ハネムーンはモンテカルロで

劇場公開日:

解説

一九五〇年代のロンドンとモンテカルロを舞台に、一組の新婚カップルの愛の成就を描いたラブ・ストーリー。エグゼクティヴ・プロデューサーはボブ・ワインスタインとハーヴィー・ワインスタイン、製作はクリスティン・オーストレイチャーとグラハム・イーストン、監督・脚本は「ショッキング・アクシデント」(ビデオ発売)でアカデミー実写短編賞を受賞、本作が長編デビューとなるジェームズ・スコット、原作はグラハム・グリーン(『負けた者がみな貰う』)、撮影はロバート・ペインター、音楽はシャーリー・ウォーカーが担当。出演はロバート・リンゼイ、モリー・リングウォルドほか。

1989年製作/イギリス
原題:Money Talks
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1990年7月20日

ストーリー

一九五六年、ロンドン。通勤途中のバスで出会った、大企業の会計士イアン・バートラム(ロバート・リンゼイ)とキャリー・ポーター(モリー・リングウォルド)の二人はたちまち恋に落ち、結婚を誓うに至る。そんな折、バートラムは会社の経理上の問題を指摘したために社長のドレイサー(ジョン・ギールグッド)から認められ、報酬としてモンテカルロに招待され、そこで結婚式を挙げることになる。バートラムとキャリーはモンテカルロに到着するが、招待者のドレイサーは来る気配がなく、二人の金は残り少なくなる。持ち前の数学的才能を生かしてバートラムはルーレットで大金を手に入れ、ドレイサーへの復讐心も手伝って金の盲者と化していく。そんな折、ドレイサーの船が到着するが、夫に愛想をつかしたキャリーは部屋を出て行く。バートラムはキャリーを追い、一度は失いかけたキャリーとの愛を手に入れるのだった。

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