トゥルー・ロマンスのレビュー・感想・評価
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サニー千葉命‼️
タランティーノ節全快の脚本をトニー・スコット監督が爽快に撮り上げた "愛の暴走" ロード・ムービー‼️千葉真一とエルヴィス・プレスリーに憧れるコミック・ショップのバイト君クリスチャン・スレーターが、コールガールのパトリシア・アークエットに一目惚れ‼️いきなり結婚‼️という純情でトキメキな展開‼️そして密売人からコカイン盗んで銃撃戦とカーチェイスで大フィーバー‼️そんなハチャメチャなシチュエーションがナイスな化学反応を見せてしまうブチキレぶりがホントたまりません‼️主人公が千葉真一の「激突!殺人拳」を観ていたり、部屋の中に「カミカゼ野郎 真昼の決斗」「東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯」のポスターが貼ってあったりして、なんてイイ奴なんだろう‼️是非友達になりたい‼️そんなスレーターのやんちゃぶりと、ケバくてエッチで可愛くて色っぽいアークエットのカップルが最高すぎる‼️ブラピ、クリストファー・ウォーケン、ゲイリー・オールドマン、サミュエル・L・ジャクソン、ヴァル・キルマーら、脇を固める名優たちのゲスト出演も凄まじいほど豪華‼️
二人の純愛が生んだ「滅多にない」逆転劇
なんということなく進めば、「誕生日のプレゼント」として、最初は仕組まれた出逢いから生まれたコールガールのアラバマと、エルヴィス・プレスリーの熱心な信奉者で、ロックに生きる男・クラレンスとの純愛物語として片付いたところなのでしょうけれども。
しかし、ひょんなことから手に入った「お宝」をうまく捌こうとした辺りから、二人の人生の歯車が狂い始めるー。
それも、コールガールと、時々は店主からの借金で生活を繋いでいたコミック店の店員に過ぎなかった二人にしてみれば、いわば「ひと山」当てて、自分達の将来の生活を切り開こうと試みたからに他ならなかったのでしょう。
しかし、破滅に向かって突っ走るかのような、そんなクラレンスとアラバマの姿が、本当に胸に痛い一本になりました。評論子には。
言ってみれば、自分達が招いてしまったとも言いうる修羅場を、いわば首の皮一枚で切り抜けることができたことが、二人にしてみれば「人生最大の幸運」だったと言うべきでしょう。
後記の映画のことばになぞらえれば、「滅多にないことが起きた」ことにも、救いがあったと思います。評論子は。
他作品『流浪の月』で、映画.comレビュアーの多くが言及していたことから、食指を動かされ、観ることにした一本になります。
既存の法制度の、いわば隙間にすっぽりと落ち込んでしまったかのような『流浪の月』の文と更紗ととは、また立場の違う面もあったかと思いますけれども。
本作は本作で、充分に佳作と評価ができると思います。評論子は。
加えて、映画.comレビュアー諸氏の鑑賞眼に敬服するとともに、良い作品に気付かせてもらった、改めて感謝もしたいと思います。
<映画のことば>
ロマンスも人生と同じ。
たいていは惨(みじ)めな結末。
ただ、滅多にないことだけど、逆転することもある。
<映画のことば>
だった一晩でバカだと思われそうだけど。
それも、コールガールで。
でも、あんたが好き。
You're so cool
陽キャのバカップルと思いきや
お互いがお互いの為に命を掛けられるめっちゃ良いカップルだったな。
ストーリー、展開、結末共に良かった。
流石クエンティン・タランティーノの脚本。
それとブラピやサミュエル・L・ジャクソン等ちょい役に大物使いすぎじゃねw
タランティーノ監督映画物語の第一話
青春時代の一本で、タランティーノファンになり何度も見返した作品。
もう29年前の作品ながら面白いし、現在もTSUTAYAにあることが良作の証明ですね。
たしかデニス・ホッパーのポストにこの脚本を投げ込んで映画化の話が始まったんです。彼が劇中でNワードを多用し、煽るシーンは今見ても最高。
見終わって、ふと原作はハッピーエンドだったのか気になりました。
タランティーノらしい
総合:75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
本来ならば主役級の大物俳優がたくさん出てくるのは知らなかったが、そんな大物たちが端役でちょっと出演したかと思ったらすぐに消される。高額の出演料がかかるだろうに、作品中ではいつものように人の命はなんとも安いのがタランティーノらしい。そして激しいのに軽い暴力描写と次々と進む物語とが、たとえ監督がトニー・スコットとはいえどもまたタランティーノらしい。なかなか娯楽性が高くて楽しめた。
クリスチャン・スレーター演じる主人公のクラレンスはシカゴの底辺に暮らすちょっと口のたつただの貧乏なおたくだったはずなのに、作品の進行中の数日で急に用心深くも肝の座った有能な犯罪者になって、まるで別人のよう。どうやったらこんなに変われるのか、この変身ぶりにはついていけなかった。
パトリシア・アークエット演じるアラバマは馬鹿っぽいけど可愛くて実は心の強いのに驚いた。
ヒモ役のゲイリー・オールドマン、暴力組織のクリストファー・ウォーケン、父親役のデニス・ホッパーの大物たちは端役だけど見せどころを作った。
もし父親が自分のせいで死んだと知ったクラレンスは、3年も連絡をとらなかったくらいだからそれでも気にしないだろうか。飼い主を失った犬のロンメルはどうなっただろうか。親切心を出して売春婦を当てがったばかりにクラレンスがいなくなった彼の上司は、店を任せられる新しい労働者を見つけられただろうか。メキシコにクラレンスが行った後の状況がちょっと気になった。
音楽と映像と、ホッパー氏とウォーケン氏の化学反応。
サントラいつまでも聞いていたいです。特に木琴ぽい曲。そこで使うかぁ、なんだけど心地いい。リズムに体をゆだねてしまう。
オチもすごい。皮肉にしか見えない。
題名からこてこてのメロドラマを期待。かつ高評価映画で『トップガン』の監督だしと鑑賞。
う~ん、期待していた話とは違い、目が点。
「いつか王子様が現れて、私をハキダメから連れ出してくれる」という点では、まさしく乙女が描くロマンチック映画そのものなんだけど。
最初のメイクラブの描写もおしゃれだし。
成りたいと思ってではなく、流れ着いてしまったコールガールという職。ヒモだって愛しているわけじゃなく、縛り付けられているだけ。これ以上落ちようがない生活をしていると思いながら生きているアラバマ。
そこに現れた王子様・クラレンス。けじめをつけようとしたところは勇気があるなと思ったが、そのけじめのつけ方とか、偶然の出来事に巻き込まれてからの対応は…。思考回路が『闇金ウシジマくん』に出てくる債権者同様、何も考えていない。
大人目線で考えれば、アラバマと幸せな生活送るために、とるべき手段は他にもいろいろあるだろうに、リスクとリターンを計算することなく、手だてを講じることなく、現実を甘くみての逃避行。
”相手の為に全てを捨てて”突っ走るというところが、”ロマンス”に見えるんだろうなあ。たしかに、腕の中に愛する人。それ以外は存在しないなんて、究極のシチュエーション。空想の世界ではね。
とはいうものの、危ない人にあんなことをして、危ない物を手にしての逃避行となれば、暴力の嵐が吹き荒れる。
台詞の応酬でじっくり見せてくれる場面もあるかと思えば、緊張が高まるようなハラハラする場面の後に、感情が爆発したかのような一気にストレス解消!!!といいたくなる場面がくる。その合間をぬって、親子愛、夫婦愛の場面が挟み込まれる。なんとも緩急がよい。
そして映像・色使い。
例えば、田舎のほこり臭い景色にアラバマの衣装。それだけでかぐわしい香りが漂ってきそう。
例えば、クライマックスの羽毛が雪のように飛び交う。白に白。ファンタジックな世界。
そこに軽妙な音楽。
悲惨なことが行われているという感覚がマヒして、いつの間にか妄想の世界に誘われて、ロマンチックな恋に酔いしれている気分になっていく。
『トップガン』の監督。だからか、クラレンスが『トップガン』の真似しているのかと突っ込みたくなる。あえてそういう格好にしたんだろうなあ。
主人公のスレイタ―氏は『インタビューウィズバンパイア』にも出演。ピット氏も出演していて吹いた。
他にも、オールドマン氏、ジャクソン氏…と夢の共演。
『6歳の僕が大人になるまで』のアークエットさんの綺麗なこと。モンローさんを意識した意匠なのかしら?
ウォーケン氏は、大好きな『ヘアスプレー』のお父さん。まったく違う役にびっくり。
純愛?周りを破滅させても自分達が良ければいいか?周りを破滅させていることにすら気がついていないのではないかとも思うが。
「You so cool」 危険なことをすることがクール? 大切な人を守るために知恵を使うことがクールだと思っている大人にはわからない感覚。
若者にはクールなんだろうけど、子どもを育てるという地道な作業を続けながらもお互いを愛し続けられるのかなあ?こういう恋愛好む人って、子育てのような地道な作業に飽きちゃう人が多いので心配。でも、あのお父さんの息子だもの、きっと家族を守り抜くのだろうな。
幸あれです 。
盛りだくさん詰まってる、内容も役者も。
ラブコメ、バイオレンス、サスペンス、、、
最後はドキドキハラハラ、色々 盛りだくさん(笑)
最後、ハッピーエンドだったから、エンタメとして
見終わって爽快感があり良かったです!
忘れちゃいけないソニー千葉‼️(劇中に出てくる映画、しかも3本立て‼️)
監督 トニー・スコット
脚本 クエンティン・タランティーノ
役者さんたちは、
クリスチャン・スレーター
パトリシア・アークエット
この主演二人の無謀なまでの根性がまた素晴らしくて清々しい。
で、他にもですよ‼️
デニス・ホッパーとクリストファー・ウォーケンがシュールな掛け合い漫才みたいなんです。
でもって、きちんとその場を締めてくれます。
ブラッド・ピットは、座敷わらしみたいに役立たずな居候なんだけど、映画の雰囲気を殺伐とした暴力に支配させないような絶妙な立ち位置を演じてます。
ゲイリー・オールドマンに至っては、顔立ちが良くてどう見てもハンサムなのに、印象的には『ファーゴ』に出てきた〝変な顔〟の男みたいな存在感。
ヴァル・キルマーは、よくぞ引き受けてくれたと言うほかありません。
それに加えて、音楽はなんと今や超のつく大御所
ハンス・ジマー。
あ、忘れちゃいけないのが、サミュエル・L・ジャクソンです。え?それだけ???
どうです?
これでつまらないはずないですよね⁉️
『流浪の月』の家内更紗も幼い頃、この映画を両親と見てるのです。映画では、広瀬すずさんが演じるようですが、この映画観たのかなぁ…
ちょっと気になります。
テレンスマリック風味の犯罪アクション
好きなテレンスマリック監督の地獄の逃避行に影響を受けた作品なのでないかと言われ気になっていた作品
ラストのヒロインの語り
夕焼け
逃亡劇
これらは共通しているなと感じた。
単なる真似事に終らずバイオレンスシーンやどこか滑稽な場面そういうのが監督として携われなかったがクエンティンタランティーノの作風っぽいなと感じた。
ハッピーエンドを迎えてとてもいい作品だなと思った
タランティーノの趣味を詰め込んだ映画
超大物俳優を小出しに使って、華麗で爽快なバイオレンスアクションコンボをキメ、最終的にはハチャメチャに爆発させる。脚本タランティーノの趣味をまるまる詰め込んだような映画。
いちいち脇役キャラの個性が光って魅力的なのところと、1周回って清々しいバイオレンスアクションは必見。
なんじゃこれwって言いながら面白おかしく見れる最高にイカれた映画(褒め言葉)
エルビスに魅せられて
このカップルに未来はあるのか?というような生き方でしたが、
まさかのハッピーエンドでしたね。
シチリア人は世界一ウソが上手いは本当なのかな?
BGMの使い方が好きでした。
絶体絶命命懸けのラブストーリー&アクションの傑作❗️
1都3県緊急事態宣言になりました。
収束の兆しが見えない中、休業や時短になる業種も多いことでしょう。
気持ちは下がる要素ばかりの昨今。
それでも心に炎🔥を灯したい時、
この映画は心の奥底からぐわーんって
熱く滾る熱情が湧きあがってくる🔥
生命エネルギー点火の絶体絶命命懸けのラブストーリー&アクションの傑作❗️
「殺したなんて••••••ロマンティックだわ!」
実はタランティーノ作品で一番揺さぶられたのは彼の監督作では無く、脚本作だった。元ビデオ店で働いていたタランティーノの原点的作品をトニースコットがスピード感、緊迫感MAXノリノリで監督した。
マフィアと警察から追われるカップルの破滅的な愛と逃避行を描いたバイオレンス&ロマンスが最高!
プレスリーとカンフー映画を愛する青年クラレンスは上司が差しむけたコールガールのアラバマと瞬く間に恋に落ち、結婚しちゃう!
アラバマの元ヒモを成りゆきで殺してしまった彼は間違えて持ち帰ったスーツケースから、大量の麻薬を発見する。
ふたりはその麻薬を売って新生活を始めようとするがマフィアと警察に狙われるハメになって三つ巴逃走バトルがクライマックスまで怒涛展開!
クリスチャン・スレイターとパトリシア・アークエットが主人公カップルを演じ、共演にもブラッド・ピット、ゲイリー・オールドマン、クリストファー・ウォーケン、サミュエルLジャクソン、トムサイズモア、クリスペンと(エルビスプレスリー役にヴァルキルマー!)とみんな素晴らしい演技を魅せてくれる。
この作品を初めて観た昔のこと。
夜8時から朝6時まで恵比寿ガーデンプレイスのTSUTAYAで働いていた頃、徹夜明けに観て熱狂した。
そしてその日の遅番勤務は妙にテンション高く、今夜何か起きるかも!って夜中の2時くらい。暇過ぎてカウンターで妄想してました。
今夜、アラバマのようなグラマラスなセクシー美女がふらっと夜中現れるのじゃないか。。
今夜のおススメはあるかしら?
君のために店を開けといたよ。
なんてロマンティックなの!
狂おしくも熱いキス💋笑
でも現実は甘くなかった。
朝方4時閉店間際に強面ヤクザ俳優だった山城新伍さん(仁義なき戦いシリーズのメイン(;゙゚'ω゚'):)が来てなかなか帰ってくれず店を閉めれない午前4時15分😭
怖くて早く帰ってくれとも言いづらい。
だから蛍の光のボリュームをあげたりして、、今となっては懐かしい思い出✨
おそらくこの映画もタランティーノの願望と妄想を描いたものと思われます😏
えー、話を映画に戻しまして、、
この作品は本当に名シーンの宝庫✨
一番はクリストファーウォーケンとデニスホッパーが対峙する緊迫感半端ないシーンに痺れる!
2021年、鬱屈した気分を振り払い、血を滾らせて何かに走り出したいならこの作品だと思う🔥🔥🔥
いやこれごめん最高じゃん
いつか見ようと思って録画してあった映画ってあるけど大体それ観ないままになっちゃうけど、何か特に考えなくて観れるもの、頭悪そうなもの、って感じでハードディスク探してたらこれがあって再生して、あれ?トニースコット?えっ?タランティーノって感じで観始めたら、もうこれ最高じゃん?こういう映画好きだったよね?って感じでもうまじで。
こんなこと言うとあれだけど、タランティーノの作品の中でも最高かもしれない。
全員クズで頭悪くて自然光っぽい蛍光灯の光とか90年代だしトニースコットだし、それがタランティーノと混ざると最高だしで。
これこそ真実のロマンスだよ、マジで。
ぶっ飛んだカップル
高評価の多い中で恐縮ですが、私には合わなかったです。
主人公がドレクセルに殴り込みをかけて一網打尽にする時点で若干引き気味だったのですが、そこへ更に追い打ちをかけるアラバマの「なんてロマンティックなの!」
…なんてぶっ飛んだ奴らだ!ついていけねえぜ!という気分にさせてもらいました。
ぶっ飛んでいる分個性が強くて、それはそれでいい点なのですが、入り込めなくて残念でした。
タランティーノの脚本ということで、バイオレンスは自分の守備範囲を超えている部分があり、見るのが少しキツい場面もありました。それだけリアルであるとも言えます。
登場人物の9割方が悪人、特に主人公も善人ではないので感情移入しづらく、どういう気持ち、視点で見ればいいのか困惑。
ヒロインのアラバマは凄くキュートで芯もある強い女性なのですが、なんだか好きにはなれない。あざとすぎる。
ディックが冴えないけどいいやつで、唯一の癒しでした。
エルヴィスプレスリーの幻影?を見るのは不思議なおもしろい演出で好みでした。
主人公の父が緊迫した状況でシシリア人の話をし出すところは、腹が決まった感じが出ていて、ハラハラする良いシーンでした。
別陣営がはからずも一堂に会してしまって混沌とする状況も好きです。
ですがその後の撃ち合いは派手で良いのですが、感情移入はできず置いてけぼりで、俯瞰している気分になりました。
ラストも2人だけハッピーエンドなのが腑に落ちない。
周りに迷惑かけ倒してるし…ちょっと引いてしまいました。
調べたところ、どうやらタランティーノはラストで2人を死亡させる予定だったそうで。それをトニースコットが変更してこの形になったようです。
前者の方がストーリーとしては納得できますが、色々とぶっ飛んでいる今作にはハッピーエンドが似合うのかもしれませんね。
演者が豪華ですね。
デニスホッパーとクリストファーウォーケンはさすがでした。画面が締まるというか。
ゲイリーオールドマンのクレイジーな雰囲気も良かったです。
ブラッドピットも脇役ですが、演技が上手いというか役に溶け込んでいる感じが凄い。いろんな役を見てみたくなりました。
ハンスジマーの音楽がかわいい感じで好きでした。作品の内容とミスマッチな平和な音が双方を引き立てあっているように感じました。
良い部分もたくさんあるのですが、好きな人はめちゃくちゃ好きになる一方、私のように合わない人もいる作品だと思います。
ディレクターズカット版視聴。 ステキな恋愛物語と思いきや、なんとバ...
ディレクターズカット版視聴。
ステキな恋愛物語と思いきや、なんとバイオレンスアクションですか。しかしこれが面白くて片時も目が離せない。やっぱり人間はエロとグロ(暴力)が大好物なのね。ラブは意外や純でした(笑)
華やかに脇を彩る出演陣が楽しい。
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