動物と子供たちの詩
劇場公開日:1972年3月4日
解説
不良少年たちの心に灯った動物への慈悲は、残酷な結末を招いてしまう。製作・監督は「招かれざる客」のスタンリー・クレイマー、グレンドン・スウォースアウトの原作をマック・ベノフが脚色、撮影はミシェル・ユーゴー、音楽はバリー・デヴォーゾンとペリー・ボトキン・ジュニア、編集はウィリアム・ライオンが各々担当。出演はバリー・ロビンズ、ビル・マミー、マイルズ・チャピン、ボブ・クレイマー、マーク・バハニアン、ダレル・グレイザーなど。
1971年製作/アメリカ
原題または英題:Bless the Beasts & Children
配給:コロムビア
劇場公開日:1972年3月4日
ストーリー
頑健な身体を造るためのアリゾナ州ボックスキャニオン、ボーイズ・キャンプの中にコットン(バリー・ロビンズ)、テフト(ビル・マミー)、シェッカー(マイルズ・チャピン)、ラリー兄弟(ボブ・クレイマー、マーク・バハニアン)、グッデナウ(ダレル・グレイザー)の落第グループが混じっていた。まともなのはコットン1人で他の5人は何をやらしても失敗ばかり。6人の親たちはいずれも旅行がちだったり、離婚したり、仕事に忙しくて子供は放任しっぱなしで、すっかり見離されている。キャンプでもやっかいものだった。ある日、野牛牧場で野牛たちが遊技狩猟の目的で射殺されるのを目撃した6人はショックを受け、監視の目を盗んで野牛たちを逃がしてやろうと決意したのだ。かなり遠い牧場への途中、トラックを失敬した彼らが、山や谷を越え、牧場までもう少しというところでガソリンが切れてしまった。6人はくじけそうになりながらも、コットンをリーダーに力を振り絞って丘を登り切ると、下に野牛牧場が広がっていた。6人は早速、柵を壊して野牛を追い立てた。ところが野牛はいつまでも柵のまわりをウロウロしている。いらだったコットンが車に飛び乗り野牛の群れに突っ込んだ。その時騒ぎを聞き付けたハンターたちがやってきて、一斉に銃を発砲した。しかし射たれたのは運転中のコットンだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- スタンリー・クレイマー
- 脚本
- マック・ベノフ
- 原作
- グレンドン・スワザウト
- 製作
- スタンリー・クレイマー
- 撮影
- ミシェル・ユーゴー
- 音楽
- バリー・デ・ボーゾン
- ペリー・ボトキン・Jr.
- 歌
- The Carpenters
- 編集
- ウィリアム・A・ライオン
- 字幕
- 太田国夫
-
Teftビル・マミー
-
Cottonバリー・ロビンズ
-
Sheckerマイルズ・チャピン
-
Goodenowダレル・グレイザー
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Lally_1ボブ・クレイマー
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Lally_2マーク・バハニアン
受賞歴
第44回 アカデミー賞(1972年)
ノミネート
主題歌賞 |
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