劇場公開日 2023年7月28日

ひまわり(1970)のレビュー・感想・評価

全132件中、101~120件目を表示

4.5音楽が素晴らしい。

2020年6月12日
iPhoneアプリから投稿

50年前の映画、今頃観ました。終始流れる切なく懐かしい感じのテーマソングが印象的でした。冒頭の広大なひまわり畑、風になびいているのが悲しいストーリーを予感させます。ほとんど出ずっぱりのソフィアローレンの情熱的で行動力のある主人公の演技がすごい。ソ連で再会した夫と話もせずに汽車に飛び乗るシーンは悲しい。
出てくる時計がいつも6時前後を指しているのはどういう意味だろう。二人の気持ちは結婚した時と変わっていないという暗示だろうか。

コメントする 1件)
共感した! 10件)
うどん人

5.0ついに劇場で

2020年6月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

テレビでは何度も観てる、録画もしてる。でも劇場で観たかった、念願かなって劇場であの感動を味わえ満足です。まさに大人の恋愛映画。日本映画界よ、歯の浮く台詞や壁ドンばかりの恋愛映画ばかり作らずこれを手本にしてくれ。

コメントする 1件)
共感した! 15件)
あらじん

5.0ウクライナの花、ひまわり

2020年6月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

大体の内容知っていただけで、初めて見ました。遠景のひまわり畑の印象が強かったけれど、最初も最後もひまわりの花そのもののアップが映る。それを見て、ひまわりは顔なんだ、人間なんだと思った。ひまわり畑の下には、イタリア兵、ロシア兵、ロシアの老若男女の死体が埋まってる。数でなくて、一人一人名前と顔を持った人間。最後に映った3つのひまわりの花は、幸せなジョバンナ、アントニオを待ってたジョバンナ、吹っ切って(でもイアリングはとっておいた)新しい人生を歩むことにしたジョバンナ。かもしれないし、ジョバンナ、アントニオ、アントニオを助けた若く美しい妻でもあるんだろう。

いつまでも6時を指してる目覚まし時計。時が経つのを忘れるほど愛し合ってる時。ロシアに住んでるアントニオが工場から戻る汽車の到着が6時15分。ミラノのジョバンナの部屋で二人が再会して年月が経ったことをお互いの顔と髪で認識して(でも吹っ切れた後のジョバンナは美しい)、口づけして、アントニオが汽車でミラノを発つ時刻が5時45分(に見えたけど)。愛し合っていた6時に向けてやり直すこともできたのかも知れないのに。その「6時」の前後を指す時計の針に胸が痛くなった。ここ数ヶ月、出ることもなかった涙が大量に出た。

前半、明るいイタリアの場面では女性が履いてるサンダルがやたら可愛かった。ソフィア・ローレンの美しいこと!すんなりした足にスタイル!泣く表情が全部違っていて素晴らしい。24個の卵にバターが必要だという北部出身のアントニオ、オリーブオイルしかないというナポリのジョバンナ。どちらでも幸せなオムレツ。

奇しくも、コロナ自粛前の最後に映画館で見たのが三島vs全共闘の映画で、50年前の話。コロナの自粛がとりあえず解除された後に最初に映画館で見たのが50年前制作のこの映画。
ーーーーーーーーーー
そしてロシアによるウクライナ侵攻。ウクライナ支援のために今月末からこの映画が各地で上映される(2022.03.06.)。

コメントする 6件)
共感した! 48件)
talisman

3.0リマスターの美しい光景

2020年6月6日
iPhoneアプリから投稿

イタリアの作品だが、戦争に絡めたメロドラマとして日本でヒットしたらしい。

目の覚めるようなひまわりの畑のシーンがすごかった。
デジタルリマスターの威力は、このシーンを観るだけでもわかる。
全部下には死体が埋まってる、と言いながら、(戦中戦後の実際映像を使っていたのであろう)死体を埋める映像に驚きつつも。

なんかこう…
前半、イタリア人らしく恋仲になったら、ずっといちゃいちゃしてるシーンばかりなんで、眠くなった。

また、後半はいかにもイタリア人って顔の男主人公(マルチェロ・マストロヤンニ)がロシア人って、どんなギャグやねん、とツッコミたいのを我慢。

余談ですが、『はいからさんが通る』(原作漫画)って、『おてもやん』とこの『ひまわり』が大きな影響を与えているんじゃないかなぁ、って思ったりして。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
コージィ日本犬

5.0大女優

2020年6月2日
iPhoneアプリから投稿

ソフィアの最高作かな。マルチェロとのコンビ映画はいくつか作成されており、いくつか見てるがその中でも何度見ても、もう一度見たくなる作品。

お互いに愛してるのに、戦争により引き裂かれた二人、往年の大女優ソフィアローレンに魅了されます。

タイトルのひまわりも好き。何十年も前の作品が引き継がれていくのは素晴らしいね。

コメントする (0件)
共感した! 17件)
ken

4.0圧倒的なひまわりのシーンが印象的

2020年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

懐かしい映画です。
TVで知ったあと、リバイバル上映でも見ました。
又上映されるんですね。
イタリアの陽気な新婚の2人が戦争によって引き裂かれてしまう。
ラストの選択は本当に辛いものでした。
西側のカメラが初めてソビエトの中に入った映画でしたか💦

村の娘役で出てたリャドミラ・サベーリエワはこの少し前
ソビエト映画の長編「戦争と平和」に年齢と同時進行で出演して
当時、話題になっていましたっけ。
ソフィア・ローレンの大ぶりな感じと対照的に可憐な印象で
配役も上手でしたね。
イタリアとロシアという全く雰囲気の違う世界を繋げて見せてくれた映画です。

ソフィア・ローレン、本当に際立っていました。
「2人の女」は辛い内容でしたが上手い役者でしたね。
ミュージカルの「ラ・マンチャの男」では歌声も聴かせてくれましたし。
一部吹き替えでしたが💦
公開当時はハリウッド一辺倒じゃなかったので、イタリアとかフランスとか
外国の映画が沢山見れました。
この映画はそんな中でもとりわけポピュラーな作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
Bird

3.0「ひまわり」に込められた意味

2020年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、試写会

悲しい

作品自体は知っていたものの今まで観る機会がなく、今回のHDレストア版で初鑑賞。
前半での夫婦の軽妙なやり取りから一転、後半は哀愁のメロドラマ展開。
タイトルにもなっている花の「ひまわり」のように、芯が強くてバイタリティにあふれ、花言葉の「あなただけを見つめる」を体現するかのように、夫だけを追っていた妻。
そんな彼女をモスクワで待ち受ける酷な現実。

ひまわりはロシアの国花だが、本作でのひまわりは、悲しい歴史を土台に咲いている。
これほどまでに多面的な意味を持つ花があるだろうか。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
regency

3.5戦争で引き裂かれた女性の愛の軌跡を追ったメロドラマを支える、女優ソフィア・ローレンの名演

2020年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、TV地上波
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 18件)
Gustav

3.0マルチェロマストロヤンニはどうしていつも罪な男なんだ!

2019年12月15日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
JYARI

3.0辛い

2019年5月29日
PCから投稿

最近まじでさみしいから、こころの底にしみた映画でした。
誰かを完全に忘れるなんて、辛いことです・・

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ハワイアン映画道の弟子

4.0久しぶりに観た

2019年4月20日
Androidアプリから投稿

大昔に観ただけでしたが、
いままた、リマスター版で観た。

ソフィアローレン、セクシーでしかも演技派。
マルチェロ、深い悲しみの表情がいい。
列車で遠ざかるシーン、
まるでキリストのようにせつなかった。

北の地にさきさかるひまわり。
その一本一本の意味、、

せつない、ラブストーリーに止まらない、深い戦争への反対の意思を感じ、
骨太の映画と思った。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ゆっこ

5.0列車に飛び乗る

2018年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 8件)
共感した! 38件)
kossy

3.0極寒の戦地、イタリアの肉体表現

2018年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
a0064

3.5苦い!

2018年9月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
はまち

5.0大人の生き方のバイブル

2018年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

悲しい

 名作中の名作。筋や解説を読んで、聞いて知った気になっちゃう。所がどっこい、何を知った気になっていたんだろう?
 良い意味で裏切られます。
 どなたかが「この映画を観ることなしに恋愛を語ることなかれ」とおっしゃっていましたが、同感です。

ひまわり、ひまわり、ひまわり。

イタリアを代表する女優、気が強くて明るくて、夏の太陽に例えられ、夏の太陽にも引けを取らない、そんなローレン女史を表現しているのかと思っていた…

けれど…
 兵士をはじめとして戦争で亡くなった方の墓標、果てしなく続く墓標…
 太陽に焦がれて、太陽ばかりを追い続けついに花になってしまったニンフ…
 …こんな物悲しい物語の象徴だったなんて…

 戦争に引き裂かれて、狂ってしまった運命…
 前半が、恋する者たちのおかしさ・恋する楽しさを十分に魅せてくれるだけに…。
 ロシアでのしっとりとした落ち着いた生活も魅せてくれるだけに…。
 自分の幸せ・激情に惑い・苦しみながらも、幼き者の幸せを優先して踏みとどまる二人。大人の決断。
 …子どもを犠牲にして、それが幸せだと思っている人だってたくさんいるのに。

 この筋の展開だと単なるメロドラマになってしまいそうなのに、お昼のメロドラマとは違う。演出、演技…が違う。
 あらすじを知っていても、シーンごとに「こうくるか!!」の連続。名優の演技。
 迷いながらも、自分の張り裂けそうな思いを抱えて、パートナーを、ライバルの気持ちを大切にする強さ…、責任をきちんと引き受けることを選択した強さ…
 号泣、胸が張り裂けそうなのに背筋が伸びる。
 心をかき乱され、揺さぶられる。私なら?こんな大人の振る舞いできる?

静かな、心に沁みわたる反戦映画であるとともに、
自分自身の、別れたくなかったあの人を思い出して涙してしまう。
大人の生き方を見せてくれる映画です。

コメントする (0件)
共感した! 22件)
とみいじょん

4.0最後の最後にタブーは守られた。

2018年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
Takehiro

3.5ひまわりの下

2018年1月1日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 15件)
everglaze

4.0戦争悲話

2017年12月15日
iPhoneアプリから投稿

中学生の頃見たままシーンの映像しか記憶になかったので見返した

コメントする (0件)
共感した! 3件)
mamagamasako

4.5何度見ても新しい発見があり感動する。ソフィア・ローレンの迫力、存在...

2017年6月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

何度見ても新しい発見があり感動する。ソフィア・ローレンの迫力、存在感がすごく、引き込まれてしまう。お日様に照らされていたオープニングのひまわりがエンディングでは打ちひしがれているのが物哀しい。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
tsumumiki