パンプキンヘッド

解説

伝説の悪魔＜パンプキンヘッド＞と、それと戦う人々の姿を描くホラー映画。エグゼクティヴ・プロデューサーはアレックス・ド・ベネディッティ、製作はハワード・スミスとリチャード・Ｃ・ウェインマン、監督は本作品が初監督作品となるスタン・ウィンストン、脚本はマーク・パトリック・カルダッチとゲーリー・ゲラニ、撮影はボジャン・バゼッリ、音楽はリチャード・ストーンが担当。出演は「エイリアン2」のランス・ヘンリクセン、ジェフ・イーストほか。

1988年製作／アメリカ
原題：Pumpkinhead
配給：松竹富士
劇場公開日：1988年12月3日

ストーリー

一面を山に囲まれた田舎町で食料雑貨店を営むエド・ハリー（ランス・ヘンリクセン）の息子ビリー（リー・ドブロー）が、山小屋へ向かう一行のモトクロス競争に巻き込まれ、ジョエル（ジョン・ディアキ）という若者にはねられ、殺されてしまったのは、エドが隣村に出かけた留守の時の事だった。慌てた一行は、ビリーと事件に呆然とする仲間のクリス（ジェフ・イースト）を残して逃走する。用事をすまし帰ってきたエドは、すっかり変わり果てた息子の亡骸を抱き、クリスの説得も聞かずジョエル達に復讐すべく、村に伝わる伝説の悪魔パンプキンヘッドの力を借りようとするのだった。その頃山小屋に到着した一行ではあったが、仲間が1人、また1人と姿を消してゆき、あたりは血の匂いが立ちこめる。怪物に逃げまどう…若者たちの悲鳴を聞き、エドは自分の愚かな過ちに目が覚めるのだった。自分の醜い復讐心が具現化した悪魔パンプキンヘツドが彼らを殺したところで、ビリーが喜ぶはずもない。エドは人々を追いつめる怪物に立ち向かう意を決するが…。