夏の遊び
劇場公開日 2018年7月21日
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映像の美しさだけでも見ていられる。テンポもゆったりでいい。ただしそれ以外は取り立ててこれといったものは…
ベイルマンの「夏の遊び」鑑賞。映像の美しさと詩的な台詞が秀逸。マリーの現在の沈鬱と倦怠と、過去の光り輝く夏の日の対比が鮮やか。その夏の日を乗り越えた、マリーのラストシーンの表情のさっぱりとした明るさが救いになるエンディング。
日記で過去を振り返る構成。映画ラスト、バレエの先生の登場シーンが怖くて笑った。脚を映すなどカットに工夫。最後、過去に決着をつける。年を重ねてまた観れば違う感想持てるかも。登場人物一人一人の気持ちを考えて次は観たい。
悲しい
昨年夏にユーロスペースで特集上映していたベルイマンだが見損ねていたままだった。 カットの繋がりに工夫が滑らかになるような演出が随所にみられ、映画的な表現の楽しみ方を教えてくれる。 結婚とキャリア、過去の恋の残り香。そのどれもが苦い。多くの現代女性が経験することを、20世紀半ばに生きた主人公の苦悩を通して描く。
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「ベルイマン生誕100年映画祭」予告編