田園詩
劇場公開日:2023年2月17日
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解説
旧ソ連ジョージア出身の名匠オタール・イオセリアーニが、フランスのパリに活動拠点を移す以前の、1975年に手がけた長編第3作。のどかな田舎の村を舞台に、都会からやってきた楽団と村人たちの交流を通して、自然と人間とをみずみずしいタッチでとらえた映像叙事詩。
ジョージアのとあるのどかな農村に、首都トビリシから弦楽四重奏団の若者たちが夏合宿にやってくる。村人たちは音楽家の一行に興味津々で、あれこれと接点を持とうとし、音楽家の若者たちも練習をしながら村人たちと交流する。彼らが宿泊する家の娘エドゥキは、幼い弟や妹の面倒を見ながら、音楽家の若者たちの世話もしていた。エドゥキは自由で都会的な若者たちにあこがれ、楽団のチェリストの青年に恋をする。楽団内での仲たがいや隣家とのもめごとなど、いくつかのトラブルが起こりながらも夏は過ぎていき、やがて楽団がトビリシに戻る日がやってくる。
エドゥキ役をイオセリアーニ監督の娘ナナ・イオセリアーニが演じている。
1975年製作/98分/ソ連
原題または英題:Pastorale
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2023年2月17日
その他の公開日:1995年4月8日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- オタール・イオセリアーニ
- 脚本
- レバズ・イナニシビリ
- オタール・イオセリアーニ
- オタール・メフリシビリ
- 撮影
- アベサロム・マイスラーゼ
- 音楽
- ティムラズ・バクラーゼ