ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

死期の迫った2人の男が海を目指して旅する姿を描き、本国ドイツで大ヒットを記録したロードムービー。医師から余命宣告を受け、末期病棟の同室に入院させられたマーチンとルディ。死ぬ前に海を見ようと病院を抜け出した彼らは、駐車場のベンツを盗んで人生最後の旅に出る。しかしその車はギャングのもので、中には大金が積まれていた。怖いものなしの彼らは道中で犯罪を繰り返し、ギャングのみならず警察からも追われる身となってしまう。後にハリウッドでも活躍するティル・シュワイガーが主人公の1人マーチンを演じ、監督のトーマス・ヤーンとともに脚本も手がけた。「ブレードランナー」のルトガー・ハウアーがギャングのボス役で出演。日本では2009年に長瀬智也主演で「ヘブンズ・ドア」のタイトルでリメイクされた。

1997年製作/90分/ドイツ
原題または英題:Knockin' on Heaven's Door
配給:K2エンタテインメント
劇場公開日:1999年10月23日

スタッフ・キャスト

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(C)CINEPOOL/DREFA&TELLUX MUNCHEN

映画レビュー

4.0人生を終わらせる死の存在が人の背中を押すときもある。

2023年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん

4.5最高のロードムービー!

2025年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

興奮

ずっと前に見て、とても好きだったことを思い、今回DVDを借りてきて改めて見て。
やはりすごく素敵な映画でした!

最初はマーチン目線とルディ目線が違う目線なんだけど
時を追うごとに、二人目線になっていく描き方はあっぱれの一言。
二人は強盗はすれど、決して人を傷つけたり殺したりはしないところも良くて。
大金を手にしてからの二人の無邪気な姿には「良かったねえ(^^)」みたいになって
死を目前にしている二人が、その大金を確実に「生き金」にしていく。
決して無駄遣いではなく、二人のために、みんなのために使うところも泣かせる。
当てずっぽうでハチャメチャなようで、きちんと丁寧に作られた作品だと思う。

最初から最後まで、全てにおいて名シーン。無駄は一切なし。
心に刺さる、心を癒やす、心を温めてくれる名作だと思う。
ロードムービー好きにはたまらない演出だらけ。また見て本当に良かった。

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Sign3121

4.0観終わった後の余韻が最高

2024年12月29日
iPhoneアプリから投稿

笑いどころが多くてちゃんと笑えるし、マーチンとルディの2人の掛け合いがとても愛おしい。他のキャラクターたちも、(特にギャング二人組)どこか可愛くて憎めない。
痛快愉快な展開ながら、余命宣告を受けているというところのシリアスさもあり、バランスが絶妙。
結構綺麗に伏線が張ってあって回収されて、そこらへんもとても痛快。ストーリーが単純で、キャラクターたちの動きもとても分かりやすい。観ていてストレスがない。

個人的に好きなシーンは、薬局でルディがマーチンのために銃を持って医者を脅迫したシーン、ギャングのボスの粋なセリフのシーン、ギャングに銃をつきつけられいよいよかと思ったらとき決意したかのように2人が手を繋いだシーン、最後の海のシーン、、、
テキーラを片手に海について語るシーンや、最後海を見て…のシーンの、マーチンの真っ直ぐな瞳に、心をギュッと掴まれました。

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とも