トレマーズのレビュー・感想・評価
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屋根の上はセーフ!
「不特定多数の登場人物が限定された環境で立ち回る」
映画が大好物になったきっかけの作品。
屋根や岩の上だけはセーフ!
という小学生の頃やった遊びみたいなゆるいルール設定も最高です。
ケビン・ベーコンとフレッド・ウォードの悪ガキ感、
何故か自宅に終末戦争並みのフル装備をもつ
バート夫妻、『ゴースト・ハンターズ』のビクター・ウォンなど、脇役陣も癖があってたのしいです。
幼い頃に洋画劇場でみた吹き替え版の小気味よさが忘れられません。
素晴らしき哉、B級映画‼️
公開当時、お目当てだった同時上映作「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」よりも面白かったモンスター・パニック・アクションの快作‼️しかもB級映画‼️言うなれば地中の "ジョーズ" ‼️モグラのような巨体に蛇のような触手、目がなく、振動や音で獲物を仕留めるグラボイス‼️地震観測機の微妙な揺れ、電柱から降りられず脱水症状で亡くなった住民、恐怖で怯える羊たち、畑から顔だけ出して死んでる老人、工事現場でドリルが暴走、トラックに巻きついた触手、地面に埋められた車など、サスペンスを盛り上げる描写の数々‼️怪物の接近を木の柵が倒れることで表現したり、岩から岩への棒高跳び、グラボイスがドミノ倒しをしたり、ホッピングをする女の子、まるで「ゾンビ」のような屋根上での籠城、ショベルカーでの行進、爆弾を使ったラストまで、B級映画ならではの楽しさに満ちていますね‼️舞台となる人里離れた田舎街の住民たちのキャラ描写もみーんな面白い人ばかり‼️主役の便利屋の2人組バルとアールを始め、美人じゃないが勇気と行動力はある女子大生ロンダ、明るく不謹慎な不良メルビンなどなど‼️中でも銃器マニアで自宅を核シェルターにするなど、要塞で生活しているガンマー夫妻は出色‼️自宅をグラボイスに襲撃され、遠く響き渡る悲鳴‼️ダメだと思われた次の瞬間、無数の銃声が聞こえ、様々な銃器を駆使し、見事グラボイスを一匹倒す二人に拍手喝采‼️
巧い。
再見。
他に無い抜け感をまたも愉しんだ。
怪物パニック映画の典型にして底抜けに明るいのは、脚本演出演技の高純度と絶妙なバランスゆえだろう。
荒唐無稽な怪物造形も逆に奏功。
この一本の存在がケビベーが今も愛される根拠だと言おう。
また見る。
モグラお化け
2022年11月6日
映画 #トレマーズ (1989年)鑑賞
シリーズ第1作目。土の中のモグラのお化けみたいな怪獣を思いついたところは着眼点はいいと思うし、それだけで1本映画を撮りあげるところもさすがアメリカだなと思いました。
一流のB級映画ですね。
この映画は二度目です。
一度目はレンタルビデオでみました。
もう何年も前です。
この作品は1990年制作なので20年以上前に見たのでしょう。
久しぶりに見てみましたが、面白いですね。
忘れていた部分もあったのですが、ハラハラドキドキが止まりません。
いろいろツッコみどころはありますが、よい映画だと思います。
タイトルなし
自然いっぱいのロケーションだったので、パニックしすぎずのんびり気分で見られました。
あまり集中して見てませんが、パニック映画にありがちなやり過ぎ感もなく、基本に忠実に、教科書みたいな作品に感じました。
陸のジョーズ(笑)
大好きな映画です! 子供の頃よく観たなあ! 今でも時々観ます、面白いアイデアですよね、そりゃあ狙われたら脱水で死んじゃうわけだ・・・。 バルとロンダが結ばれて良かった(笑)
たまに見たくなる
バルとアールのおとぼけコンビ。地質学調査をしている女子学生ロンダから妙な振動があるので地震計で調査したいと言われるが興味なしの2人。人口14人のパーフェクトシティに戻ってくる。いつもと変わりなくゴミ処理とかの日常だったが、エドガーじいさんが鉄塔の上で死んでいたり、フレッドじいさんお首切り死体があったり・・・戻ってみると特殊変異の蛇のようなものが車にくっついていたのだ。
牛や羊、そして人間を食らうだけではなく発電機まで食ってしまう怪物。地面に振動を与えたり音を立てるとたちまち襲われる!そこで棒高跳びの要領で長い棒を使って岩から岩へと移動する作戦だ。これがまた楽しそう。町へ戻っても悪ガキは狼少年状態で、みんなを驚かすし、引きちぎられた残骸を15ドルで買ったり記念撮影したりと緊張感のかけらもない面々。名前を付けなきゃな・・・とのんびりした雰囲気も素敵だ。
みんな屋根の上に昇れ~!てな感じで緊急退避。爆弾を使って退治したり、クライマックスの崖ッぷちではハラハラさせられた。銃を何発も撃てば死んじゃうし、勢い余ってコンクリートの壁にぶつかっても死ぬ。強いのか弱いのかわかんないけど、楽しみながら怪物退治をしている雰囲気も良い。
ちなみに村人の中の少女は『ジュラシック・パーク』のレックス役アリアナ・リチャーズ。こんな映画が好きなのね・・・
B級に見えるが堅実な作り
表面的にはB級映画感が満載なんですが、展開のさせ方が堅実で観やすかったです。頭脳戦のようなところもあって、わくわくできました。主人公2人の会話ややりとりもおもしろくて好き。
『ジョジョの奇妙な冒険』第3部のンドゥール戦が本作を参考にしたんじゃないかと言われていたので、気になっての鑑賞でした。確かに似ている部分が。
床板を順に壊してモンスターが追ってくる速さを視覚化していたり、カメラワークなどでもドキドキさせられました。
ストーリーに深みはないので印象には残りにくいかもしれませんが、モンスター系映画が好きな人にはおすすめです。
何とも言えない
3
内容は少し退屈だった。
○素敵な点
最後のシーンがかなり面白かった。
やっぱり作品のキモは主人公の葛藤だよね。
写真を急いで剥がすシーンも可愛い。
爆弾が通じなくなるっても良い。
頭の良さの描写になってるし、
どうやって攻略するんだってハラハラする。
○素敵じゃない点
音を立てていけないって言う縛りの割に、
ハラハラしないし。
もっと声出した瞬間、地面からバッ!と
出てきていきなり丸呑みしても良いのに。
近くをウネウネするだけで緊張感に欠ける。
それとカメラが近いせいでいまいち状況が分からない場面が多かった。
主人公達の状況を俯瞰で見たかった。
(ヘリとかつかわないといけないから無理か)
主人公とバディの良さが終盤で分かる。
(自信がない主人公と応援するバディ)
それをもっと序盤で見たかった。
最後の横っ飛びシーンが分かりづらい。
爆弾投げの失敗はわざと?
横っ飛びまでの時間が短かすぎて分からん。
主人公グループの意思疎通が遅すぎる。
この作品は人間がどうやって化け物を攻略するかが
キモなのだから、
人間同士でごちゃごちゃしすぎてはいけない。
昔はこういう映画を地上波で放送してくれていた
大好きな映画です。色んなシチュエーションで人が襲われていきますが、見せ方が上手い!
こういう映画をたくさんみたい。
お金をかけなくても面白い映画は作れるという見本ですね。
地底から忍び寄る怪物を倒せ!
"トレマーズ" シリーズ第1作。
"木曜洋画劇場" で鑑賞。
怪獣映画が好きなので琴線に触れました。グラボイドの単純明快ながら口を開けると凶悪な印象になるデザインが良い。生態も細かく設定されている印象で、地上の音を聴いて地底から襲い掛かるのは恐怖倍増の素晴らしい特性だと思いました。
道路は塞がり電話線は切断され、陸の孤島と化してしまった小さな砂漠の街はグラボイズの恰好の餌場。このまま餌食になって堪るかと、町ぐるみの総力戦になだれ込む展開にたぎりました。悪賢いグラボイズと人間の知恵比べにハラハラ・ドキドキ。モンスター・パニックの醍醐味だなと思いました。
[余談]
壁を破って現れたグラボイズに対し、ありったけの銃を撃ちまくって応戦する保安官夫婦がめちゃくちゃ大好きです!
[追記(2023/10/16)]
久しぶりの鑑賞でアリアナ・リチャーズの出演に気づきました。「ジュラシック・パーク」で恐竜に襲われる前に、グラボイズに食われそうになっていたとはなぁ…(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2023/10/16:Netflix(吹替)
※修正(2023/10/16)
They are under the ground! よく出来てます。
トレマーズってこの後にシリーズ化されてて何となくB級なイメージもあるんですが、本作は列記とした20世紀FOX作品でした。いやー、色んなホラー映画に言える事なのですが、やっぱり一番最初の作品は面白いですね!
でも本作は分類としてはホラーなのでしょうけど、何処かしら牧歌的で全然怖くはありません。むしろ楽しい。時代が時代だけにクリーチャーはちょっと作り物っぽいのですが、それも味がある感じです。高い所だと大丈夫とか子供の頃にやった「高鬼」を思い出します(って「高鬼」って全国区の遊びなのかな?通じてる?)。
何はともあれケビン・ベーコンが若い!色々とてんやわんやあって、しっかりモンスター倒して、最後はヒロインとキスして終わりっていういかにも一昔前のアメリカ映画なのですが、こういう爽快感のある作品は楽しいですよね!老若男女全方向に向けてオススメできる作品です。
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