実写公開の影響を受け初鑑賞 1961年(昭和36年)の作品 当時世界初の技術で制作された最先端のアニメ作品 幼少の頃に絵本で読んだが101匹も同じような犬が出てくることに当事かなりのインパクトがあった タイトルは101匹わんちゃんだが正しくは101匹ダルメシアン お父さんダルメシアンのポンゴとお母さんダルメシアンのバディータ そのと子どもたち15匹 さらによその家から入手したであろう84匹の子犬ダルメシアン 84匹の方は盗んだのか買ったのかはわからない 白黒の腹黒おばさんクルエラはダルメシアンの毛皮を作るためダルメシアンの子犬99匹を入手 手下2人に指示し15匹を盗ませる 最近の実写映画でこの人物の名前を知った ディズニーの悪役でキャラがたっているという点ではトップクラス クルエラが運転しているロールスロイスのデザインがいかしている 他の種類の犬などの協力を得てお父さんお母さんダルメシアンは子どもたちの奪還作戦 自分は幼少の頃から99匹全てお父さんお母さんの本当の子供だと思い込んでいた 一度に15匹なんてありえないと感じたが実際あり得る数字らしい 3匹から5匹だろうと思っていた 飼い主夫婦の出会いのきっかけはポンゴのおかげ 池にドボンとずぶ濡れになる2人 そして笑いあう そして結婚 そんなもんかな 出会いがないは言い訳に過ぎないんだな みんな飼おう!田舎に引っ越そうと提案する夫 素敵な思いつきと賛成する妻 犬が欲しい人にプレゼントする発想はないらしい アンチGACKTもニッコリ 狂犬病予防接種に餌代だけで莫大な金額 いぬたまのようなアミューズメントパークを運営する気だろうか 末永くお幸せに 犬の遠吠えに少しは寛大になりそうなアニメ それにしてもなぜ100匹でなく101匹なんだろう 99はアメリカでは縁起がいい数字なんだろうか 英語音声字幕版より吹き替えの方が良い ペットと相棒では大違いだ 吹き替えの方がボキャブラリーとして味がある 声優の演技力も日本の方が上だ 特に手下2人の声が熊倉に山田と豪華だ ロジャーは納谷兄弟の弟でパディータは松金よね子 日本人で生まれ育ったなら多くが字幕版より吹き替え版の方が楽しめる作品 吹き替え版より字幕版を好む自分が薦めるのだから間違いない

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野川新栄