ビッグ・ヒット

劇場公開日:

解説

腕は超一流ながら優柔不断な性格のヒットマンが仲間の裏切りで絶体絶命のピンチに陥る顛末を描いたアクション・コメディ。監督は「新ポリス・ストーリー」「野獣特捜隊」などハードな香港アクションで知られるカーク・ウォンで、彼のハリウッド進出第1作。製作総指揮は「フェイス/オフ」「リプレイスメント・キラー」のジョン・ウーとテレンス・チャン、「グース」のジョン・M・エッカート。製作は「ホワイトハウスの陰謀」の俳優ウェズリー・スナイプスとウォーレン・サイド。脚本は本作がデビューとなる新鋭のベン・ラムジィ。撮影はダニー・ノワク。音楽は「ルル・オン・ザ・ブリッジ」のグレアム・レヴェルがスコアをつとめ、音楽監修をピラー・マッカリィが担当。美術はターヴォ・スーダー。編集はロビン・ラッセル(TV『新トワイライトゾーン』)とピエトロ・スカリア(「JFK」)。衣裳は『ボディ・スナッチャーズ』のマーガレット・M・モーア。出演は「ブギーナイツ」のマーク・ウォルバーグ、「レネゲイズ」のルー・ダイアモンド・フィリップス、モデル出身で本作がデビューとなるチャイナ・チャウ、「グリッドロック」のボキーム・ウッドバイン、TV『メルローズ・プレイス』のアントニオ・サバトー・Jr.、「愛と哀しみの旅路」のサブ・シモノほか。

1998年製作/91分/アメリカ
原題:The Big Hit
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場公開日:1999年1月23日

ストーリー

プロのヒットマン、メル(マーク・ウォルバーグ)は腕は超一流ながら私生活では誰からも嫌われたくないと公言する優柔不断な性格のお人よし。仲間のシスコ(ルー・ダイアモンド・フィリップス)からはいいカモにされ、フィアンセのパム(クリスティナ・アップルゲイト)と愛人シャンテル(リーラ・ロショーン)には金をせびられるまま貢ぐばかり。さらに、ユダヤ系のパムの両親(エリオット・グールド、レイニー・カザン)のお相手に加えて、レンタル屋からは延滞中の『キングコング2』のビデオを返せと矢の催促とトラブル続き、すっかり胃を痛めてアルカセルツァーが手放せない。そんなある日、女たちのために少しでも金が欲しいメルはシスコが仕組んだ誘拐計画に加わる。日系の実業家で富豪のジロー・ニシ(サブ・シモノ)の娘の女子大生ケイコ(チャイナ・チャウ)を誘拐しはいいが、ここで落とし穴が。ニシは自作自演の映画の大コケのせいで破産寸前だったばかりか、破産組織のボスのパリス(エイヴリィ・ブルックス)とニシは親友で、パリスはケイコの名付け親だったのだ。パリスから誘拐犯を探せと厳命されたシスコはなんとメルを誘拐犯の主犯に仕立てあげた。そんなことはつゆ知らず、ケイコをあずかったメルは優しい態度でケイコに接し、なぜか二人はいいムードに。仲間のクランチ(ボキーム・ウッドバイン)からの連絡でシスコの裏切りを知ったメルを襲う組織の魔の手。先頭に立つのはシスコだった。かくしてメルはケイコを連れて脱出、例の延滞中のビデオ屋でシスコと死闘を繰り広げ、見事勝利。店は爆発炎上するが、メルは奇跡的に脱出正体を変えてケイコと再会を果たすのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.5『何度も観ているアクション・コメディの怪作』

2020年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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瀬雨伊府 琴

4.0なかなか面白かったです。

2019年5月20日
iPhoneアプリから投稿

声を出して笑う程ではありませんが、登場人物はキャラが立っていましたし、テンポも軽快で、コメディタッチのアクションも含め、楽しく鑑賞出来ました。

マーク・ウォールバーグが優柔不断でお人好しの殺し屋を演じていましたが、なかなか良い雰囲気で、はまり役だったかと思います。

が、それ以上にルー・ダイヤモンド・フィリップスがいつも彼のイメージとは違うチャラチャラした悪役を演じていたのには驚かされました。
やっぱり役者さんて凄いですね。

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刺繍屋

3.5アクションが好き

2017年9月22日
iPhoneアプリから投稿

西洋人が西洋を舞台にしながら、アクションシーンの動きは香港のように滑らかに動く感じが、まとめて好き。

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