バトルランナー

劇場公開日:1987年12月12日

解説

21世紀を舞台にTV中継の殺人ゲームの標的になる男たちの反乱を描いたアクション映画。製作はティム・ジンネマンとジョージ・リンダー、エグゼクティヴ・プロデューサーはキース・バリッシュとロヴ・コーエン、原作はスティーブン・キング、脚本はスティーヴン・E・デ・スーザ、監督はポール・マイケル・グレイザー、撮影はトーマス・デル・ルース、美術はジャック・T・コリンズ、音楽はハロルド・フォルターメイヤーが担当。出演はアーノルド・シュワルツェネッガー、マリア・コンチータ・アロンソほか。

1987年製作/アメリカ
原題または英題:The Running Man
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1987年12月12日

あらすじ

21世紀。TVによって国民をコントロールする全体主義国家アメリカで、ベン・リチャーズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は警察官としてまじめに勤めていたが、ある日上司の命令にそむいたため、大量殺人の汚名をきせられて投獄された。だが、強制労働の監獄で知り合ったラフリン(ヤフェット・コットー)、ウェイス(マーヴィン・J・マッキンタイア)らと脱獄、リチャーズは2人と別れ、弟の住むアパートヘ向かった。が、弟はおらず、かわりに住んでいたのは放送局に勤めるアンバー・メンデス(マリア・コンチータ・アロソン)だった。彼女はリチャーズがTVニュースで報道されている殺人犯と知り恐怖におののく。リチャーズは彼女を道連れに国外逃亡を計画した。そのころ、ロサンゼルスのICSネットワークでは、視聴率トップの殺人ゲーム・ショー「ランニングマン」の企画者でホストのデーモン・キリアン(リチャード・ドーソン)が、低迷の兆しの出てきた番組をテコ入れすべく“獲物”としてリチャーズに白羽の矢を立てた。一方、そのリチャーズは空港でアンバーが警察に助けを求めたため逮捕された。監獄に逆戻りかと思ったリチャーズは「ランニングマン」に出場するよう強制される。無事に生き残れれば釈放するというのだ。「ランニングマン」が華麗なダンサーたちの踊りで始まった。ホストのキリアンは冒頭にリチャーズがいかに残虐かをデッチ上げフィルムで紹介する。憎悪をむきだしにする観客。だが、彼と一緒に空港にいたアンバーは映しだされた映像がウソであることに気づき、TV局の資料室に忍び込んだ。一方、リチャーズは戦闘場である“ゾーン”へ放り込まれた。共に闘うのは一緒に脱獄したラフリンとウェイスだった。彼らも逮捕されていたのだ。“ゾーン”で彼らを待ち受けていたのはホッケーのスティックを殺人武器に変えたサブゼロ(トール・タナカ)。リチャーズは激しい闘いの末倒す。“ゾーン2”にはチェインソーを自在に操るバズソー(ガス・レスウィッシュ)が待っていた。しかも、資料室で見つかってしまったアンバーが放り込まれて来た。ラフリンがバズソーにやられ、怒ったリチャーズが逆襲。3人目は装甲バギーに乗るダイナモ(アーランド・ヴァン・リドス)。ダイナモが放つ電流によりウェイスが倒れた。そのダイナモを葬り去ったリチャーズに、観衆の中で拍手する者も現われた。苛立つキリアンが切り札として送り込んだのはナパーム放射器を装備したファイアーボール(ジム・ブラウン)。追いつめられたリチャーズが目にしたのは、このゲームで生き残り、リゾート地で悠々自適の生活をしているはずのかつての優勝者たちの死体だった。リチャーズはファイアーボールも倒した。意外な展開にあせったキリアンは、ビデオ合成でリチャーズがキャプテン・フリーダム(ジェシー・ヴェンチュラ)に倒されるシーンをデッチ上げ、観衆をなんとか誤魔化す。そのころ、レジスタンスに助けられたリチャーズとアンバーは武装してTV局を襲撃。同時に、通信衛星をジャックしてリチャーズが汚名を着せられていた真実の映像をアメリカ全土に流した。そして、リチャーズは怒りの銃弾をキリアンにぶち込むのだった。

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映画レビュー

3.0 【”ショータイム!”今作は、視聴率至上主義に陥った貧富の差が激しい近未来、命を懸けて行われるTV番組“ランニングマン”の裏側とその顛末を描いた近未来SFである。】

2026年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

興奮

■独裁体制の敷かれる21世紀のアメリカ。警察官、ベン・リチャーズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は食料を求める貧民を撃つ命令に背いたために殺人の罪を着せられ投獄されるが、仲間と共に脱獄を図る。
 その頃、殺人ショー“ランニングマン”を放映するICSネットワークのメイン・キャスター、デイモン・キリアン(リチャード・ドーソン)は、番組の目玉となる“獲物”を探していた・・。

◆感想

・序盤から、アメリカ白人富裕層の腐ったおば様たちが、殺人ショー“ランニングマン”の観客席ではしゃぐ事、はしゃぐ事。
ー 腐った奥様:山下達郎の『HEY REPORTER!』でゴシップニュースを追うリポーターや、それをTVで視ている奥様を強烈に皮肉った歌で使われているよね!ー

・更には司法省から指示された極悪キャスター、デイモン・キリアンを演じるリチャード・ドーソンの嫌らしい顔がドアップで、タップリタップリ。アー嫌だなあ。

・ベン・リチャーズたちを殺すために登場するストーカーたちの、弱っちい所もグーだね。アーノルド・シュワルツェネッガーに敵う訳ないじゃん!

・ラストも非情に爽快で、デイモン・キリアンはベンたちが乗せられた、地獄のスライダーで、地獄へゴー!なのである。

<今作は、視聴率至上主義に陥った貧富の差が激しい近未来、命を懸けて行われるTV番組“ランニングマン”の顛末を描いた近未来SFなのである。>

■グレン・パウエル版は、大丈夫であろーか・・。はあ。

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NOBU

4.0 なんや男の股間に恨みでもあるんか?

2026年1月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

単純

グレン・パウエル主演「ランニング・マン」を観る前に同原作の本作を。

予習のつもりで観ましたが、結果から言うと予習の必要はなかったかな、と。続編ではありませんしね。ただ、40年の時を経て再び映画化された意義や本作と何が違うのかを考えるのは楽しいかもしれません。

さて、シュワちゃん主演の「バトルランナー」。ザ・B級映画といった感じでした。アクションあり、勧善懲悪ありの娯楽作品です。

なんかねぇ…中盤までずっと、嫌だなぁ…嫌だなぁ…なんて思いながら見てたんですよ。番組の企画自体が嫌だし、司会者も嫌だし、出てくるハンターも嫌だし、観客も嫌だし、嘘つきテレビ局も嫌だし…なんかもうホント胸糞悪すぎて観るの辛かったんですよ。ひでぇ世界観だなぁ、と。でも後半からは風向きが変わっていって気楽に楽しめたので良かったです。

政治家とテレビ局がグルになってて、「庶民をテレビに釘付けにしておけばデモも起きない」なんてセリフはちょっと現実味があって怖いなって思いました。現代においてマスメディアや娯楽の媒体は変わってきているものの、本質的な部分はこの頃から何も変わっていないのかも知れませんね。視聴者の求めるものを提供するメディアは視聴者の鏡なのです。

アクションもなかなか見どころはあるし、テンポがいいので飽きずに見れます。ただ、フィクションだと分かっていてもやっぱり悪趣味だし、一つのクソ番組をぶっ潰しておしまいってだけなので、もう一押しあっても良かったかなって思っちゃいました。まぁ、本作自体がメッセージ性よりアクションなどに重きを置いた大衆向け娯楽作品なので、こんなもんで丁度いいのかもしれませんね。

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吹雪まんじゅう

3.5 まさに今リメイクされるべき内容

2026年1月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.7
シュワちゃんのキャラクターづけが今と違うのがある意味新鮮である。
物語の設定が1987年公開にも関わらず斬新であり、スティーブン・キングの原作が素晴らしい。
動画のAI生成や、無責任で残酷なSNSユーザーなど、現代を感じずにはいられない。ランニング・マンの為に本作を見返したが、まさに今リメイクされるべき内容である。

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映画BARシネマーナ

2.5 コメディなのか、、?

2026年1月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

近未来(公開時で言うところの)を舞台に
生き残りゲームに参加させられた男の話。

ランニングマンの予習として観ました。

当時のアクションスターシュワちゃん主演
ということもあって期待しましたが、
敵たちの死に方があっけなさすぎて
もはや笑えました。

近未来、生き残り、冤罪、マスコミの闇、
設定はとてもいいのに残念でした。

公開当時は頭からっぽにして
わいわい観れる映画だったのかもしれないですね。

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マスノブ