秘密の絆

劇場公開日:

解説

アメリカ・イリノイ州を舞台に、美しい三姉妹をめぐる愛のドラマと家族の葛藤を描くラヴ・ストーリー。監督は「サークル・オブ・フレンズ」のパット・オコナー、製作総指揮は「潜望鏡を上げろ」のジャック・カミンズと「ライアーライアー」のカレン・ケヘラ、製作は「ライアーライアー」のブライアン・グレイザー、「身代金」のロン・ハワード、「ライアーライアー」のジャネット・メイヤーズ。スー・ミラーの原案を新鋭ケン・ヒクソンが脚本にした。撮影は「サークル・オブ・フレンズ」のケネス・マクミラン、音楽は「ジャック」のマイケル・ケイメン、美術はアンダーグラウンド・コミックのアーティストとしても知られる「フォー・ルームス」のゲイリー・フルットコフ、編集は「バットマン」のレイ・ラヴジョイ、衣裳は「陽のあたる教室」のアギー・ゲラード・ロジャース。出演は「誘う女」のホアキン・フェニックス、「すべてをあなたに」のリヴ・タイラー、「狼たちの街」のジェニファー・コネリーほか。

1997年製作/110分/アメリカ
原題:Inventing the Abbotts
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1997年9月27日

ストーリー

1957年、イリノイ州ヘーリー。貧しい母子家庭に育ったジェーシー(ビリー・クラダップ)は、町の富豪ロイド・アボット(ウィル・パットン)に敵意を持っていた。父の死後、母ヘレン(キャシー・ベイカー)がロイドと不倫し、父の特許権を奪って売ったという噂を聞いていたからだ。ジェーシーはアボット家の次女エレノア(ジェニファー・コネリー)と肉体関係を持ち、ついで既に人妻になっていた長女アリス(ジョアンナ・ゴーイング)をも誘惑する。一方、ジェーシーの弟ダグ(ホアキン・フェニックス)は、アボット家の三女パメラ(リヴ・タイラー)と恋仲になっていた。しかし兄ジェーシーがロイドに厳しくとがめられたせいで、二人は疎遠になってしまう。60年、フィラデルフィアで大学に通うようになったダグはパメラと再会、再び交際が始まるが、以前パメラもジェーシーと肉体関係があったことを知り、ダグは激しく兄に怒りをぶつける。そして母ヘレンの急死。実は噂がデマであったことを知ったジェーシーは脱力感を抱き、家を出た。ダグはパメラに変わらぬ愛を打ち明け、二人は結婚した。

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