沈黙の要塞
劇場公開日:1994年5月21日
解説
厳寒のアラスカの大地を舞台に、巨大企業の陰謀に挑むタフガイの活躍を、環境保護テーマも盛り込んで描いたアクション大作。「沈黙の戦艦」のスティーヴン・セガールが初監督・製作・主演の三役をこなした。脚本はエド・ホロウィツとロビン・U・ルシン。製作はセガール、「アウト・フォー・ジャスティス」のジュリアス・R・ナッソー、「JFK」のA・キットマン・ホーの共同。エグゼクティヴ・プロデューサーは「生きてこそ」のロバート・ワッツと、ジェフリー・ロビノフ。撮影は「死の標的」のリック・ウェイト、音楽は「フリー・ウィリー」のバジル・ポールドゥリス、SFX(爆破コーディネーター)は「沈黙の戦艦」のトーマス・フィッシャーが担当。共演は「ハンナとその姉妹」のマイケル・ケイン、「天と地」のジョアン・チェン、「ハートブルー」のジョン・C・マッギンリーら。
1994年製作/アメリカ
原題または英題:On Deadly Ground
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1994年5月21日
ストーリー
アラスカ、イヌイット湾。現地に巨大な石油コンビナートを持つエイジス石油会社の採掘所が炎上していた。石油炎上事故消火の専門家フォレスト・タフト(スティーヴン・セガール)の働きにより被害は未然にくい止められたが、彼は事故の真相を調べるうちに不審を感じる。エイジス社は石油採掘権を巡り、アラスカの先住民族イヌイット族を迫害していた。そんな折り、フォレストの同僚パーマー(リチャード・ハミルトン)が何者かに惨殺された。私欲のためなら自然破壊もいとわない社長のジェニングス(マイケル・ケイン)の陰謀を知ってしまったためだ。ジェニングスの右腕マクグルーダー(ジョン・C・マッギンリー)率いる男たちは、次にフォレストの命を狙う。必死の攻防の果てに撃退した彼は、イヌイット族の娘マース(ジョアン・チェン)親子に助けられる。だが、追ってきた一味の手により彼女の父である族長が殺された。フォレストは彼女と共に巨体な要塞というべき採掘所エイジス1に潜入してこれを破壊、そしてジェニングスを倒した。フォレストは環境保護国際会議の席上で、企業の陰謀を暴き、環境保護の大切さを訴えた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- スティーブン・セガール
- 脚本
- エド・ホロウィッツ
- ロビン・U・ルシン
- 製作総指揮
- ロバート・ワッツ
- ジェフリー・ロビノフ
- 製作
- スティーブン・セガール
- ジュリアス・R・ナッソー
- A・キットマン・ホー
- 撮影
- リック・ウェイト
- 美術
- ウィリアム・ラッド・スキナー
- 音楽
- ベイジル・ポールドゥリス
- 編集
- ロバート・A・フェレッティ
- ドン・ブロチュ
- 衣装デザイン
- ジョセフ・G・オーリシ
- 特殊効果
- トーマス・フィッシャー
- 字幕
- 林完治