ダンテズ・ピーク
劇場公開日:1997年3月8日
解説
火山の噴火の驚異とそれに立ち向かう人々の姿を、最新のSFXを駆使した描いたパニック・スペクタクル超大作。「トゥルーライズ」「アポロ13」の特撮工房、デジタル・ドメイン社が手掛けた噴煙・溶岩・大地の揺れ・火砕流などのリアルかつ凄まじい表現が見どころ。脚本は「デイライト」でパニック状況下の人間ドラマを書き上げて評価されたレスリー・ボーエンのオリジナル。監督には、映画界入りいる以前はオーストラリアの大学で地質学を学んでいたという「カクテル」「追いつめられて」「ゲッタウェィ」のロジャー・ドナルドソンが起用された。製作は「ターミネーター1、2」「トゥルーライズ」のゲイル・アン・ハードとジョゼフ・M・シンガー、製作総指揮はイロナ・ハーツバーグ、製作協力と第二班監督は「フリージャック」のジョフ・マーフィ。撮影は「スピーシーズ 種の起源」のアンジェイ・バートコウィアック、音楽はジョン・フリッツェルがスコアを書き、テーマ曲の作曲は「恋の闇 愛の光」のジェームズ・ニュートン・ハワード。美術はデニス・ワシントン、編集はコンラッド・バフ、ハワード・スミス。主演は「007/ゴールデンアイ」のピアース・ブロスナンと「ターミネーター1、2」のリンダ・ハミルトン。
1997年製作/109分/アメリカ
原題または英題:Dante's Peak
配給:UIP
劇場公開日:1997年3月8日
ストーリー
USGS(全米地質学調査団)の火山地質学者ハリー・ドルトン(ピアース・ブロスナン)は、地震が起こる可能性が極めて高いとされる米北西部、太平洋岸に位置する休火山“ダンテズ・ピーク”の調査のため、その麓の町を訪れた。調査を進めて行くうちに、ハリーは火山の噴火が近いことを確信する。ハリーは、このままでは町全体が溶岩に飲み込まれる可能性があると訴えるが、彼の要請で現地入りした上司のドレイファス博士(チャールズ・ハラハン)率いる調査チームや村人たちは、その危険性に全く注意を払おうとしない。事態を重く見たハリーは町長のレイチェル・ワンド(リンダ・ハミルトン)に直談判し、何とか協力を取り付けることができた。だが、住民を招集した会合の最中、噴火が起こった。町はパニック状態に陥り、ハリーはレイチェルの子供グラハムとローレン、義母のルースを非難させるため、彼らのいる山の中腹に向かった。一方、地震と火山活動で、町は阿鼻叫喚の地獄図に。途中でルースが倒れ、ハリーは残った3人を連れて必死に脱出を図る。ついに全てを飲み尽くす火砕流か始まり、彼らは間一髪で逃れるが、ガレキの山の中に閉じ込められてしまう。しかし、ハリーの活躍で、NASAが開発した発信機で位置を知らせ、彼らは無事に救出された。
スタッフ・キャスト
- 構成
- ロジャー・ドナルドソン
- 脚本
- レスリー・ボーエム
- エグゼクティブプロデューサー
- イロナ・ハーツバーグ
- 製作
- ゲイル・アン・ハード
- ジョセフ・M・シンガー
- 撮影
- アンジェイ・バートコウィアク
- 美術
- J・デニス・ワシントン
- 音楽
- ジョン・フリッゼル
- 編集
- コンラッド・バフ
- ハワード・スミス
- アソシエイト・プロデューサー
- ジョフ・マーフィ
- 特殊効果
- デジタル・ドメイン
- 特殊効果監修
- ロイ・アーボギャスト
- 字幕
- 戸田奈津子