ノッティングヒルの恋人のレビュー・感想・評価
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笑えるラブコメディ
午前十時の映画祭11で観賞。
ロンドンのノッティングヒルで旅行関連書籍を扱う書店を経営してるウィリアム(ヒュー・グラント)の店に、アメリカからロンドンに来てたハリウッド女優のアナ(ジュリア・ロバーツ)が訪れた。そのあと、ウィリアムはオレンジジュース買いに行った帰りの街角で偶然アナとぶつかってジュースを服にかけてしまい、近くの自宅で彼女の服を着替えさせてるあげる事になった。アナは周りにいる人達と違った誠実な彼に惹かれ、2人は恋に落ちるが、パパラッチに追われ、喧嘩して別れ、最後は・・・という話。
映画1本で15億円以上稼ぐ超有名女優が無名の小さな書店主に惚れる事有るのかなぁ?現実的にはそこはちょっと疑問だけど、夢が有っていい話だった。
ウィリアムの兄弟含め、同居人など周りにいる人達が面白くてコメディに欠かせない存在で面白かった。
ジュリア・ロバーツは可愛かった。
ノッティングヒルの奇跡
僕は好きだこの映画
昔にこの映画見ようとして見なかった記憶がかすかにあった。たまたま洋画を最近見始めたらジュリアロバーツを見て、そのつながりで思い出して見たら、すごく良かった。
男性にとってのシンデレラストーリーみたいな映画ですけど。。。大女優に恋する一般人。
でも、好きです、この映画。世の中には、叶わない恋もある。でも自分に正直に答えをお互いに出すところが良い。
※ジュリアロバーツとウィリアムの出会いというか、関わりは、確かに一見薄いように感じるかもしれないが、初めての出会いでも波長が合ったり何か惹かれ合うことがあるのは経験的によくわかる。
そりゃあ何回も合えばよりよくわかるよ。2人の関わり方は意外と心の交流、感性の交流が濃かったと僕は思う。
お互い傷つきながらも、お互いの告白の言葉が、すごく気持ちが入っていて、かなり共感してしまった。
ウィリアムが、仲間に、ジュリアロバーツを振ったことをどう思うかと問うて語り合うシーンがあり、同居人の友人が、お前は大馬鹿野郎だといい、主人公が気づき、ジュリアロバーツを追いかけるため、仲間が協力して車を走らせ団結するシーンも興奮した。記者会見に潜り込むところドキドキした。
理屈じゃなく好きな恋愛映画。
単純明快に気持ちいい。
ジュリアロバーツって名前が有名だけど、オーシャンズ見るまで全く意識してなかった。ワンダーのお母さんもやってたのに。
本当に大女優。
とにかく観てほしい1作
皆さんが色々書かれているので私が
言いたい部分だけ書くと最初は
キレイに着飾っていたアナが最後の
告白では野暮ったい服装にサンダル
履き。見た目も心も着飾っていた物を
脱ぎ捨てて普通の女の子としての
告白は心に響きました。
ジュリアロバーツが美しいです。
ほんわかしたハッピーエンド
午前10時のリバイバル上映で鑑賞。
ハッピーエンドになると分かってるハッピーエンドを観たくて見に行きました!
出会ってからじわじわ好きになるパターンもあるとは思いますが、
出会ってすぐ、あ、なんとなく一緒にいたい、ってすぐ思える場合も、直感としてあるよな〜〜と思いました。
彼は唐突に記者のフリしたり、かなりの試練が急にやってきますが、彼女に会いたい、もっとそばにいたいという思いがあれば、1つや2つの試練なんて越えてしまうんだなぁ〜と微笑ましく思いました。
たまにはほっこりするハッピーエンドで心を落ち着かせる過ごし方もアリだと思いました。
ヒューの代表作
ジュリアロバーツかわいい
男性と女性で見方が全然違うよね
掲題の通り、ウイリアムに対する評価が男性と女性で全く正反対なのが面白いと思う。
もちろん単純な二元論で斬って捨てるのはアンフェアだと思うが、私の周りではほぼ確実に意見が別れるから面白い。
私はアナがウイリアムを好きになった気持ちがよく分かる。
女性に対し、何の要求も強制もせず、傷つけることもせず、自分の気持ちを理解し沿おうとしてくれる人(たとえそれがアプリコットとハニーであっても)。
そんな奇跡のような人を見つけられたアナはまさにシンデレラだと思う。
そしてそれは決してタナボタなどではなく、自分の私生活を常に脅かされ、顎を痛みに耐えて削った彼女の努力が引き寄せたものに他ならない。
一見超ヒステリーな彼女。
でもウイリアムは彼女の中に自分と同じ傷を見つけたのだろう。
そしてその中で必死にもがき、輝きを見せる彼女のいじらしさも。
表面の華やかさに惑わされず、本質の豊かさに気づけるか。
この映画はそれを問うていると思う。
なかなかいい話で好きだ
教えている高校生の好きな映画なのでみる気になった。ロマンスとアクション映画が好きな生徒で、彼女がこの映画を日本語で説明してくれたので、普段全く鑑賞しないジャンルの映画だが、観てみたくなった。
たくさんの人があらすじや感想をかいているが、好きなシーンと感じたことをちょっと書く。
有名な女優、アナ(ジュリアロバート)が繊細でかつ思いやりがあり、正直な気持ちがお互いに伝えられるとおもったウィリアム(ヒューグランド)を好きになっていく。 それは、本屋で初めてあったとき、ウィリアムの万引き客の行為に対する寛大さが引き金になったと思う。その後、オレンジジュースをこぼされたアナは彼の誠実で、偽りのない行為に惚れたと思う。ウィリアムはアナが有名な女優だと気付いていた。
彼の態度はどんな人にでも変わらないと感じ、全くアナとは違っているところに(芸能界という仮の世界で生きているアナも実はそうなりたい)行為をもったと思う。自分のそのままを出せる世界は有名女優にはなかったと思う。ラブコメディであるが、二人の心の中を完全によみとるのは難しかった。
芸能界でマスコミから追われているアナはかなり処世術を身につけているが、人々の酒の魚になったりしているシーンにウィリアムは正義感に燃え行動に移す。最後のシーはまるで、ローマの休日のようで、グレゴリーペックがオードリーヘップバーンに、『欧州訪問でどこが一番好きか』ときくシーンと被る。王女(ヘップバーン)もアナ(ジュリアロバート)もマスコミに追われる表面的な社会に住んでいるが真実を語るところがいい。
私にとってベストシーンはジャガールの絵(La Mariée )を両方が好きだとわかるシーン。
アナ『信じられない! あなたが、この絵を飾っているなんて。』
ウィリアム『ジャガールが好き?』
アナは『愛というのはこの絵にあるようなものだと。青い空に浮かんでいるようなもの。幸せは バイオリンを弾いているヤギなしには幸せじゃない』と言っている。
アナは自分の心をわかちあえるボーイフレンドを持ったことがないと言っていた。それに、有名女優で忙しくて、何ひとつ自分の思うようなことはできないし。人を好きになることはこの絵のように宙に浮いている気分になれること。ヤギがバイオリンを弾くということも現実的ではないが、このような夢のような愛の世界に浸ったことがないということで、いま、ウィリアムにたいするきもちはこの世界のようだということだと思った。
それも、英国の伝統的な乗馬の雑誌の記者だと名乗って、彼女と面会する。それに、作家ヘンリージェームスの時代の映画をウィリアムはアナに提案したし、乗馬のことも話した。ロケ現場に行ったら、アナはウィリアムのアイデアを使った作品の主演女優だった。愉快な話。
違和感:ウィリアムは旅行専門雑誌の本屋の店主より、UK専門の本屋の方が合うね。かなりの読書家だしね。
「愛し、愛される人との出会いはめったにない 奇跡なんだ」 そして奇跡は起こる それはあなたが行動したときに起きるのです
ラブコメディですから、そんなアホなあ!という展開で強引に進行します
でもジュリア・ロバーツの美貌と笑顔の破壊力がすべてを乗り越えていきます
気が付けば終盤では涙ウルウルして心が暖かくなっています
クリスマスに大切な人と一緒に観るに相応しい映画と思います
「愛し、愛される人との出会いはめったにない
奇跡なんだ」
そう主人公は話ます
それが絶対に自分の物にならないと思う人だとしたら?
ハリウッドスターでなくても、身近な人でもそういう相手はいるものです
叶わない愛を忘れようという日々が毎日毎日続いて、気がつけばまた1年が過ぎ去っていく
そんな現実は誰にだってあることです
劇中でビル・ウィザースの名曲「エイント・ノー・サンシャイン」が流れたノッティングヒルの商店街を空しく歩く主人公の秀逸なシーンのように、砂を噛むような人生を寂しく送る姿
それは誰にも経験の有ることだと思います
でもつかの間の映画の夢なら叶うのです
ラストシーンの公園は、いつかの夜に二人で塀を乗り越えた公園です
二人が座り寝そべっているベンチ
それは彼女が「一生共に過ごす人もいるのね」と言ったあのベンチです
アナのお腹は妊娠しているようです
そういえば「エイント・ノー・サンシャイン」が流れたノッティングヒルの商店街のシーンでも、秋には妊婦だった女性が春には赤ちゃんを抱いていました
二人の時は動き出したのです
仕事ばかりで、生きている実感のない日々も
空しくただ日々を繰り返しているだけの日々も
それは時は止まっているのも同じです
気がつけばもう若くもなくなって、子供も作れない歳になってしまう
そんな間違いを犯してしまいがちな現代の私達に
刺さるシーンだと思います
人生の奇跡が成就した光景なのです
誰もが観たい幻
まるでマッチ売りの少女が点すマッチの灯りでみた幻のと同じかもしれません
独りぼっちのクリスマスを過ごす人も、本作で幻を観たっていいじゃないですか
だってクリスマスなんだもの
奇跡は起こる
あなたが行動したときに起きるのです
男性の夢の極致
ヒューグラント扮するノッティングヒルに住む妻に捨てられた本屋の経営者ウイリアムタッカーは、ジュリアロバーツ扮するハリウッドの大スターアナスコットに憧れていた。ある水曜日、ウイリアムの本屋に現れたある女性にウイリアムは本についてアドバイスした。女性が本を買って出て行った後で、ウイリアムがジュースを通りがかりに本を買った女性にかけてしまい、お詫びに自宅へ連れて来たらアナスコットだった。ウイリアムは、アナの映画を観直したりしていたらアナから電話が入っていた。ウイリアムはびっくりしたが、ホテルでアナと面談し夢心地だった。アナは、夜の予定をキャンセルしてウイリアムの妹の誕生日パーティーに出ると言った。家族はびっくりしたが、アナも楽しそうだった。スキャンダルが出た時もアナはウイリアムの家に来た。果たして夢心地はいつまで続くのか? 楽しんだ後の虚しさは、楽しみが深いほど応えるものだ。しかしながら男性が想像する夢の極地の展開だったな。ふぬけになってしまうね。
普通の女の子が王子様のようなイケメンに見染められ、っていう話はちょ...
4度目でも涙あふれた。
劇場・wowow・DVD(持っている)。そして先日NHKーBSで放送があり。
また観てしまいました。
今回気づいたところがありました。
①冒頭で流れる「SHE」はエルビス・コステロ版ではない。
オリジナルなのかなあ・・・。
②同居人の「変なTシャツ」話。
アナのTシャツに、オレンジジュースをかけちゃったエピソードに繋がってる?
③2人が真夜中に、ふざけて忍び込んだ庭と椅子。
ラストシーンに出てくる椅子と、同じ。
10年ぶりくらいに観たからか、とても新鮮でした。
主人公の友人達が、「今行かなきゃ!」って車を飛ばすところ。
この辺はイギリスらしい「チーム物」感が溢れてていいなあ。
そしてクライマックスの記者会見で、2人が遠く向かい合うシーン。
流れてくる「SHE」で、もう涙大洪水。
ここで涙流せるうちは、まだまだ私大丈夫。
願わくばどこかの国でリメイク、なんてしないで。
見るたびに流す私の幸せな涙を、永久保存し続けてほしい。
癒される。そして素敵な笑顔
幸せな気持ちに
英国生まれの王道ラブコメ
主演の二人がとてもチャーミング。ジュリア・ロバーツの笑顔はオードリー・ヘップバーンを彷彿させる愛らしさだし、ヒュー・グラントのボストン眼鏡姿も萌えでしかない。
ストーリー(脚本)もとてもイイ。
「女優なんて娼婦さ。」「(脱いだのは)仕方なかったの。」「一度記事になったら一生残るのよ。」「どうして男はそんなに女の胸が好きなの。人間の二人に一人はみんな膨らんでるのに。」女優業の大変さや女性の心の機微を描く目線がとても優しい。なので脚本は女性かなと思ったら男性だったので驚いた。イギリス人の男性を見る目が変わった(笑)。ジェントルネスの伝統、善きかな。
ロマンチックで仲間たちとの友情もあり笑いもあり、性描写も抑制が効いていてBBAの心臓にも優しい、大満足の花マル作品。
ありえない設定でも
ありえない設定と認識しながらも、惹かれ合っていく二人の世界に引き込まれていく。
なかなか踏み出せないヒューグラント、、もどかしい!
中でも印象的だったのは、ヒューグラント演じるタッカーがジュリアロバーツ演じるアナを忘れるために紹介をたくさん受けた後のシーンで、大切なことを忘れている。素晴らしい人はいるけど、好き同士になるってことは奇跡なんだ、と話すシーン。
ひどい別れ方をしても、思い続けてしまう。それがとても丁寧に描かれていて、忘れられない人がいたことがある人は、きっと共感できるはず。
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