ネメシス

劇場公開日:

解説

近未来を舞台に、人間とサイボーグの抗争を描くSFアクション。監督は「キックボクサー2」のアルバート・ピュン、製作は「ライオンハート」のアシュ・R・シャー、エリック・カーソン、トム・カルノフスキー、エグゼクティヴ・プロデューサーはアンダース・ジョンソン、脚本はレベッカ・チャールズ、撮影はジョージ・ムーラディアン、音楽はマイケル・ルビーニが担当。

1992年製作/アメリカ
原題:Nemesis
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1992年12月26日

ストーリー

2027年、地球上は荒廃し、人工臓器の開発により、サイボーグ化した人間が出現し、暴力がはびこる世界となっていた。ロボット工学関連の犯罪専門のロス警察の捜査官アレックス(オリヴァー・グラナー)は、ある捜査で重傷を受け、大々的な人工臓器移植手術を受け、失意の底で麻薬に溺れていく。コンピューター・チップの密輸組織に身を落としたアレックスは、彼の心臓に植え付けられた爆弾のために、スイッチを握るボスのファーンズワース(ティム・トマーソン)の命令に従うしかなかった。盗まれたチップを取り戻すことを命じられたアレックス。チップはアレックスの元恋人ジェアードが持っていて、テロリスト集団ハンマーヘッドに売ろうとしていた。アレックスは自分が両者をおびき出すためのおとりであることに気がついた。問題のチップはクローン人間製造工場計画の情報が入っていた。最終目的は全世界の首脳をサイボーグとすり替えることだった。首謀者であるファーンズワース自身もサイボーグだった。ハンマーヘッドの正体は、完全な人間たちの集団で、サイボーグの完全破壊を目的としていた。悩んだアレックスは人間の側に付き、ファーンズワースたちと戦い、彼らを全滅させたかに見えたが、生き残ったファーンズワースが、アレックスの前に現れ、耳をつんざくような爆発音が鳴り響くのだった。

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映画レビュー

3.0ガンアクションはA級

2022年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

2.5設定に映像が追い付いてなさすぎ

2021年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

クオリティどうこう言って観るような作品ではないだろうけど、
設定に映像が追い付いてなさすぎ。それは公開年を考えても見過ごしにできないかな。

そこが緩いのでシナリオを飲み込む気になれない。ただの格闘アクションに映る。
いや、たぶん、この粗っぽいつくりで未完な様を楽しむべきだったんだろう。
でも、もう観てしまったわけで、いまさら印象変えようがないわな。。

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okaoka0820

2.5ブレードランナーとターミネーター

2020年11月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

主人公はデッカードとカイル・リースを一人二役で演じているようなキャラをゴチャ混ぜにした、ロボコップ的でもあり忙しない役柄。

CGを使わない迫力のある映像やアクションシーンは楽しめるが、さすがにラストは頂けない陳腐な特撮技術がショボ過ぎる。

監督の好きなジャンルを詰め込んだ、過去の傑作があるからこその本作で、オリジナリティは微塵も感じられない、撮影の過酷さだけは物凄く伝わってくる。

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万年 東一

3.5サイボーグの彷徨

2020年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2027年のロス、サイボーグが一般化するとともに、犯罪も増えてくる。
専門の刑事が主人公だが打ち合いで負傷、自らもサイボーグ化する。
「ブレードランナー」、「ロボコップ」、「ターミネーター」を合わせたような話だが、この時代のアクションはCG以前なので迫力満点。

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いやよセブン
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