ビッグ・ビジネス
劇場公開日:1988年9月15日
解説
生まれた時に1人ずつ入れ替わったまま別れ別れになった2組の双子の再会を描くコメディ映画。製作はスティーヴ・ティッシュとマイケル・ペイサー、監督は本作品がソロ・デビューになる「殺したい女」のジム・エイブラハムズ、脚本はドリー・ピアソンとマーク・ルベル、撮影はディーン・カンディ、音楽はリー・ホールドリッジが担当。出演はベット・ミドラー、リリー・トムリンほか。
1988年製作/アメリカ
原題または英題:Big Business
配給:タッチストーン映画=ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1988年9月15日
ストーリー
ケンタッキーの田舎町ジュピター・ホロウで、ある日ニューヨークの大金持シェルトン夫人と、村の農家ラトリフ夫人が同じ時刻に、それぞれ双子を出産する。1度に4人の新生児誕生に町の病院は大混乱、慌てた看護婦のとんでもないミスから双子の1人が入れ替わってしまうのだった。それから30年。ニューヨークのモラマックス社の凄腕会長セイディ・シェルトン(ベット・ミドラー)の双子の妹ローズ・シェルトン(リリー・トムリン)は、なぜかビジネス嫌いの不肖の妹。しかしセディの積極的経営でぐんぐん成長してゆくモラマックス社は、遂にジュピター・ホロウの小会社、ホロウメイドの買収にまで及ぶが、これを許せないのは村で育ち、年に1度の“収穫祭”でも村一番の人気者である積極的なセイディ・ラトリフ(ベッド・ミドラ)で、彼女は妹のローズ・ラトリフ(リリー・トムリン)とともに、反対運動の旗頭としてニューヨークに乗り込んでくる。右も左も分からないニューヨークで興奮気味の姉妹の前に、モラマックス社の商談相手ファビオ(ミシェル・プラシド)のリムジンが止まり、2人をプラザ・ホテルヘ案内してしまったところから事の混乱が始まる。一方のシェルトン姉妹は、迎えのリムジンが来ないと立腹しつつもホテルに到着。やがてケンタッキーからやってきたセイディの恋人ルーン(フレッド・ウォード)やホテルマンを巻き込んで、30年前に取り違えられた2組の双子は大混乱を引き起こす。そしてラトリフ姉妹は、モラマックス社のジュピター・ホロウ進出阻止を何とか成功させるのだった--。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジム・エイブラハムズ
- 脚本
- ドリー・ピアソン
- マーク・ルベル
- 製作
- スティーブ・ティッシュ
- マイケル・ペイサー
- 撮影
- ディーン・カンディ
- 音楽
- リー・ホルドリッジ
- 編集
- ハリー・ケラミダス
- 字幕
- 新村一成