トレインスポッティングのレビュー・感想・評価
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ジャンクの爽快な生き様とクールな音楽
ドラッグ、チンケな犯罪、喧嘩、女にまみれ
クズの中のクズを極めた若者達の青春映画。
映画好きなら観ておくべき古き良き作品。
ハウスやテクノ、当時の革新的なクラブミュージックがクール!
ラリっている時の少しファンタジックになる映像と音楽がすき。
彼らにはこんな風な世界に見えるのかー、と。憧れはしませんが。
ド汚い街でド汚い服を着て頭も悪く(レントン以外は)何もうまくいかず決意は全て嘘!で、いまいち彼らの格好良さ?は分からなかったw
ただ、皆して結局は本能のままに生き自分に素直であるので、クズ映画なんだけど個々のキャラクターに爽快さがある。
でもね
クズを極め過ぎて赤ちゃんが放置されてカピカピになってるのはまたと見れません…。
汚れたシーツが朝食のテーブルに、のとこも耐え難かった。『何度も観たい名作』には、到底私の中ではなれない。
素晴らしかった
90年代後半に映画館で見なくて後悔していた映画のうちの一本をようやく早稲田松竹で続編との二本立てで見ることができた。続編は見たばかりで、それほど感動しなかったため、1作目の余韻に浸るために見ずに出た。
ヘロインでラリっているところが特に好きで、本当にやっていた人が描いている感じが素晴らしい。主人公が友達の死の遠因になっていたり、他にも因果として主人公は相当悪い存在だった。赤ちゃんが死んでしまう場面は数ある不幸の場面の中の一つとして見ていたのだが、今見ると超ドン引きで、主人公のクズっぷりのしゃれにならないレベルを感じる。
しかしだからこそ、オレの好きなクズがクズとして自らのクズを認めて開き直らずにうつむいて生きていく映画の傑作であったことが改めてわかった。この映画はちょうどテクノやハウスなど音楽の革命の時期と映画のかっこいいのが見事にリンクしている奇跡のような一本であったと思っていたのだが、クズ映画としても最高であった。そして、サントラをずっと聴いていたため音楽とともに場面が心に沁みる。
また10年後に見たい。
3.3
めちゃめちゃかっこいい映画だった。その一言に尽きる。
観終わった後今の自分の生き方がすごくダサく感じた。
登場する人はみんなだらしなくて、どうしようもないやつばかりだけど、なぜだろう。
評価は若干低めだけど、結構好き。
ムーランルージュからのトレインスポッティング
美女と野獣でユアン・マクレガーの歌の上手さにビックリして、ムーランルージュを見たら、ユアン・マクレガーにベタ惚れして、そこからのトレインスポッティング。
これ、デカプリオでいう「バスケットボールダイアリーズ」、アンジョリーナジョリーでいう「17歳のカルテ」ってとこですね。
赤ちゃん死なすとか、全く笑えないし。ドン引きでした。
私はユアン・マクレガーが好きなんじゃなくて、ムーランルージュのクリスチャンが好きなだけだったんだと我にかえりました。
やっぱバカな主人公って良いもんですね〜w
最新作に興味を持ったので、全く予備知識なしで観賞。アウトローではあるんだけど、しっかり青春もしているというwドラッグ、セックス、暴力の連続なのに全く不快じゃないのです。むしろ見ていて爽快なのです。
作品全体としては、バカで不健全だけど、他の健全な作品よりも何倍も正直だったな、と感じました。
ドラッグの恐ろしさだけじゃなく、最高な面も描いているのがより作品の世界観をリアルに近づけていると感じました。(まず日本じゃ絶対こんな表現は許されないでしょうねwPTAとBPOが黙っちゃいない)。"わかっちゃいるけどやめやれない"が似合うレントンに続いて他のメンバーもハズレ者なんだけれども、すごく現実味のある(あくまでたまに、ですよ!)落ちぶれ方をしてるもんだから見ている人に嫌な現実をポップに皮肉って見せつけるんです。特に皮肉ってるな〜、と思ったのはマトモなリア充、トミーの末路です。あいつに限ってなんであんなことに....涙。
シックボーイも好きなキャラクターです。本編ではズバズバと存命の俳優やアーティストを批評するところとか、これも今の邦画にはそういう人っていませんよね。
結局ラストは"あんな"風にはなりましたが、結局懲りもせず何事もなかったかのように再会する姿が目に映りました(まあ、続編でホントに再会するんですけどねw)後半のレントンの決意の言葉などにはもはや信憑性なんてありませんが、バカで純粋にがむしゃらな彼らの姿は、自分に強く印象に残りました。久しぶりに「何度も見たい傑作」に出会えました。人生の教科書とも言える映画、なんてことは親の前では言えませんw
100点です!
余談ですが、久しぶりに映画のサントラが欲しくなりました。T2、絶対見に行きます。ひとつ物足りなかったのはレントンとダイアンのイチャイチャシーンはもう少し見たかったですw続編はどうなることやら
変わろうと思う ーーこれを最後に 足を洗ってカタギの生活をする 楽...
変わろうと思う
ーーこれを最後に
足を洗ってカタギの生活をする
楽しみだ 'あんた'と同じ人生さ
出世 家族 大型テレビ 洗濯機 車 CDプレイヤー
健康 低コレステロール
住宅ローン マイホーム おしゃれ
スーツとベスト 日曜大工 クイズ番組
公園の散歩 会社 ゴルフ 洗車
家族でクリスマス 年金 税金控除
平穏に暮らす 寿命を勘定して
There are no reasons. 若者の焦燥感を上手くとらえた作品
1996年の作品ながら今観ても全く古びていない、若者の焦燥感を上手くとらえた秀作です。もちろん誉められた話ではないですし、付いてこれない人も多いでしょうけど、ハマる人にはがっちりハマると思います。「考えるな、感じるんだ」の世界ですね。
ポスターからしてインパクトあってメチャメチャ格好いい!映像もスタイリッシュで印象に残ります。キャラクターは全員ダメな奴らばかりなのですが、どこか愛着が持てるのが不思議な所です。ダニー・ボイルの才能が爆発してたと言っても過言ではないでしょう。
しかし、座薬のドラッグって実在するのでしょうか?何にせよアレ考えついた人は頭おかしいに違いない!!
キックオフ
健全なる社会へ贈る剃刀入りラブレター。
享楽的な音楽、燻る若者の演技が良い。
不敵な笑みに映るラストカットは、ワーキングクラスに渦巻く負そのものであるかのようだ。
才能なき者が劣悪な環境から抜け出すには、この方法しか無いという涙が背後に映る。
若かりし頃のオビワン
ついこの前本作の続編が公開し、
タイムリーだったので予習も兼ねて鑑賞。
軒並み高評価だった本作だが、
自分はいまひとつノリきれなかった。
登場人物のたった1人にも
感情移入出来ない。
終わり方は好みだった。
しかし、続編を観ることはないかな(笑)
日本語しか喋れない自分でも
わかるスコットランド訛りが印象的。
同じ英語なのに全然違うんだなぁ。
スター・ウォーズでしか見たことのなかった
ユアン・マクレガーだが、
こんなに汚れられる俳優だったのか。
全編通してクズを貫く
彼にオビワンの面影はない。
俳優ってスゴイ。
過保護な親と最悪な仲間
息子を見捨てずに手助けする両親はある意味で親の鏡的な献身さ。
自分の人生を悪気もなくメチャクチャにする悪友のやり方にはレントンに感情移入してしまう。
特に最低最悪なベグビーには関わり合いたくない。
テンポ良く飽きずに観れてヤッパりこの頃のE・マクレガーは格好良くスクリーンに映える存在感。
斬新な映像に演出、音楽とある意味で今のイギリス映画の先駆的ジャンルとしての存在感。
今ではオシャレ映画に成り下がった感もあるがレントンの便器に吸い込まれる場面にスパッドの汚物発射シーンと顔を歪めてしまう演出がテンコ盛りで90年代を代表する作品なのは事実。
不滅で普遍で金字塔
ヘロイン中毒の若者が友人を出し抜いてどん底から脱出する話
「T2 トレインスポッティング」が公開されたので、復習がてらに鑑賞。
通算3回目の鑑賞だが、今回やっとストーリーが把握できた。
前回は7年位前だし、前々回は10年以上前に見た記憶があるのだが、どちらもあまりいい印象は無かった。
ヤク中の若者のハチャメチャ転落人生、薬物依存の怖さしか感じなかったのだが、今回改めて見直すと、
ストーリーもしっかりしてるし、当時の若者文化や抜け出せない生活などがスタイリッシュにまとめられているし最期は希望が有る。純粋にいい映画だと思った。
公開時に20代半ばだった知人から聞いた話だが、本作「トレインスポッティング」が公開されるまではこんなに音楽と若者文化とカット割り、構図、編集の鮮やかな
作品は存在しなかったそうだ。
だから公開された時の衝撃はすさまじく、その後の映画界に多大な影響を与えたらしい。
ミニシアター系の映画の火付け役的存在でもあり、映画のあらたな形を表した偉大な作品なのだそうな。
物語の内容は置いといてだそうだが・・・
自分が映画見始めた頃にはその手の映画は量産されていたので、あたりまえに見ていたが「トレインスポッティング」が最初だったとは。
そう思ってから見ると鑑賞も考え深い。
ユアン・マクレーガーが若い(当たり前)色白、で不健康そのもの。バカでクズでどうしようもない男だが何とか立ち直り、前へ進む姿は感動的だ。
彼を個人的にあまり好きではなかったのだが、本作を見て好きになった。
スッパッド役のユエン・ブレムナーもいい具合に間抜けな心優しい男として絶妙な存在感を出していた。
二人の出てる映画「ブラックホークダウン」が見たくなった。この映画見ると体力かなり持っていかれて疲れるけれども。
ベグビー役のロバート・カーライルは「28週後」くらいしか印象にの残ってないなだが、こんなに暴力的な男を演じていたなんて。
小柄だが喧嘩好きで怖いのは、ジョー・ペシと似ているなと思った。
監督のダニー・ボイル作品はあまり好きではなかったのだが、これを機に見返してみようと思う。
今作の影響力と衝撃は当時の人にしかわからない、とてもうらやましい。
映画はやはりただ見るだけでなく体験するものなのだなと改めて思ったし、映画好きとして歴史に刻まれる瞬間に立ち会いたいものだとつくづく思った。
劇中セリフより
「もし俺だったら、持ち逃げしてた」
仲間を裏切ってでも抜け出したい社会、故郷には帰れなくなるがそれでも前へすすむ
覚悟さえあれば道は開けているのかも知れない。
驚愕、昂揚、感嘆、そしてまた驚愕
T2観たくてDVDで初見。
何なんだ、これは‼️
と、驚いているうちにどんどん物語の中に呑み込まれていき、なんとも言えない妙な昂揚感に包まれながら、ラストを迎えてました。まさにこの映画自体が劇薬。
映画ってこんなこともできるんだという感嘆と、それがなんと‼︎ 20年も前に作られていたことに今更ながら驚愕させられました。
T2絶対観なきゃっ‼︎
糞とドラッグと音楽
続編を観る前にと思い再度鑑賞。いろんなことをすっかり忘れてしまっていた。やっぱり印象深かったのは便器に体ごと入っていくシーン。
ものすごく意外な結末が待っていたり、ドキドキの展開があったわけではない。でも、音楽とかいろんなものがやっぱりかっこいい。
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