デモリションマン
劇場公開日:1994年2月11日
解説
犯罪のなくなった21世紀の社会を舞台に、2人の男の宿命 の対決を描くSFアクション。監督はリドリー・スコット門下のCFディレクターで、本作が初の劇場用映画となるマルコ・ブランビヤ。製作は「リーサル・ウェポン」「ダイ・ハード」シリーズのジョエル・シルヴァーと「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」のハワード・カザンジャン、マイケル・レヴィ。脚本はピーター・M・レンコヴ、ロバート・レノウ、ダニエル・ウォーターズの共同。撮影は「クリフハンガー」のアレックス・トムソン、音楽はエリオット・ゴールデンサルで、主題歌はスティング。美術は「ブレードランナー」のデイヴィッド・L・スナイダー、衣装デザインは「太陽の帝国」のボブ・リングウッドが担当。劇中の未来車のデザインは大手自動車メーカー、ゼネラル・モーター社(GM)の協力による。主演は「クリフハンガー」のシルヴェスター・スタローンと「ライジング・サン」のウェズリー・スナイプス。共演は、舞台・TVで活躍し、本作が映画デビューのサンドラ・ブロック、「ファイヤーフォックス」のナイジェル・ホーソーン、「ジャッジメント・ナイト」のデニス・レアリー、「バートン・フィンク」のグレン・シャディックスら。
1993年製作/アメリカ
原題または英題:Demolition Man
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1994年2月11日
ストーリー
1996年、ロサンゼルス。デモリションマンの異名をとる刑事のジョン・スパルタン(シルヴェスター・スタローン)は、ビルに立てこもった凶悪犯サイモン・フェニックス(ウェズリー・スナイプス)を逮捕したが、その際、30人の人質を死なせてしまう。スパルタンは責任を問われ、フェニックスと同様に、70年もの冷凍刑に処せられた: 。2023年。社会はすべてコンピューターで管理され、市民は快適な生活を送っている。コクトー市長(ナイジェル・ホーソーン)の政策によって犯罪や暴力は姿を消していた。仮釈放を審議するための聴問会に出席命令が出て、36年ぶりに解凍されたフェニックスは、看守たちを殺して逃走する。だが、凶悪犯罪に対処する術を持たない警察は、フェニックスに手も足も出ない。伝説の刑事が冷凍されたままなのを知っていた女性警官レニーナ(サンドラ・ブロック)の提案で、スパルタンも解凍され、彼はかつての宿敵の追跡を始める。フェニックスは、地下の抵抗組織の制圧をもくろむコクトーの手により冷凍中に脳のプログラミングを施され、さらに凶暴性を増していた。スパルタンは冷凍刑務所でフェニックスと対決し、葬り去った。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マルコ・ブランビヤ
- 脚本
- ピーター・M・レンコフ
- ロバート・レノウ
- ダニエル・ウォーターズ
- 製作総指揮
- Steven Bratter
- フェイ・シュワッブ
- 製作
- ジョエル・シルバー
- マイケル・レビ
- ハワード・カザンジャン
- 撮影
- アレックス・トムソン
- 美術
- デイヴィッド・L・スナイダー
- 音楽
- エリオット・ゴールデンサール
- 編集
- スチュアート・ベアード
- 衣装デザイン
- ボブ・リングウッド
- 字幕
- 菊地浩司