ドクター・ドリトル(1998)

劇場公開日:

解説

動物の言葉が分かる医者とユニークな動物たちが繰り広げるコメディ。原作はヒュー・ロフティングの名作小説で、「ドリトル先生不思議な旅」(67、リチャード・フライシャー監督)など映画化もあったが、本作では90年代風にアレンジ。監督は「プライベート・パーツ」のベティ・トーマス。脚本は「天使の贈りもの」のナット・モールディンとラリー・レビン。製作は「デイライト」のジョン・デイヴィスとデイヴィッド・T・フレンドリー、「マーキュリー・ライジング」のジョセフ・M・シンガー。製作総指揮は「暴走機関車」のスー・バーデン・パウエルと、テレビ映画でキャリアを持つジェンノ・トッピング。撮影は「ティン・カップ」のラッセル・ボイド。音楽は「ザ・チェイス」のリチャード・ギブス。美術は「ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合」のウィリアム・エリオット。衣裳は「青いドレスの女」のシャレン・デイヴィス。SFX監修は「マスク」のジョン・ファーハット。アニマトロニック・クリーチャーはジム・ヘンソンのクリーチャー・ショップが担当。出演は「ネゴシエーター」のエディ・マーフィ、「マルコムX」のオシー・デイヴィス、「あなたが寝てる間に…」のピーター・ボイルほか。

1998年製作/84分/アメリカ
原題または英題:Dr.Dolittle
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1998年12月19日

ストーリー

ジョン・ドリトルは少年時代、動物と話ができる不思議な能力を持っていた。だが、父親のアーチャー(オシー・デイヴィス)は異常だと心配し、悪魔払いまで呼んだうえ、ジョンから動物を遠ざけた。以来、彼は動物と話すことをやめていた。成人したジョン(エディ・マーフィ)は成功した医者で、美しい妻リサ(クリスティ・ウィルソン)、二人の娘マヤ(カイラ・プラット)、シャーリース(レーベン=シモーネ)と幸せに暮らしている。マヤは幼い時のジョンと同じで動物好きの内気な子供だが、ジョンは「友達を作れ」と冷たかった。ある日、ふとしたことで、ジョンに昔の能力が蘇る。再び動物たちの声が聞こえるようになったのだ。噂はたちまち動物界に広まり、ジョンの家にはアヒルやヤギ、馬などが診察を求めにやってくる。ついには自殺願望のサーカスのトラを説得するハメになる。だが、動物と話をするジョンを見て、同僚たちは彼を精神病院に送る。一時は動物と話すことをやめて社会復帰したジョンだが、病気で危機に瀕しているトラを見かね、病院に連れ込む。病院の買収話を進める現実主義の同僚はジョンを阻止しようとするが、動物たちがジョンを応援。リサはジョンの言葉を疑うが、「本当に話せたのだ、自分が間違っていた」とアーチャーに諭される。難しい脳の手術に成功し、トラを救ったジョンに、人々は拍手を送る。娘のマヤとも和解し、医者としての生きがいも取り戻すのだった。

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映画レビュー

4.0見た。

2023年12月31日
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プライア

5.0アメリカ人が表現する可愛さ

2022年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 動物と会話ができる能力が、ある日突然蘇った医師、ドクタードリトル。 家族を養うために現実的な大人として生きてきたが、眠っていた特殊能力が蘇ったことで大騒動が巻き起こる。 そして、動物たちとのテンヤワンヤの中で、見失っていた本来の自分を取り戻していく、というストーリーだ。  まずなんといっても、登場する動物たちの可愛いさ! アメリカ人が動物を描くと、どうしてこんなにも可愛くなるのだろうか。 エディー・マーフィーの人柄とユーモアのセンスも一番良い形で出ており、コメディ作品として大変魅力的に仕上がっている。  例えば、日本のアニメの可愛い動物キャラクターなどと違い、意図的に可愛く創ろうとしていないところがアメリカ人の動物の描き方だ。 人間側に寄せるのではなく、それぞれの動物の生態や特性を尊重し、そのまま描いた上でのセリフまわしとアクション。 これは昔から変わっていないが、おそらく多人種国家だからこその洗練されたユーモア表現なのだろう。 他者との違いを尊重する思いやりと包容力の大きさが感じられる。  そんな動物たちとのユーモアたっぷりの絡みで、作品をより一層魅力的にしているのが、エディー・マーフィー才能だ。 動物たちとの丁々発止のやりとりが、いちいち笑える。 生意気なドブネズミに人工呼吸をするシーンでは、 珍しいことに映画館内で結構な笑いが漏れていたのを覚えている。  最近はあまり出番がないが、エディー・マーフィーには、またこの作品のような温かみのあるコメディ映画に出演してもらいたい。

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Garu

4.0日本語タイトルが

2022年1月24日
iPhoneアプリから投稿

そもそもなんでドリトルなのか、 Do little = 少しする、ほとんどしない なのにドリトルと訳されたのがナゾです。 内容はとても好き話しです いつかこんな風に犬の気持ちが分かったら、とみんな思ってるはず^ ^

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C

4.0お気軽にどうぞ

2021年12月7日
PCから投稿

安心のコメディで楽しく見られます。 動物がみんなオッサン声でごつ過ぎるので、もっと高校生位のはつらつと可愛げがあった方が感情移入はしやすいですね。

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越後屋

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