劇場公開日 1994年10月8日

パルプ・フィクションのレビュー・感想・評価

全229件中、1~20件目を表示

4.5洗練されたくだらなさ

2024年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

クエンティン・タランティーノ監督作品はじめてみた。
傑作だった。友達におすすめの作品ある?って聞かれたら真っ先に挙げる。

タイトル通り、扇情的でくだらないクライムストーリーではあるのだが、そのくだらなさが洗練された脚本と構成によってつくられているのがよくわかる。
音楽もいいし、細部に登場する小ネタもまだまだ分からないし何度でもみたくなる作品である。

個人的にユマ・サーマン演じるミア・ウォレスが最高すぎた。
5ドルのシェイクと煙草を吸っている様が美しい。
ボブの女性が煙草吸っていることはなんであんなに魅力的なんだろう。

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まぬままおま

3.5変則的な構成ながら、真っ向勝負のキャラクター描写が魅力。

2019年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

○作品全体
 一つ一つが取るに足らない物語であっても、物語の構成と登場人物の存在感が光れば物語が輝く十分な理由になる。ただ、タランティーノ監督のキャラクター主義は生半可なものではなくて、それぞれのキャラクターが色濃く描かれるからこそ、変則的な構成が力を発揮しているのだと思う。
 ヴィンセントのキャラクター描写が特に好きだ。ミアにマッサージをした男が殺された、という話をこれでもかとダイアローグで見せた後の、ミアの退屈つぶしに突き合わされるヴィンセントの慎重な雰囲気。ツイストの足運びすら気にしているように見えてくるのは、濃厚なダイアローグがあったからだろう。
 一つ一つをピックアップしてもあまり意味はないが、積み重ねられたキャラクターの考え方や仕草が作品への没入感を深め、そして予想もしなかった状況へと進んでいく。徹底したキャラクターの作り込みがあるからこそ真価を発揮しているといえる、タランティーノ監督の魅力的に溢れた作品だった。

○カメラワークとか
・「くだらない話」らしく、カメラワークもトリッキーなものは排除しているように見えた。だからこそレンズを意識させたカットは他作品以上に異質に感じる。ブッチがモーテルで時計を探しているときのジワTUは良い例だろう。裏を返せば、特定のキャラクターを意図的に見せるような画面を作ることを異常だと感じてしまうくらい、その場にいるキャラクターをまんべんなく描写しているのだと思う。そしてそれこそがこの作品の魅力なのだろう。

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すっかん

5.0この映画によりサミュエル・L・ジャクソンと ユマ・サーマンがトップ俳優の仲間入りをした。 当時キャリアが停滞気味だった ジョン・トラボルタが再評価されることとなった。

2024年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

興奮

動画配信で映画「パルプフィクション」を見た。

1994年製作/154分/アメリカ
原題または英題:Pulp Fiction
配給:松竹富士
劇場公開日:1994年10月8日

クエンティン・タランティーノ監督脚本
ジョン・トラヴォルタ(ヴィンセント・ベガ)
サミュエル・L・ジャクソン(ジュールス・ウィンフィールド)
ユマ・サーマン(ミア・ウォレス)
ハーヴェイ・カイテル(ザ・ウルフ)
ティム・ロス(パンプキン)
アマンダ・プラマー(ハニー・バニー)
マリア・デ・メディロス(ファビアン)
ヴィング・レイムス(マーセルス・ウォレス)
エリック・ストルツ(ランス)
ロザンナ・アークエット(ジョディ)
クリストファー・ウォーケン(クーンツ大尉)
クエンティン・タランティーノ(ジミー)
スティーヴ・ブシェミ(バディ)

劇場封切りの時に見た記憶がある。
なので、30年ぶりに見たことになる。

オムニバス形式の映画だが、すべてのエピソードは犯罪がらみである。

この映画によりサミュエル・L・ジャクソンと
ユマ・サーマンがトップ俳優の仲間入りをした。

当時キャリアが停滞気味だった
ジョン・トラボルタが再評価されることとなった。

1994年のオスカーでは7部門にノミネートされた。
そのうち脚本賞を受賞した。
カンヌ映画祭ではパルム・ドールを受賞した。
その他にも多くの賞を獲得した。

冒頭、LAのカフェで強盗を企んでいるバカカップルの場面から映画は始まる。

ウエイトレスの時給が1ドル50セントだと話をしている。
時代を感じさせる。

ヴィンセントとジュールスは、
ボスの金品を横領した3人の男の部屋を訪ねる。

ボスの愛妻ミアの世話を頼まれたヴィンセントは、
食事やダンスをして過ごす。
ミアはヘロインをコカインと間違えて鼻から吸引して
昏睡状態になった。

ブッチは、ボスからボクシングの八百長試合を持ちかけられたが、裏切った。
報復を怖れたブッチは、ファビアンと逃げた。
ファビアンが父の形見の時計を置き忘れてきたことにブッチは
激怒し、ファビアンが住んでいたアパートに戻る。

アパートではヴィンセントがブッチを待っていたが、
ブッチは運よくヴィンセントから逃れることができた。

しかしファビアンのホンダでホテルに戻ろうとしたブッチは路上で
ボスに出くわしてしまう。

事故を起こし、走って逃げたブッチ。
それを追うボス。

逃げ込んだ先の質屋はとんでもないところだった。
しかしながら、質屋から命からがら生還できたボスとブッチ。

物語の場所は冒頭のカフェに戻る。

オムニバス形式の映画だが、
物語は最終的に全部つながることになった。

なるほど、こういうことか!
オスカーの脚本賞を獲っただけのことはあると感心した。

タランティーノがジュールスの友人、ジミーとしてがっつり出演している。

ボスは今ではミッションインポッシブルシリーズで
超有名になっているヴィング・レイムス。

おもしろい映画は30年経ってもまったく色あせない。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.0謎の魅力はある

2024年9月30日
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鑑賞方法:VOD
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宮西瀬名

3.5独特

2024年9月23日
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鑑賞方法:VOD

ずっと暴力的だけど、ずっとうっすらコント
バイオレンスコメディ...とまでは言わないけど

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まこ

5.0人を選ぶ映画だと思う。でも、、、、

2024年9月21日
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瀬戸口仁

1.5序盤数分で嫌気

2024年9月15日
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鑑賞方法:VOD

オープニングで、クズがくだらない会話中に、体感5秒に1回「fuckin’〜」と繰り返すのを聞かせられるだけで胸糞です。
低学歴がイリーガルに金を稼ぎたい欲望を隠さない底辺ぶりを見て、こんなもんに付き合うほど暇じゃないと思いました。
アメリカのリアルがこれなのかな。
ドラッグ蔓延で街にゾンビが溢れる国だもんなぁ。

日本に生まれてよかったわ。
自民党や財務省やトーイツソーカとかはいるけど、まだマシなんだね。こんな日本でも。

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ぢょにぃ7566

3.0安っぽい話

2024年9月8日
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ゆかした

3.0初めてちゃんとタランティーノ作品を見た

2024年9月1日
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鑑賞方法:VOD

映画のメインビジュアルがオシャレでずっと観てみたいと思っててのやっと鑑賞

ユマ・サーマン演じるミアが好きだった

世界観もオシャレだった

これがクエンティン・タランティーノね

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ジュディス

4.0やっぱり面白い

2024年8月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ウン10年ぶりに何度目かの視聴。
食事の場面が印象的でチーズバーガー&スプライト、ステーキ、パンケーキが食べたくなる。
時空行ったり来たり系で、若干頭疲れるけど、フワッと理解できる。
やっぱり印象に残る名作だと思う。
評価:4.3

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bigsuke

3.055点

2024年7月26日
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鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

映画評価:55点

30年前の名作。
そういえば観たことがなかったので、
観賞してみました。

THEタランティーノ作品と言える
素晴らしい構成に
粗くも魅せる作りになってました。

どのシーンを切り抜いても見所があるし、
内容も笑えるし、くだらないし、アホくさい
まさにパルプフィクション。

ただ中身は勿論無いので、
毒にも薬にもなりません。

こういう何も考えずに
映画に酔いしれる事が出来る人には
極上なのかも知れないですが、

私には「普通に面白い」でした。

【2024.7.25観賞】

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まぁと@名作探検家

3.5オシャレに見ればオシャレだし間抜けに見れば間抜け映画NO1

2024年7月12日
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暇すぎて映画に手を出した大学生が一番好きな映画にあげそうなイメージがあった
実際に僕が大学生の時、鼻につくサブカル男のインスタのアイコンがユアサーマンだったので勝手に敬遠してたけどいよいよ今回鑑賞した

みてみると半分イメージ通り、半分ビックリって感じ

イメージ通りなのは、やたら色気がすごいところ
意味不明で本編と何にも関係のない雑談や笑っていいのかわからない途中のダンスも色気でもってかれてなんかオシャレに見えてくる
この良さがわかってないと、センスが鈍いと思われそうな気がしてくる
村上春樹的な沼り方をする気持ちもすごいわかる

ビックリなのは思いの外、ストーリーがシンプルだったこと
僕の嫌いなセンチメンタル逃げの映画じゃ無くてしっかりエンタメだった
なんならコメディだった。トイレ出て「あ、、、」のシーンが一番好き

オシャレに見ればオシャレだし間抜けに見れば間抜けに見える映画だった

サミュエルエルジャクソンの食うハンバーガーがうまそうすぎて、一本のバーガーキングのcmですって言われたとしても納得
あと登場人物がほぼ全員タバコ吸ってる喫煙映画
全シーン誰かしらどっかしらでタバコ吸ってるか巻いてる
スクリーン越しって副流煙とか大丈夫だよね?ってくらいモクモクしてた

タランティーノってまず名前がオシャレすぎる。キューブリックやバンクシーにも思うけど「タランティーノ好き」って言いたくなる名前してる
これがもしタランプップーとかだったらファンは半分くらい減ってるね

psあの時のサブカル男のムカついてごめんね
今僕のインスタのホーム画面はパルプフィクションのポスターになってます。ユアサーマンがベッドの上でタバコを吸ってます。セクシーです

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真平

4.0タランティーノの最骨頂

2024年7月10日
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鑑賞方法:VOD

自分はキル・ビルから入ったタランティーノのファンなので、いつかは観なければと思いつつ、蔑ろにしておりました。最初からティム・ロスのはじけっぷり(見たことあるなとは思ったが、海の上のピアニストの主演俳優とはあとで知った)ジョン・トラボルタとサミュエル・L・ジャクソンの不思議なバディ。ユマ・サーマンのセクシーさ。タフなブルース・ウィリス、まさかのハーベイ・カイテルなど、現在はレジェンド俳優にやられっぱなしでした。最高!

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hanataro2

5.0最高にクールでくだらなくてヤバい映画だぜ!

2024年5月6日
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笑える

楽しい

興奮

話はくだらないギャング映画。超B級。でもクールでイカした映画。ヤバい。

会話劇でもないのに、意味のないくだらない話を延々と続けるのは、緊迫した場面へなだれ込む前のウォーミングアップ。しっかり暖まったところでお仕事(殺し)。
仕事中もよくしゃべるね。真面目な顔して吐く台詞がいちいち面白い。
会話と動作がコミカルなのに、仕事(殺し)は美学があるのね。血しぶき好きなのね。
ブッチ(ブルース・ウィリス)が「あっ」という目で刀を手にしたときは、タランティーノは日本任侠映画が本当に好きなんだと感じましたよ。

こんなくだらない映画に有名俳優が沢山出ているね。
ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、ブルース・ウィリス、ハーベイ・カイテル、ティム・ロス。
個人的には、サミュエル・L・ジャクソンの聖書の語りが最高。しかもこれは、本当の聖書の言葉じゃなくて千葉真一の映画からのパクリだってさ。信じちゃったじゃないかよ!
オマージュ(パクリ)てんこ盛りらしいけど、映画詳しくないので、よくわかりません。

刺さったシーンを列挙しますよ。
・ミア(ユマ・サーマン)が四角四面を手で描いて点線消えるところ。いきなり特殊効果!
・レストランでのツイストコンテストでのダンス。クール&セクシー。
・尻の穴の中で守られた形見の金時計。そんな臭い形見いらんわ!
・ブッチ逃亡のTAXIの背景がハメコミ画像。安っぽく見せることとウケ狙いか。
・ボスの台詞がいちいち面白い。「東洋に逃げたら飯茶碗の中に殺し屋を忍ばせろ」「大丈夫じゃねえ」←笑いのセンスあり。
・ハーベイ・カイテルの登場シーン。ここにも笑いを仕込んできたか。字幕で。
・散々人殺しといて「ボニー(タランティーノの妻)が帰ってきたらヤバい」と焦るサミュエル・L・ジャクソン。ヤバい基準が不明すぎる。
・F○○Kって、いろんな意味で使える便利な言葉か(日常生活で使ってはダメだが)。

あと、食事シーンが多い。ジャンクフード系多いけど。おしゃべりさせるためかな。真面目に考察すると、人間の素が出るからかな。

レザボア・ドッグスでもそうだったけど、オープニングからの選曲センスに唸ります。曲を先に選んでいるじゃないかっていうくらいどのシーンにもハマってる。これ、サントラ欲しくなるし、サントラ買ったら映画も何回も観るだろうな。

鬼才だのオタクだの、色々言われているタランティーノ。こんな映画を撮るあんたは天才だよ!

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TS

4.0ぼけーーっと見て気楽に楽しめる

2024年5月2日
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鑑賞方法:VOD

ずーっとくだらない話なんだけど思わず見入ってしまうなにかがある。笑
何気ない会話劇が超面白い。
「バッカーノ」に少し雰囲気似てたかも??
あと、デートのシーン2人がお似合いすぎて超クールって感じだった!ツイストのシーンとかすごく好き。
おいおいおい〜と、家でツッコミながら見るのにちょうどいい感じだった!笑

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とも

3.0正直、刺さらなかった

2024年4月29日
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楽しい

単純

前提として
・クエンティン・タランティーノ監督作品は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』だけ視聴済。
・予告は未視聴。

賞を取っていたり「面白い」とはよく聞くが、自分的にはピンとこなかった。
シナリオ的にはブッチ編が好き。でも、他のエピソードはあんましピンとこなかった。音楽もピンとこなかった。

キャストの会話とか演技とかはみんなスゴイ。特にサミュエル・L・ジャクソン。あの人、会話だけで場を繋げられるから素晴らしい。
ハッパや酒、食べ物、服装などのかっこよさもなかなか(ただちょっと汚すぎない?)。

時系列をごっちゃにしたのも、最初と最後でキャラクターの見方が大きく変わって面白い。

あと、古いとは思わなかった。どことなく新鮮というか……簡単には真似できない何かがある。センスなのか知識量なのか……

色々と批評とか考察とか読んでいる限り、様々な映像作品の引用があってオタク的な面白さが詰まっている"おもちゃ箱"のような作品だということは分かった。
刺さらなかったのには知識不足が影響していると思われる。
ので、映画通(の気分)になった時にもう一回見直したい。その時にまた、自分の中での評価が変わっていたら面白いな、と思う。

十年後ぐらいにもう一度観たい、そんな作品。
さて、今日の晩飯はバーガーとスプライトだ。

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NandS

1.0ごめん。無理

2024年4月27日
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ふだん、バイオレンス物は観ない。しかしながら、周りがこの作品を絶賛するので、みてみたのだが…
ごめんなさい。やはり無理でした。無駄な、バイオレンスが多すぎて、嫌悪感しかない。さほど感情移入できるようなエピソードもなく、淡々と暴力シーンが、繰り返されてゆく。それが狙いなのかもしれないが、私には刺さらなかった。
嫌いなら、レビューするなといわれそうだが、あまりに絶賛の嵐なので、皆が皆嵌まるような映画ではないということを示したくて、レビューさせてもらいました。

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Nakkan

5.0カッコイイしセンスもある

2024年4月26日
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鑑賞方法:その他

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盲田里亭

2.0これは映画?

2024年3月30日
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鑑賞方法:VOD

知的

難しい

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ひつじ

4.0作品の世界に酔う

2024年3月28日
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作中の音楽や映像、キャラクター同士のかけ合いがテンポよく作品の世界に酔う。
ただ視聴後の感想は、なんだこりゃ?という否定的なもの。

この作品の感想を見ているとトリビア的なものが多く存在するので、それを見て感想を共有できることが一番おもしろい。

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こんにょ