劇場公開日 1996年11月30日

トレインスポッティングのレビュー・感想・評価

全113件中、21~40件目を表示

3.0「本当の自分」にたどり着くことは困難

2023年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

スコットランドでドラッグまみれで生きる若者たちの物語。

「本当の自分」はこんなもんではなく、いまは「世のを忍ぶ仮の姿」であるとデーモン小暮閣下ばりの理屈を振りかざし、時間を過ごす若者は多い。

ただ、実際には、経済、社会、何より自分自身など、様々な問題によって、で、それを閉塞感と呼んだり、モラトリアムと呼んだりする。

そんな曖昧で、他責的で自責的な時間と空間を、ダニー・ボイル特有の生々しく、色彩の強い、時に汚い映像で描く。若かりし頃のユアン・マクレガーの、ドラッグ中毒感溢れるガリガリの身体が魅力的。

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えすけん

3.5生々しいドラッグムービー

2023年4月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

序盤から、テンポよくトリップシーンが続いて、観てて飽きない。
「スコットランド1最悪なトイレ」に頭から突っ込んでアヘン座薬探すシーンやらトミーの自作ポルノやら2組のカップルのセックス談義やら…
次から次へと面白いエピソードが湧いて出てくるので、「うわぁ」と思いながらも一緒にトリップしてる感覚で楽しめる。シックボーイがキマると007の話をし始めるのもお決まりで楽しい。音楽もかこいい!!

…と、「イカしてる」のは前半の話で、後半からはまさにバッドトリップ。
赤子の死、真面目だった友人が堕落→死、禁断症状…
前半より後半の方が生々しく(特に禁断症状のときの部屋での幻覚のシーンが脳裏を離れない)、悪夢を見ているかのような気分。

薬をやめて地元を離れ、まっとうな職に就いても、昔の悪友との縁が断ち切れずにまた悪い方向へと向かってしまうというのは、とてもリアルな流れだと思った。
主人公が更生しようとしたりなんだりしながらも、結局悪い方へ戻ってしまうのにヤキモキさせられる。

ラストは爽快に前を向いて終わるけど、きっと主人公はまた同じようなことを繰り返すのだろうなと思わずにはいられらない。薬から、悪友から、縁を切るというのはとてもとても時間がかかるものだから。

あとは…
カーペットに体ごと埋まっていく、部屋がどんどん長く遠くなっていく、音が遠くなっていく…そういうトリップしたときの感覚をリアルに体験できるのはドラッグムービーの醍醐味だなぁと思った。映画館で観てよかった。

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とも

1.5見たくないものが写っている、もはやトラウマ

2023年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ちかごろ続編が公開され、少しだけ興味をそそられた。
それまでは、見てみようとも思わない類のジャンルだった。
セックスとドラッグをテーマにした映画に、共感を覚えたことなど一度もない。犯罪者が主人公で、結果的にドラッグやセックスシーンが挿入される映画とは違う。どちらかというと「あって当然なもの」という視点でドラッグをとらえたジャンル。彼らがなぜ犯罪行為に手を染め、社会からつま弾きになっていくかをリアルに描いてあるが、そこに共感は生まれない。

映画観で見ていたら、観客のブーイングが聞こえてきそうな映像の羅列だった。

不快なシーンがたくさん出てくる。

いっぺん見ておこうと、思ったのは「エレメンタリー」に主演しているジョニー・リー・ミラーがこの映画に出ていたことを、最近知ったから。

「エレメンタリー」では、麻薬中毒で苦しみながら鋭い推理を披露してNY市警に協力する探偵ホームズを演じている。

この映画では、すでにその萌芽が見て取れることが興味深い。映画の中で、いくつかウンチクを披露している。理屈っぽいナイーブな少年役を演じている。

それだけは、収穫だった。

最悪なのは、赤ん坊。これ以上は書きませんが、おそらく映画史上類を見ないほどグロテスクなシーンになったと思う。

とにかく、ひどい映画だった。ポップな音楽と、美しい少年少女たち、躍動する若さをスクリーンに投影しても、無知と暴力で彩られた世界は受け入れがたい。

後味の悪さが際立つ。とても続編を手に取る気にはなれない。なぜ製作されたのか謎でしかない。

いったいなぜ。。。

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うそつきカモメ

4.5ポン‼️

2022年5月19日
iPhoneアプリから投稿

すごく面白かった!
普通の幸せを味わえないから逃げた!
類は友を呼び、そして置き去りにする!
社会は一向に良くならない、でも時代は移ろう!

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エレベーターガール

0.5ダサい不良のものがたり

2022年2月23日
スマートフォンから投稿

一言で言えば、理屈以前にとにかくつまらない。
ほぼ感覚派な作品で、ストーリーは不良の日常生活か延々続くだけで、あってもなくてもいいようなもんで、生理的に合うか合わないかでしょう。開始5分でコリャだめだ、ってとこです。
通常自分がつまらなくても、好きな人が面白がるポイントはわかるものですが、これに限ってはサッパリわからない。
若い人には一定の支持を受けるでしょうが、大人には無理です。まあ私は若いころに観たとしても多分受けつけなかったと思いますが。
セックス・ピストルズがデビューしてパンク・ロックが誕生、ブームが起きたのに似てます。
アメリカ文化で育った世代としてアメリカ映画と比較すると、イギリス映画は王室や軍人や紳士なんかが主題だと妙に格調高いことが多いですが、若者とか庶民の日常だと野暮ったくてダサいですね。
そういえば、昔の寺山修司作品のワケわからなさに似てる。

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越後屋

3.0糞ったれな青春

2022年2月18日
Androidアプリから投稿

BGMや禁断症状のシーンの演出等、めっちゃセンス良いと思うが、ちょっと冗長かな。でも普通に面白かったし、続編も見たい。

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カミムラ

4.0続編を観る前に久々に再鑑賞。 すっかり続編を観るのを忘れていました...

2022年2月9日
iPhoneアプリから投稿

続編を観る前に久々に再鑑賞。
すっかり続編を観るのを忘れていました(´∀`;A

小説も読んだのに案外忘れているものですね。
自分の記憶力の悪さのお蔭で再鑑賞にもかかわらず楽しめました。
いろいろ考えさせられる作品でありながら、暗く重い方には向かわず、スタイリッシュで尚且つ楽しめるのが良いですよね。

このラストから、どう20年後の続編に繋がるのでしょうね?
楽しみです。

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刺繍屋

4.0イギリスのスコットランドという地方の若者と、日本の氷河期世代と何ほどの違いがあるというのだ

2021年12月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原題の意味は、鉄道の些細なことが気になる連中のこと
つまり鉄オタ連中という意味あいだろう
しかし、本作には鉄道のシーンはあるにはあるが、そんなことには全く関係ない

では何故、鉄オタ?
真面目でダサい連中という意味合いで使われているのだと思う
でもそんなダサい連中が、実は人間らしい人生を手に入れているといいたいのだろう
不条理だとやっかんでいるタイトルなのだと思う

ラストの台詞を引用する

これで終わりにして、まともになり、人生を探そう。ずっと探し求めていた、あんたと同じような人生を

この「あんた」とは誰のことだろう?
鉄オタ連中のような真面目でダサい普通の暮らしを、普通の人生を送る人々のことだ
あなたのことかも知れない

そして続く言葉はこうだ

仕事、家族、大きなテレビ、食器洗い機、車、CD、電動缶切り、健康、低コレステロール、歯の保険、住宅ローン、遊び用の服、バッグ、スリーピースのスーツ、DIY、クイズ番組、ジャンク・フード、子ども、公園に散歩、9時から5時、ゴルフ、洗車、セーター選び、家庭的なクリスマス、年金、税控除

彼は、そんなものくだらないと言っているのだろうか?

否、違う!断じて違う!
そこを間違えると本作の意味が何も伝わらない

欲しいのだ、憧れているのだ
そんなもの彼には手に入らないと諦めていることだからだ
普通の人間らしい暮らしや退屈でも幸せな人生を手に入れたいという、火の出るような強烈な渇望の言葉なのだ

本作冒頭のレイトンの独白も思い返そう

人生を、仕事を、キャリアを、家族を求める
クソでかいテレビを、食器洗い機を、車を、CDプレーヤーを、電動缶切りを求める、健康を、低コレステロールを、歯の保険治療を求める
固定金利の住宅ローンを、マイホームを、友だちを求める
遊び用の服を、バカ高級な生地のスリーピースのスーツを求める
日曜日の朝にクソDIYをして過ごすことを求める
カウチに座って、ジャンク・フードを口に運びながらくだらないTV番組を見ることを求める
腐った体をみじめな家でムダに過ごすことを求める
未来を求める
人生を求める

具体的で詳細なのだ
身をよじるほど強烈に憧れて渇望して、どうしても手に入れたい、実現したいことだからだ

だが続く台詞はこうだ

どうして、こんなことを求めるんだ?
俺は求めない人生を求めることを選んだ
何かほかのことを
何でかって?理由なんてないさ?
ヘロインをやれば、理由なんていらない

これは諦めの言葉だ
果てしない絶望がそう言わせているのだ

だからヘロインでその渇望を紛らわせるしかないのだ
未来への不安、老後の自分の末路への不安
そんなものをかき消すためにそれが必要なのだ

求めない人生を求めることを選んだ?
鉄オタみたいなダサい連中になりたくなかったと、真面目に勉強もしなかったことを格好つけて粋がっているだけだ
自分もそのくちだった

麻薬の禁断症状の強烈な描写がなぜ、これでもかと執拗に描かれるのか?
それは、この普通の人々の、普通の暮らしや人生を死ぬほど渇望しているのに、普通の努力ではどうしても手に入れられない
それほどの渇望のメタファーなのだ

高卒なのに、一流大卒と偽って就職面接を受けるシーン
そいつのデタラメなダメ男の失業手当の獲得テクニックを紹介するだけのシーン?
違う
これは一度脱落するともうどうにも浮かび上がれないということを示しそうとしているシーンなのだ
彼のたわごとこそ真実の吐露なのだ

90年代中頃の英国
イギリスのスコットランドという地方の若者と、日本の氷河期世代と何ほどの違いがあるというのだ

非正規のワーキングプア
だから結婚もままならない
一体、自分の老後はどうなってしまうのだろう?
先の事を真面目に考えれば考えるほど絶望してしまう

日本には麻薬はない
あるのは、ネット、ゲーム、アニメ・・・だ
だから、そこに溺れていくのだ
禁断症状が怖くてさらに泥沼に転落していくのだ

そうした若者が、自暴自棄の生活から抜け出る道を見つけたのが本作の結末だ

生きていくのさ、未来を見すえて、死ぬその日まで

犯罪でもなにが悪い
彼にとっては、初めて普通の人間らしい暮らしや人生を手に入れられるチャンスだったのだ

気がつけば、この世代ももう40代半ば
レイトンのような道が見つからなければ?

この麻薬の禁断症状のような、人間らしい人生を手に入れられなかった苦しみを、他の人間にも味あわせてやりたい
そう考える人間もいるかも知れない

そのときジョーカーは生まれるのだろう

イギリスではこのような失われた世代を真正面から描いた傑作が撮られた
では、日本にそんな作品はあるのだろうか?
暗澹たる思いだ
日本では氷河期世代は映画界からも見捨てられ、金づるとしかみられていなかったのだ

もしかしたら本作に一番近い日本映画は「さようなら全てのエヴァンゲリオン」だけかも知れない

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あき240

4.0サッチャー時代の庶民の生活

2021年8月28日
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鑑賞方法:VOD

よそから見れば大英帝国復活時代のイメージだが
庶民は大変だったろうな

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HigeKobo

3.5クールなイギリス映画を代表する作品

2021年7月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

久しぶりに観返したが、いつ観ても色褪せないハイセンスなカルチャーと音楽がかっこいい。あの時代を象徴している。

軽やかでアイロニックななかに、しっかり人生において何を大切にするかという価値観のテーマも忍ばせている。

ドラッグの恐ろしさを幻覚の映像体験で表現するダニー・ボイル監督の演出が光る。

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もの語りたがり屋

2.5まあ

2021年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

物語のテンポの良さは好き

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喜怒哀楽

3.0異世界

2021年3月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

これをオシャレ映画で友達にオススメできるっていう人に驚き。
終始不快感でいっぱいで見るに耐えないシーンもあり。
ユアンマクレガーが良かった。

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moonmoon

4.0怒れる若者のイギリス映画の新たな秀作

2021年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

近年イギリス映画が面白い。質的にも娯楽的にも水準の高い作品が並んでいる。このダニー・ボイル監督作品も、描かれている内容はハチャメチャな若者の自堕落な生活なのだが、表現の仕方に新しいタッチと面白いモンタージュがなされ、映画として大変楽しめる。例えば麻薬中毒の幻覚描写を沈むベットで視覚的に見せるユニークさはどうだろう。昨年来ミニシアターでヒットを続けたことは、非常に喜ばしいことである。良い映画とは言えないかもしれないが、映画表現の新しさに挑戦するイギリス映画の尖がった才能がある。この面白さは大いに認めなければならない。そして何より、出演している役者たちの際立つ個性と真面目な演技を評価しなければならない。
  1997年 11月10日

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Gustav

5.0幻覚を見ているシーンが印象的

2021年1月27日
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ドラッグにハマってしまった青年たちの映画。
ストーリーは若者向けで様々な欲望や人間関係を描写している。

印象的なのは依存に苦しんでいるシーンで幻覚を見ているところ。
ドラッグしたことないから知らないけどなんか異常にリアルだし、音楽が耳に刺さってパーティでもしている感覚になった笑

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だいすけ

3.5軽く見れる。これに憧れる時期がある。

2021年1月26日
iPhoneアプリから投稿

軽く見れる。これに憧れる時期がある。

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卵

2.0いまいちピンとこん。

2020年11月4日
PCから投稿

ドラッグの描写を、しっかりと描いてるのを観るのは初めてでそこは良かったのだが。全体的に話が何なのか分からなかった。終わりも続きが気になるとこで終わっちゃってる。

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aaaaaaaa

4.5何度観ても、最高にかっこいい

2020年10月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

始めて観たのは大学生の頃だっただろうか。ブリットポップのオシャレなサウンドに、スタイリッシュな映像。当時凄い衝撃を受けたなー。久々に観たけどやっぱり面白い、名作だ。

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movie freaks

3.5彩られ繰り返される怪快奇喜

2020年9月18日
Androidアプリから投稿

ヤク中が主人公の話はごまんとあるがこの映画は特に鑑賞者をセンセーショナルな刺激で満たしていく。

ヤク中で自堕落な青年である主人公はクスリを通した人間関係に翻弄されていくが…

主人公の幻覚症状が非常に猟奇的で観る人を圧倒させる。
最後の"もうクスリは要らない"と満面の笑顔で鑑賞者側に歩んでいくシーンは痛烈な皮肉に感じて思わず笑ってしまった。

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さとる

3.5坊主のユアンマクレガー めっちゃかっこいい

2020年9月3日
スマートフォンから投稿

ファッションとかもお洒落で映画の雰囲気を楽しむ感じの映画だった
テンポ良いし見やすいし手をつけやすい作品
友達におすすめの映画聞かれたらおすすめできる感じの映画かな

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素振りをする素振り

3.0古典になりつつある

2020年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

良い意味での”雰囲気映画”なんだと思う。
初めて見たのは僕が高校生のときで、「おしゃれな部屋に必ず貼ってあるポスターの映画」だった。
当時はナイーブさからドラッグにはしる、という部分がちょっと理解できてなかったかもしれない。

主題としては古くは”タクシードライバー”や、
最近だと”JOKER”なんかに通じてるような気もするし
なんやかんやこういう作品は不滅なのかな。

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mar
PR U-NEXTで本編を観る