ニューヨークの休日
劇場公開日:1964年4月19日
解説
「青い眼の蝶々さん」のノーマン・クラスナの脚本をTV「パパはなんでも知っている」のピーター・テュウクスベリーが演出したソフィスチケート・コメディ。撮影は「夢の渚」のレオ・トーヴァー、音楽はピーター・ネロ、歌をメル・トーメが担当した。製作はエヴェレット・フリーマン。出演は「魚雷艇109」のクリフ・ロバートソン、「危険がいっぱい」のジェーン・フォンダ、「鳥」のロッド・テイラー、「プレイボーイ」のジム・バッカス、ほかにロバート・カルプ、ジョー・モロー、ピーター・ネロなど。
1963年製作/アメリカ
原題または英題:Sunday in New York
配給:MGM
劇場公開日:1964年4月19日
ストーリー
アイリーン(ジェーン・フォンダ)がニューヨークに住むパイロットの兄アダム(クリフ・ロバートソン)を訪ねたとき、アダムはガール・フレンドのモナ(ジョー・モロー)を待っているところだった。彼女は恋人からのモダン・デイトを断ったため、彼との仲がそれっきりになった。それを相談に来たのだ。やがてモナが来、2人はスケートに行った。その後、空港から臨時の呼び出しがあり、彼女は兄を捜しに出るがバスの中でスポーツ記者のマイク(ロッド・テイラー)と知り合った。そして、兄たちは空港へ急ぐ。アイリーンとマイクは散歩中、ドシャ降りにあい、兄のアパートに行った。着がえを捜して押し入れを開けてみると、中から女ものの下着。信じていた兄に裏切られた幻滅を思うとムラムラと反抗心が起こり、マイクを誘惑する気になった。だが最後の瞬間、2人は危うく思い止まった。2人とも、裏切られたような腹立たしい気持だった。そこへアイリーンの恋人ラスが飛び込んだ。そして求婚する。マイクをアダムと思い込んでいた。ところが、飛ばずにすんだ当のアダムが帰って来た。咄嗟にアダムと自分を逆にしてラスに紹介した。アイリーンはラスをナイトクラブに連れて行き事実を打ち明けた。だが、その後ラスたちが言い争うのでは、とアパートに引き返したとき、ラスと会い、彼に叩きのめされた。誤解だ。ラスが戻ったものと思ったアイリーンはマイクの姿に驚いたが、彼を1晩泊めてやることにした。その夜、マイクの紳士ぶりに感動したアイリーンは、彼の心の中に強くひき込まれた。アダムとモナも、彼等の姿に小さく肯くのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ピーター・テュークスベリー
- 脚本
- ノーマン・クラスナー
- 製作
- エベレット・フリーマン
- 撮影
- レオ・トーバー
- 音楽
- ピーター・ネロ
- 歌
- メル・トーメ
受賞歴
第22回 ゴールデングローブ賞(1965年)
ノミネート
最優秀主題歌賞 |
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