バイ・バイ・バーディー

劇場公開日:

解説

同名のミュージカル・プレイを「悪名高き女」のフレッド・コールマーが製作「ペペ」のジョージ・シドニーが監督した青春ミュージカルで、音楽と作詞はチャールズ・ストラウスとリー・アダムスのチームが、音楽監督編曲・指揮は「ウエスト・サイド物語」でアカデミー賞を得たジョニー・グリーン。「四時の悪魔」のジョセフ・バイロックが撮影した。振り付けはオンナ・ホワイト。出演は「ペペ」のジャネット・リー、ブロードウェイで映画と同じ役を演じたディック・ヴァン・ダイク「ステート・フェア(1962)」のアン・マーグレット、「蛇皮の服を着た男」のモーリン・スティプルトン、バーディーに人気歌手のジェシー・ピアソン、他にエド・サリヴァン、550名の10代のダンサー達《ワン・ボーイ、ワン・ラスト・キッス、バイ・バイ・バーディー、ザ・テレホン・アワー》ほか8曲のヒット・ナンバーを歌う。

1963年製作/アメリカ
原題:Bye Bye Biredie
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1963年10月18日

ストーリー

ロックン・ロールの人気歌手バーディー(ジェシー・ピアソン)が召集されるというニュースが報道され、10代のファンたちの間に想像以上の恐慌を捲起した。ファンの悲しみ以上に悲嘆にくれている2人・・彼をスカウトし、売り出した作曲家のアルバート(ディック・ダイク)とその秘書で恋人のローズ(ジャネット・リー)は一計を考え、TVショウにバーディーを演出させ、選ばれた1人のファンに、彼が民間人としてお別れのキッスを送るというもので、早速、TV局攻略にかかった。その少女の代表にキム(アン=マーグレット)が選ばれ、街中は大騒ぎ。彼女のボーイフレンド、ヒューゴ(ボビー・ライデル)と、わがもの顔に振る舞うバーディーを泊める彼女の父親(ポール・リンド)にとっては大変な被害者。とにかく、どうやらショウの当夜にこぎつけた・・と思ったら、いよいよキッスを送るというクライマックスに、遂に耐えかねたヒューゴが飛び出してバーディーを殴り倒してしまった。だが、このことがあってアルバートはロージーと結婚することを母親に認めさせたし、キムとヒューゴは昔どおりの恋人同志に返った。バーディーも陸軍から入隊を断られ今までどおり、ファンの嬌声を浴びてエツに入っている……。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第21回 ゴールデングローブ賞(1964年)

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) アン=マーグレット
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