ノッティングヒルの恋人のレビュー・感想・評価
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ふわふわとした実体のない映画
私にとって、特別な一本にはなりませんでした。素敵だとは思いますが、どうにも煮え切らない展開が続く、生殺しのラブストーリーです。
大前提として、ヒュー・グラントが美男子で、自信の無い古書店経営者という設定に無理があり過ぎます。この時点で男の目から見た共感はほぼ無くなるんじゃないかと。
反面、ジュリア・ロバーツはハリウッド女優のあるあるを、これでもかと言わんばかりにティピカルに演じており、すごく力が入っているように感じました。女優という仕事の、辛さや厳しさを上手に表現していました。
一度別れてから、一年が過ぎたことを一瞬で見せる演出は素晴らしいショットでした。散歩するヒューのバックグラウンドで、季節が変わり、友人や家族も映り込みながら成功や、別れなどが描かれていて、まるでミュージカルみたいな演出です。
記者会見のシーンは、まるまる「ローマの休日」でしたね。よく考えたらおかしなことだらけですけど。彼女のエージェントがなぜ質問者としてヒューを指名したのかが最大の疑問です。ただの偶然のように映りますが、そんなことあり得るでしょうか?
2018.3.13
ロバーツ選手の魅力ですね
ヒュー・グラントのタレ目に尽きる
兎にも角にも、「ロマコメの帝王」ヒューグラントの愛らしさにknockoutされる。
タイプ・・・なのだろうか?
『モーリス』のゲイの貴公子。『ラブアクチュアリー』のイギリス首相。
1994年の「フォー・ウェディング』のドタバタ・ラブにも笑わせてもらった。
ヒューは撮影時、38歳。
ジュリア・ロバーツは31歳。
結構な中年カップルだ。
ジュリアはオバサンにしか見えない(ファンの方、ごめんなさい)
対するヒューはバツイチの旅行記専門書店のオーナー。
フッと本を見に寄ったハリウッド女優アナ・スコットが、本をお買い上げになったことから、2人は恋に落ちる。
ハリウッド女優と小さな書店のオーナー。
あり得ない設定なのに、イギリス映画らしい、変人の同居人(リス・エヴァンス)とか、
ぶっ飛んだファッションの妹とか、イギリス映画の定番キャラが働く、働く。
会話の楽しさ(毒舌と、思いやりの絶妙なバランス、そして本音を言える雰囲気)
アナも居心地の良さを感じたのだろう!!
失意のアナが昔のヌード写真流失で、逃げ込んだ先が、ウィリアム(ヒュー)のアパート。
翌朝、何気にドアを開けたウィリアム。
ドアの外には、100人近いマスコミ。カメラが一斉にたかれる。
(さすがに、このシーンは覚えてましたね・・・)
ヒト波乱フタ波乱あるけれど、盛り上がって、最後はハッピーエンドで、
気持ちいーい!!
(ヒュー・グラントがめちゃめちゃ格好いい・・・そしてタイプだなぁ、としみじみ思った)
【”彼女は僕が生きている理由そのもの。そして、きっと彼女も・・。”ハリウッド女優と、平凡だが誠実で心優しき男の恋模様を描くラブコメディの傑作。鑑賞後に齎される多幸感が素晴しき作品でもある。】
■ロンドン・ノッティングヒルで出会ったハリウッド女優・アナ・スコット(ジュリア・ロバーツ)と冴えないが、誠実で心優しき旅行本書店員・ウィリアム・タッカー(ヒュー・グラント)。
アナは、スコットの店を訪れた際の万引き男へのスコットの対応や、二人がノッティングヒルの町でぶつかってジュースでアナの服を汚してしまった時の誠実な人柄に引かれて行く。
しかし、ウィリアムはアナの恋人(若き、アレック・ボールドウィン!)の存在や、ハリウッド女優である彼女との間にある”格差”を知ってしまい…。
◆久方ぶりに鑑賞した感想<Caution!内容に思いっきり触れています。>
・冒頭とラストで高らかに流れる、エルヴィス・コステロの”She"が、この作品の価値を高めているのは、矢張り間違いない。
ー 映画と音楽が最良の形で、相乗効果を齎した一例である。-
・ハリウッド女優・アナ・スコットは、ウィリアム・タッカーの店を訪れた時の、彼の万引き犯に対する温和で寛大な対応やアナが選ぼうとした本に対し”この本の方が良いですよ”と告げる姿に惹かれたのは間違いないよね。
ー 何故なら、その後再び彼とノッティングヒルの町角でぶつかって服を汚されてしまった時も、彼の勧めで彼の家に素直について行く姿からそれは分かる・・。ー
・タッカーの変な同居人スパイク(リス・エヴァンス)も、前半は本当に変な男なんだけれど、作品にコミカル要素を巧く与えているキーパーソンである。
又、後半、タッカーがアナから
”私も一人の女。好きな男の人に愛して欲しい”とタッカーの好きなシャガールの絵をプレゼントされ、告白されるも、”又、君が去ったら再起不能・・”と断った後、悩むタッカーに”活”を入れ、身を呈して町を走る車を止める姿。タッカーの真の友人である。
・タッカーの兄弟、友人達も皆、善人でありタッカーがアナを妹ハニーの誕生日に連れてきた時も、驚きつつ、受け入れ皆で楽しそうに円卓を囲む姿も良い。
ー アナが彼に惹かれるもう一つの理由である、と思ったよ。素敵な兄弟、友人が居ると言う事は、タッカー自身の人柄によるのだから・・。
そして、アナがふと口にした、ハリウッド女優としての孤独と悩み。それは、その後、彼女が若き頃のヌード写真が流出するという形で、表される。-
・アナとタッカーがお忍びでレストランで食事をしている時の、壁を隔てた席に座った男達のアナに対する、品の無いコメント。それを聞いたタッカーは席を立ち、言い放つ。
”彼女も生身の人間だ!。敬意を払うべきだ!”そして、アナもそれにつられて・・。
ー タッカーの漢気が伺える良きシーンである。-
■タッカーがスパイクに活を入れられた後に、アナがアメリカに去る前に、イギリスのサヴォイホテルで記者会見をするシーン。
タッカーは記者に紛れ、アナに質問する。
”彼にもう一度、チャンスをくれますか?”アナは嬉しそうに”ええ、そうします。”と答える。
そして、タッカーは最後の質問をする。
”いつまで、イギリスにいますか?”
アナは満面の笑顔で答える。
”いつまでも・・。”
<ジュリア・ロバーツ扮するハリウッド女優とヒュー・グラント扮する平凡な男の恋模様を描くラブコメディの傑作。
二人の確かな演技に魅入られ、夢とユーモアたっぷりの爽やかな恋愛劇は、見る側に多幸感溢れる余韻を残す作品でもある。>
たれ目のイケメンには敵わない
夢のようなストーリーだけど素敵です。 そんなストーリーと主題歌の「...
20年ぶり2度目
下ネタなしのロマコメ
ハリウッドのスター(ジュリア・ロバーツ)がロンドンにやってきて、ひょんなことから小さな書店の店主(ヒュー・グラント)と知り合う。
スターはアメリカに戻り、アカデミー賞を取ったりの大活躍だが、あるスキャンダルでマスコミから逃げ回ることになり、店主の家にやってくる。
素晴らしい脚本で、心底、楽しめる。
完璧なる恋愛映画
驚いた!この作品を今の今まで観たことが無かったなんて・・・兎に角現代の男版シンデレラストーリー、🎥ローマの休日の現代版。余りに有名なこの作品、とうに見たけど内容を覚えてないだけかと思って見始めたけど、やはり初見で・・・ジュリア・ロバーツの余りに可愛いキャラに最初から最後までキュンキュンでした❗二転三転する出会いと別れは見ててはらはらドキドキの共鳴しっぱなしで、これぞ恋愛映画の王道、これぞ映画、これぞラブストーリー❗とひとり興奮しきりで、もしまだ見てない方いらっしゃいましたら無条件で見てみてほしい‼️恐らく女性以上にこの映画、男性の方にはたまらない作品となっている(勿論女性の方にも大好評)。男性の方には見たらあなたも今日からヒュー・グラント、間違いなし‼️です(笑)
タイトルなし(ネタバレ)
脇を固めるキャラクターが破茶滅茶に魅力的
ほんまちょい役の人までみんな引き込まれるキャラ
一般人×芸能人のラブストーリーの元祖じゃない?
格差ラブとしてはローマの休日を彷彿とさせるけど
こちらはハッピエンドでとても有り難い…🙏🏼
大好きな映画
よく出来たロマンス!
あまりいけてない古本屋の主人公が何故か世界的大女優と恋に陥るお話し。シチュエーションだけで物語がいくつも作れそうだけど、そこを2時間の枠に上手に納めて2人の恋の行方を結構ハラハラしながら見守る羽目になった。
単なる身分違いの恋愛話しかと思っていたら、キャラクターの掘り下げがしっかりしているから、2人の心情の変遷がよくわかる。戸惑いから始まって、有頂天になり、でも振り回されて、やっぱりダメだと思う主人公の思いは、中年オヤジにもぐさっと刺さったし、その一方で、大女優のはずの女子の切なさと可愛さ、またそう言う世界であるが故の破廉恥さも持ち合わせた女優側の複雑な思いは、これまた、世界中のモテまくる女子に受けたことだろう。みんな、自分の思いをいずれかの出演者に投影しているに違いない。主人公の友人たちの造形もよくできていて、最終シーンにつながる友人一同揃えた今後のアクション検討ミーティングは主人公を見守る優しさに満ちていて、見てる側の気持ちをほっこりさせてくれた。ほんとみんな優しすぎ。アドバイスの後に展開される友人たちの、アドバイスとは全く逆のはしゃぎようって言ったら、これまた半端なく、車椅子の奥さんを一緒に連れて行く小ネタを放り込むあたりは、マジに脚本家に拍手を送りたい。そしてまた、小ネタといえば、あっちゃこっちゃに散りばめられた映画へのオマージュネタ。クスッとさせるシーンも多く、挿入歌の使い方はちょっとベタすぎるけど、おじさん世代にはしっくり来てしまい、本当に飽きない。主役2人だけでなく、随所に幸せそうな人たちを描いているところもgood。最後のあちこちのキスシーンも良かったね。
なんか、ひさびさに善人ばかりで、最後はすかっとハッピーエンドの映画を見た。いい映画だった。薦めてくれた友人に感謝。
古き良き映画
名前はずっと聞いたことあったが見れていなかった映画。
やっぱり有名で名作と言われている映画はちゃんと面白い。
すぐ恋に落ちたシーンはよく理解できないが、見終わったあとは爽やかな気持ちになる。
1999年ということで思ったより古くなかったが、街並みも音楽も服装も最高に良かった。
ヒューグラントの友人の細い変な人がまさかキングスマンのラスプーチンの人だったとは、、笑
ふふっと笑えるシーンが多く、中でも
この役に共感出来た?
「出来なかった」
なぜ?
「人食いロボットの役だから」
と
ヒューグラントの家の前に記者がたくさん集まってリズがパンツ一丁で決めポーズしていたシーンが面白かった。
ラストの記者会見のシーン良き◎
ラブストーリーの金字塔…?なぜ人気?
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