捕えられた伍長
劇場公開日:2024年11月1日
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解説
「大いなる幻影」などで知られるフランスの名匠ジャン・ルノワールの遺作となった長編映画。第2次世界大戦下、敵軍に捕らえられたフランス軍の伍長を主人公に、自由を求めて収容所からの脱出を試みる主人公の姿を通して、生きる喜びや素晴らしさを軽妙なタッチで描いた人生賛歌の物語。
1940年6月、フランスはドイツ軍に敗れ、休戦条約を結んだ。ある捕虜収容所に抑留されている、伍長を含む5人のフランス兵士たちは、脱走を試みては失敗することを繰り返す。次第に仲間内にあきらめムードが漂いはじめ、5人の絆も次第にほころびていくなかで、伍長だけはくじけていなかった。部下のパテルとともに6度目の脱走を試み、ついに2人は輸送列車に忍び込むことに成功するが……。
出演は「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」のジャン=ピエール・カッセル、「はなればなれに」のクロード・ブラッスール。2024年、ジャン・ルノワール生誕130周年にあわせた特集上映「ルノワール“新しい波”」にて、4Kレストア版でリバイバル公開。
1962年製作/107分/フランス
原題または英題:Le caporal epingle
配給:アイ・ヴィー・シー
劇場公開日:2024年11月1日
その他の公開日:1988年1月9日(日本初公開)
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